最大のトピックスは何と言っても日工大サイドの堂々参戦!
現在、落花流水は桜庭女子サイドと日工大サイドがあります。
両者が独立して展開され、それぞれに違った百合模様を楽しむ事が出来ます。
実は両サイドが確立されてからがっつり絡んだこともあるんですが、それはまた7巻で。
というわけで、P65〜 は日工大サイドの初舞台です!
最大の特徴は上でも書いた「桜庭女子とは違った百合模様」。
桜庭女子ではゆっくりと進展中♪な秋穂と水夏。それに、既に夫婦クラスの暁と夕。
日工大では全く違い、凛としていながらどこか抜けた所のあるジェーンと真正ドSの雅。
結城もSサイドですが、カップリングでのドSの方は初めて。
いぢめる側と、ついついいぢめたくなっちゃう人。
そして、ツンデレな冴香とアホの子の千尋。
これも今までになかった「素直になれない娘と全く気が付かない娘」という構図。
そして、その傍観者の玲。
桜庭女子では描けなかった全く別の角度の百合コメディが描かれます。
これ以降、基本は桜庭女子サイドですが、時々日工大サイドのお話が挟まるようになります。
この頃、再び画風にちょこっと変化が。
あごのラインがやや強調される風に描かれるようになってきました。
雰囲気も柔らかさが抑えられ、シュッとした印象を受けるような画風になりました。
「画」といえば、P75〜 では春河ファッションショー!
女の子がメインかつ、絵のレベルが高い作品ではそのファッションもまたチェックポイントの一つ。
制服や袴が多いこの作品ですが、私服の回も多く、そのセンスもまた楽しみの一つ。
加えて、この作品の場合は同じ服装でも通常Ver.とちびキャラVer.があるわけで。
デザインも作画も、大変なんでしょうねぇ。
毎巻少しずつ進展の秋穂と水夏。
この巻では水夏の方も秋穂を強く意識しているという描写がP24で早々に。
明確に「かわいい後輩」とは一線を画した大切な存在だという事が水夏自身の口から語られました。
しかも、秋穂自身に対して。
それ以前から「水夏にとっての秋穂」という事が彼女自身の口から語られることはありましたが、本人に対してそれが語られたのは初めてじゃないでしょうか。
秋穂も自分から攻めるのは大丈夫ですが、攻められるのは弱い様子です(相変わらず攻め方の進化の仕方が・・・肉食系?)。
恋の暴走中だけど、実際はただの純情な乙女。ってことですよね。
この巻ではさらにお泊りだったり一緒に赤ちゃんのお世話をしたり・・・
その結果がP56です。
アーチェリー部部長・結城さんのご実家は弓具店!
というわけで、弓道ネタとしても「弓具店」という舞台が使用されました。
弓道をしない人にとってはまさに未知の世界。
こういう「普段触れることのない世界に触れる」のって凄く好きです。
あたしも最近弓を引き始めましたが、この手のお店は行った事が無いです。
よし、そのうち行くか!
でも、大阪唯一の弓具店って結構遠いのよね・・・