相変わらず描き下ろしが破壊力絶大。
今回は「無人島」がテーマ。
・・・ド頭の「社風」で早速吹いて勢いよく5巻スタート!
個人的に好きなエピソードはP25〜 の料理の回。
ちーちゃんだけでなくみかちゃんも積極的にボケてきます。
何よりも「ひきにく」のネタが好き♪
ホントどうやったらこういうネタが思いつくんだろう・・・
作中に出てくるちょっとしたセリフやネタも「どうやって作ってるんだろう?」という独特の感性から生まれるもの。
P50の「交通費も出るのよ」とか、P55の「しみんぜいはいっかつばらいがおとくですよ」「歩く抗生物質」といった妙に現実的なセリフがスパイスになっています。
こういうピリリとしたスパイスがまたパンチがあるわけで。
P59/60はその「ピリリ」がメイン。好きだなぁ〜、こういうネタ。
「業界に対するピリリ」もありました。
P69とかは皆が思っていてもあえて口にしないこと。
冷静に考えるとね、そうなんでしょうね。
リアルな人生をゲーム化するくらなら・・・普通にリアルの人生のステータス上げてますって。
同様にP74とかも児童書によくある設定に対するツッコミ。
児童書でなくても「子供に頼るかよっ!」「一般人が何で現場に入ってんだ!」っていう作品も多いですからね。
一般人に事件の内容を漏らすだけで始末書モノですしね、リアルだと。
それにしても、この時の「謎生物」はホント笑った。
この学習教材がリアルにあったら買ってるなぁ。子供に読ませない事は確実でしょうけど。
P91〜 の双六の回はホント好き。
P95右はオチが2弾重ねかつそのオチは無音でシュール。
そこから一気に火炎放射ネタでの畳み込み!
この作品は笑いをこらえられなくなるようなネタが出てきます。雑誌連載時に立ち読みをすると非常に危険。
というわけで、MAXは買って家で読みましょう。