何と言ってもこの2巻での目玉といえばクゥの後輩、「大津ぱく」の登場!
6巻カバー裏でも触れられているのですが、実は当初から登場予定だったのですが、諸事情から場が温まるのを待っての登場。
本来はミルクさんの立ち位置にいる筈だったそうです。
実連載では当初はクゥの後輩として、その後は南支店の社員としての立ち位置に。
まともな感性を持っているが故の苦労人・・・(P84の様にボケる時もありますが)
また、本作で数少ない恋愛ネタの担当でもあるという非常に貴重なキャラクター。
まだ2巻ではほんのりですが、3巻からは想い人も登場してますますその地位を確立していくことになります。
にしても・・・登場の次の回ではすっかりねこきっさの一員。馴染むの早いなぁ・・・
新キャラ投入を除けば1巻から引き続きファンタジックな日常。
特にぱくの参戦は中頃。そこまでは完全にいつもの日常です。
キャラの特性やファンタジックな世界感を存分に生かしたネタの数々。
先生の他の作品とこの作品が違う感じがするのはこのファンタジックな世界感から生まれるものなんでしょうか。
この画風とフリーダムなネタはねこきっさの世界が最もマッチするのかもしれません。
だからこその長期連載。
そして、その中で変化していくものも。
そう、この作品はゆっくりと「クゥの成長」を描く物語でもあります。
その第1段階として「先輩になる」という成長。
今まで一番の後輩でした。そこからさらに下であるぱくが登場したことで先輩に。
今までとは逆に「指導するクゥの姿」が描かれています。
彼女の成長もまた、この作品の醍醐味なのです。
この2巻では初の前後編も。基本は1話完結ですが、迷子の猫探しのお話は前後編。
実はこの作品、多くはないですが時々こういう風に2話に跨る事があります。
好きなネタシリーズ。
この巻ではこれでしょう。P97左。
ええ、やっぱりミルクさん被害ネタ。とはいえ、これは自業自得ではありますが。
やはり3コマ目と4コマ目の落差の大きさ。そしてそれが静かであること。
これによってインパクトのある笑いが生まれています!
同じくP106右。
いやはや、お見事としか言いようのないネタ。大好きでございます♪
静かでシュール。
そして・・・やっぱりミルクさん被害の巻。
やはりこの人(猫?)は鉄板?