メインキャラクターにイズが加わり、リズ達の賑やかな日常はさらに加速!
2巻の頭はこの“イズ”を中心とした物語が展開。
「見た目は日本人なのに、中身はアメリカ人」というイズの文化の違いのお陰で、リズの「日本人以上に日本人」がより強調されたネタも多いです。
こうやって比較することで、単独での「ホントに外国人か?」というネタにバリエーションが生まれる。
勉強になります!や、生かす場所は無いですが!
んで、あっという間にイズも馴染み、4人組となったリズ達の日常です。
そして、最後のストーリー漫画はフォワードに掲載されたもの。
先生の商業初ストーリー漫画だそうです。
桃井&柊のBL(という勘違いをされている)コンビ。
今後は本編でも見事に空回りで大活躍してくれることになります♪
銀四郎さんもコンスタントに登場するように。P70以降は目も描かれ、しっかりと重要キャラとしての地位を確立。
やっぱこの方がいないとこの作品らしくないですよね。
祖父と孫の固い絆はこの作品の重要な要素。最終回に至る道でもこの2人の関係性が大きな意味を持っていますしね。
ホント、羨ましい関係です。
そして、さくら先生も登場。
このクラスでこの性格じゃイジられる・・・と思いきや、イジることすら不憫という事で相変わらずイジられるのは榊原先生。
悪気ゼロのさくら先生もいる上に黒杉率いる濃ゆい小学生達。
教育道の明日はどっちだ?
榊原先生イジりもありますが、黒いネタが結構多いです。
ま〜・・・黒杉のモデルになったのはあの「べのん」とも言われていますしね・・・
「べのん」とは「べのんざべのん」。知らない人はググってみよう!
・・・と言いたいのですが、流石に公開終了しているようです。
モノすんごく黒い小学生を描いた先生の昔の作品。同人時代です。
以前は先生のサイトで公開されていたんですが・・・現在は消えています。
そりゃあもう黒く、その「べのん」をモデルとしていると言われるのが黒杉。
黒いのは名前だけじゃないのさ!
そして、P59のネタ・・・
ホント、可愛い絵柄とは裏腹にネタはすんごく黒いです。
黒いネタって扱いが難しい分、破壊力がでかいですからね。扱いを間違えると、どん引きされるというリスクもありますが。
この絵と黒ネタ、賑やかな日常とシリアス展開のギャップが魅力♪
個人的に凄いなぁ・・・と思ったのはP77右4コマ目。
このひのきの表情、ホント凄い描写だなぁ・・・って。
キャラクター性をそのままにダメ大人の目。
この表情1つで色んな事を表現して。
多分、「あ、この人ただものじゃない」って最初に感じたのはこのひとコマだったと思います。