初っ端から飛ばしています。アクセル全開!耳かきという日常の中でも特別な行為がテーマです。
しかも・・・秋穂や熟年カップルよりも水夏が。
貴重な水夏の鼻血シーンまで。
凛々しい部長の姿はどこ絵やら。夕さん達の影響もあるとはいえ、段々とそちら側に染まってきていますね。
そして、次のお話は日工大に舞台を移して爪切りスタート。
そこからなぜか王様ゲームに発展して・・・
日常から百合へのスムーズな遷移。これぞ真田一輝先生ワールド。あらゆるシチュエーションから百合へと移っていきます。
洋弓部の結城さんと春河という珍しい組み合わせも。
キャラクターが多いと意外とそれまでがっつり絡んだ事のない組み合わせというものがあり、そこで思わぬ化学変化が起こる場合があります。
この2人がまさにそうですね。
キャラもいつものメンツだけでも6人。日工大もいて、保健のセンセやこの結城さんや。
日工大との完全コラボは前巻でありましたし、こうやってこれまでと違う組み合わせでの新たな魅力の開拓が楽しみです♪
話は変わりますが、P27右4コマ目の春河、アホっぽくて好き。
組合せだけでなく、新たな側面が見えたり、新たに開眼したりも長期連載の魅力。
その代表がP37左でしょう。
タイトルの「おはようございます」に吹きました。
こういうシンプルな一撃に弱いです。
そして、もう一つの魅力である日工大サイドは今日も平和です。
個人的に日工大サイドのお気に入りキャラは玲ちん。
この手の無表情で傍観者的なキャラが好きなんですが、この作品ではそれ以外の皆さんの賑やかな事賑やかな事。
それだけに彼女の存在がより引き立って見えます。
それに、これまでこの作品ではこの手のキャラがいませんでしたしね。
その玲ちんを笑わせて笑顔を見よう!という回があったのですが・・・
本人登場わずか2ページでこの存在感。流石だ。
久々の2校のコラボもあり、2サイド、そして合わせて。その全てで「落花流水」という感じですね。
そしてそして・・・新たな魅力といえば忘れちゃいけないこのレディ。期待のホープ・霧香ちゃん。
相方を引き連れて、新しい世界がここにも開けそうですね。
弓道がつなぐ不思議な百合の輪。
校外でも新たなつながり、はじまってます!
そういえば、身近に弓道が出来るところって探してもなかなか見つからないですよね。
あたしの場合は偶然近くに道場があって、しかも団体に所属しなくても弓が引けるところでした。
お陰さまで実際に弓を引いて秋穂たちがどんな世界にいるのかを体感できました。
けど、それはホントに稀なケースでしょうし、気軽に始められる・・・というわけにはいかないですね。
私が通っていたそのコースもかなりの競争率でしたし、やってみたい人は多いけど入口が狭い上に見つかりにくい・・・という感じでしょうか。
あの凛とした独特の空気、是非とも多くの方に知って頂きたいというのが個人的な希望ですけどね。
笑いの観点からちょっと注目したポイントが1つ。
それがP64の大オチ。
実は冒頭(正確に言えば2本目)のネタがフリになっているんですが・・・
普通の作品なら冒頭のネタを見た時点で大オチがそれにかかる事が容易に想像できます。夕さんが突飛な事を言い出しているわけですし。
と言いますか、訓練された読者であれば無意識でそうしてしまいます。
が、この作品の場合は普段から読者に予測不可能なネタの連続。
結果として、これだけ盛大なフリにもかかわらず、それに全く気付く事が無くて最後に「ああ!冒頭のネタがフリになっていたのか!」と気付くんですね。
この作品ならでは、です。