1巻に1人ずつメインキャラが増えていくくらいのペース。
というわけで、新キャラはシスター・ガーネットです。
表紙もアリスと彼女で、ショコラは今回も裏表紙。最初からいるメインキャラなのにずっと裏表紙担当・・・
それについては2巻でもこの3巻でもあとがきにて触れられています。
そういう立ち位置なのです!うん、おいしい。
エミリーに到ってはカバー裏ですしね。
これまでとは違う角度、敵対する存在としての登場であるガーネット。
何度も接しているうちになぜか仲良くなってしまうのはお約束ってことで。
とはいえ、これまでいなかった熱血で真っすぐなある意味「扱いやすい子」。
吸血鬼であるアリスと敵対する筈が、当のアリスにはすっかりなつかれてしまい・・・
来るかどうかも分からないガーネットのために料理まで用意するアリス。
なにげに女子力高いんですよね、この子は。
仲良くといえばガーネットとエミーもあっという間にマブ達に。
途中からの追加キャラでありながら既存キャラとの絡みが非常に大きな役割の子なのです。
3巻ではガーネット絡みのお話が中心となりますので、ますます探偵業はほったらかし。
P91でも「もはや探偵関係なし」と言っていますが、今更な気が・・・
加えて終盤ではガーネットの先輩であるヴァニラが登場。
ホントに3巻はガーネット中心だなぁ。
ただ、このヴァニラさんはショコラの関係者でもあります。
つまり、ガーネットはアリスを狙い、エミリーの友達であり、ヴァニラを介してショコラとも。
物語だけでなく人間関係でも軸になっていますね。
そして、不器用&二重人格とキャラが立っていたエミリーも、巻末描き下ろしでさらに百合方面&オヤジキャラを獲得。
どんどんパワーアップしていますね。
個人的にはP81のイメチェン回とかも印象的でした。
すっかりキャラのイメージが出来上がっているからこそなおのことというのもあります。
服装や髪形が変わるだけで全くの別人に。
以前もお風呂上がりに別人のようになっていましたが、やはりオシャレというのは女の子にとって重要なのです!
そいうところにも気を使うアリス。
最年長だからかもしれませんが、やはり女子力の高い子です。