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落花流水 - 4巻

大きな設定の変化やキャラの入れ替え無し。
画風も3巻の中盤以降とほとんど変わっていないという非常に安定した時期です。
ネタも学校行事と百合がメインで安定しています。時々、弓道もやってます。
MAXの中では当然古参ですが、萌え4コマとしても長期連載の部類に入って来た時期でもあります。
キャラの追加はあまりありませんが、保健のセンセの出番が増えました。
あと、3巻の描き下ろしで登場したはーさんとノンちも再登場。
そして、アーチェリー部の結城さん登場!
落花流水では珍しい「S属性」の方。
日工大再度の登場までは、この方が唯一のSネタ担当でした。
この学校は部同士の仲があまり良くないとのことですが、弓道部とアーチェリー部は比較的仲がいいですね。

お馴染の秋穂と水夏の進展具合ですが、この巻からついに水夏が秋穂の事を下の名前で呼ぶようになります。
今まで心の中での変化はありましたが、明確に態度として変化を示したのは初めてかな?
「大切な人」として周囲にもすっかり公認されています。
そんな気持ちに気付いていないのは、当の秋穂ばかり?
水夏の中の秋穂、どんどん大きくなっております。
一方の暁と夕は・・・
夕の発言が徐々に大胆になっています。
普通に聞いているとただのぽやっとした会話でも、よくよく聞いてみると・・・なことも。

この巻では初の「もか(猫)」がメインのお話も(P25〜)。
もかが主人公なので、当然セリフも無し。
珍しいパターンでした。

細かい点ですが、ちょっと感心した所。
P95〜 はスケートのお話。
その頭で水夏の服に血が付くんですが・・・
よくよく見てみると、その後のシーンでもちゃんとその場所に血が付いたままなんです。
漫画ですし、省略したって気が付かないでしょう。
作画に一切手を抜かない真田一輝先生の心意気が現れています!

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