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うぃずりず - 4巻

メンバー的には一番安定していた時期?
サブキャラでは会長と副会長が登場していますが、それ以外は特に大きな変更無し。
んで、会長達が初登場したこのP17〜 の回はザッピングシステムでお送りしています。
というか、同時並行ですね。同じ方向のネタをそれぞれの舞台でお送りするちょっと変わったスタイル。
この後にもP59〜 のお話でも会長達は出演。そこでも同時並行で話が進むスタイル。
こういう登場の仕方というものを完成させたようです。
で、黒杉みたいな人ってどこにでもいるんですね・・・
その最強かと思われていた黒杉ですが、世の中上には上がいるもので・・・
P15にてやっぱりおっしょさん最強であることが証明されました。
そして、やはりこの方が登場すると物語が動きます。
重要な伏線、しっかりと貼っています。
黒杉はそれだけでなく、雛祭りのお話では珍しく被害者サイド。ホント珍しい。
無論、それだけでは終わらず「一番恐ろしいのはやっぱり黒杉」という感じですが、この子もやっぱり人間なんだな〜って。

先生達の扱いは相変わらず。
榊原先生イジりはもはや定番(さくら先生も無自覚でズッパリ斬っています。P86とか。無自覚だからよりタチが・・・)。
というか・・・この作品、ドSな人多すぎだ!
黒杉に副委員長、保健室の養護教諭。おっしょさんもSではないですが気の強い感じ(や、P78を見る限りSか?)。
女性が強い・・・
割と世の中そんなもんですが。
あと、子供達はナチュラルに残酷です。
割と世の中そんなもんです、ホント。

物語は物凄くゆっくりですが動いています。
この巻でも「リズに深く関係するとある人物」に付いておっしょさんが調査をしており、それが今のリズの生活を大きく変えてしまうものだという事が語られています。
無論、それが何であるのか明確には語られず(当然、読者にはある程度想像出来るような雰囲気ですが)、リズにも秘密のまま。
でも、最後のお話ではリズ自身の夢の中で・・・
物凄く重要な伏線。
そして、物語は5巻に入って一気に展開していくことに!
可愛らしくて基本はコメディ。
でも、ものすんごくシリアスな展開もあり。
伏線の回収と怒涛の展開の5巻へと続きます。

個人的に好きなひとコマ。P31右4コマ目。
じーさん・・・ナイトキャップをかぶって「夢で会いましょう」の一言はナイスすぎ!
なんかシュールな光景で好きです。

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