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ねこきっさ - 4巻

表紙は南支店の皆様!
という事で、今回は南支店をメインに描いたお話もあります。特に巻頭描き下ろしも南支店♪
舞台が2つになりさらに賑やかになるねこきっさ。
東支店とはまた違った個性のキャラ達が魅力です。
ぱくは割と支店に関係なくの出演ですが。
野球をした時も東店に混じって登場していましたし。流石は準レギュラー。
そして・・・この子は貴重なまともな感性を持った被害者。
ファンタジーな設定もあってびっくりな方が多い作品の中で、意外と普通の感覚を持っています。
ボケ役が多い中で貴重なツッコミ役。
色々と出番が多くなるのは自然な流れなのかもしれません。

個人的にこの巻のトピックスは「クリムの記憶喪失?」です。
初見の時は初見で楽しいですが、一度事情を知ってから読むとまた別の楽しみが♪
ルーシアの空回りっぷりがまた楽しくて。
必死であればある程、本気であればある程。
ルーシアの友情の空回りシリーズ、すんごい好きです。

そして、物語としても大きなターニングポイント!
実は超重要キャラ?クゥの兄が登場!
何かと「話が進展するきっかけ」のために登場する人。
今回は改めて「クゥの成長」を描くために、そして後の伏線のために登場。
そして、その少し前には・・・まだ姿を表していませんがオーナーも登場。
色々と後のための伏線が展開されています。

個人的に好きなネタシリーズ。
今回はP69右。
笑いがどうこう以上に、「設定を上手く使ってるなぁ」って理由でのエントリー。
ファンタジー設定と「思い込ませてからの裏切り」を上手く使ったネタ。
勉強になります!
そして、「今巻のミルクさん」。もシリーズ化していいくらいですね。
P72の2本です。
やっぱこういうネタ好きやわ〜。
掃除機との奮闘の「動」と「静」という2本セット。
本人と外野と温度差と、2本のオチの温度差。
この2つのギャップが笑いを増幅しているように感じます。

それと、あとがきで触れられていますが、ノベル版もこの頃出ていました。
原作同様賑やかで、ライトな口当たりの作品でした。
ノベル版オリジナルキャラクター達もよろしくです。

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