名言出ました。
P48の「30まで独り者続いたら考える」。
何でしょう、ホントに・・・重いというかなんというか。
読んでいる側でも色々な思いがあるんだろうなぁ・・・というこの一言。
本作中で一番印象に残っているセリフです。
1巻で登場したノラ猫が正式にラムの使い魔「ノーラ」として登場!
それと同時にラムの「お師匠さん」の話題も増加。
常識人であるラムと比較しての「ダメな魔女」という扱いですが、実は本来はそういう魔女がほとんだそうで・・・
「陸上部」こと潤の百合ネタの加速や新キャラ箕輪の薬師寺・父(錠君のお父さん)への恋心などなど、恋愛絡みも複雑さを増しています。
さらに市矢さんとユキさんも再会し・・・
狭い範囲での複雑な人間関係が形成されています。
先生の作品ではこういう限られたコミュニティでの複雑な恋愛模様がよく描かれます。
雑誌等での初見の人にはとっつきにくくなるものではありますが、定期購読や単行本ではこれは大きな武器になります。
この辺りからそういう「愛読者」にとって楽しいネタやお話がぐんぐんと増加しています。
ただラムさんや錠君をイジって楽しむだけではないのです!
当然そっちも忘れていませんけどね♪
そういえば錠君は錠君で「白ストッキング」という個性も誕生。
P45で市矢さんも「子供の教育に悪くなってきた」と言っていますが・・・ホントにね。
小学生たちと中学生達、その保護者達が出会うのもこの2巻。ホント人間関係が複雑だ。
皆なぜか薬局に集合するんですよね。
狭いコミュニティが一層濃くカオスに・・・
「狭い」と言ってもそれは一般的に見てのお話。
4コマ作品としては登場人物の多い大所帯作品。
上記でも言っていますが、それが先生の作品の大きな特徴。
この大きくて複雑な人間関係が3巻以降も一番大切な要素です。