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あっちこっち - 1巻

最強ツンデレ・・・改め、ツンネコラブコメ!第1話から一直線です♪
空気もネタも画風も当初からほとんどブレていません。
きらら姉妹誌としてはメインキャラに男性がいる事自体が珍しいですね。
親ですら出てこない作品が多く、出てきても被害者役。
色恋沙汰といえば百合が基本の様な世界。それがきらら。
その中で伊御君の様に「メインキャラかつ超ハイスペック」「女性に優しく人気も高い」という、男性読者が嫉妬してもおかしくない最強キャラ。
でも、特に彼に対して嫉妬する声があるわけでもなく「彼がいないと作品が成立しない」というほど。
超ハイスペックだけど控えめ、おまけに超が付くにぶちんの上に「いつだってつみきさんと一緒」。
「彼らしさ」というのが飛び抜けすぎているスペックを中和してマイルドに受け入れられているのかもしれません。
にしても、P102のような「脱がされる男性キャラ」という扱いはホントきららでは珍しいですね。
そして、伊御君とつみきさんといえば「ぽむりん」♪
P30にて早速「無意識で」ぽむりん♪
ちなみに、「鼻血」といえば姫っちですが、つみきさんも結構な頻度で。
つみきさん初鼻血はP89です。姫っちレベルの量はP105が初かな?

本作の最強トラブルメーカーコンビ。あたしも大好きです♪
で、その片方の真宵さんは頭から出ていますが、榊さんの方は後からの登場(巻頭描き下ろしを除く)。
名前だけはP32で出ていますが、姿を現すのはその先です。
実はみいこさんの方が先に登場しているんですね。
榊さんはP43の初詣で初登場です。
これ以降は真宵さんと素晴らしいコンビネーションで作品を盛り上げてくれます(P44で早速のコンビプレー。伊御さんも思わす「お前ら揃うと最強か!?」とツッコミを入れています)。
この作品の賑やかさはこの2人がいてこそ♪
物語の導入やきっかけになることも多いですし、ホントに「落ち着くという事を知らない」という感じ。
それでいて、ホント憎めない♪
この作品の最大の特徴であり武器なのは「連携プレー」。
それぞれの単独のネタ以上に、お互いの持ちネタを連携させることでより威力が増している点。
通常の作品では1人のトリックスターも、2人でやることでさらに倍率ドンっ!
よくある流れとしては
真宵さんや榊さんが伊御君にフリをする → 伊御君の乙女キラー発動 → つみきさんと姫っち鼻血
という一連の流れ(ガード不可)。
こういった連携の基礎になっているのが伊御君とつみきさんの「にぶちん&ツンネココンビ」と、真宵さんと榊さんの「トラブルメーカーコンビ」のコンビネーション。
加えて、榊さんは「一般男性読者の視点」も担っているような気がします。
伊御さんは色々な意味で「一般」ではないですからねぇ・・・

基本メンバーは半分くらい1巻で揃っています。
1話でコアになるクラスメイト4人が既に揃っていて、上記の様に早いうちから榊さんも(榊さんは別のクラスなのです!)。
みいこさんや先生も早速の登場。
実は他のクラスメイト達も『姿だけ』は登場しています。
P75/78の様にモブキャラとして。
本格的な参戦はまた後です!

では最後に。
男性のスーツと女性のエプロンは最強装備!!(文化祭より。エプロンの方は2巻ですが。)

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