基本的には途中から読んでも分かる内容なのが本作。
が、P23〜 のエピソードは女将(つららさん)が前回登場した際のエピソードを知らないと分かりにくいかもしれません。
登場回数の少ない人が再登場するとたまにこうなります。
でも、こういった事態はホント稀(スイカ割り大会の様な前後編もありますが)。
ほとんどのエピソードが途中からでも楽しめる内容なのはこれまで通り。
んまぁ、その特徴が意味を成すのは雑誌掲載時のみで、単行本の場合は大抵皆さん1巻から読まれますよね?
そして増え続けるヒロイン。
これまでよりローペースとはいえまだまだ増えるよっ!
帯にも「ヒロイン25人越え!」とありますし。
この時点で他の追随を許さないきらら最多ヒロイン数です。
思い出したように登場する伏線再び。
P52なんですが、意外と重要かも?
何かと自由な春日の先生と魔人の関係性。でも、魔人であるプラナはそれを知らない様子。
やはりここでも多くは語られませんが、少なくとも教頭もその関係者なのか?
もしかすると学校全体と魔人に何か関係が?
色々と想像が膨らんでいくわけで。
2巻の感想でも言いましたが、この手のハーレムモノとしては珍しいタイプの主人公。
P89では本人がいないとはいえ自分の好きな人を口に出して宣言。
自分に好意を持ってくれている人たちの気持ちにもかなり気づいていて、その上で絶妙なバランスを保つというある意味神業を展開中。
その一方でその直後に当の茉莉ちゃんはヤンデレ風味に。
この2人、互いに対する感情がそれぞれ別の方向でとびぬけている気がします。
方やバランスを、方や独占欲を。