先生の初の単行本にして、アニメ化まで果たした「日常系」の極み。
1巻・・・というか、第1話からもう「ゆゆ式ワールド」全開です。
ゆる〜・・・っとした日常がド頭から展開。
絵の感じもあんまり変わらないですね。唯の雰囲気がちょっと違う気がする程度です。
基本的に今に至るまであんま変わっていないと思います。
ホントにゆるい日常で、そのためかそれぞれのネタが独立している事が多いというきららなどの萌え4コマ誌では特に珍しい作品形式。
でも、1話に渡ってテーマがある事も多いです。
情報処理部の活動の時はそうですね。
イベントが無いので基本的に日常。ネタも独立しやすいんでしょう。
そう、「イベントなど要らぬ。」と2巻の帯にあるそのままです。
とはいえ、レビューの方でも語っているのですが、P69〜 にて夏休みという事でプールに行くというイベント発生。
まあ、だからと言ってどうだ・・・って話なんですが。
イベントがあろうとなかろうと、どこにいようが何をしていようが、この3人はこの3人です。
そして、日常だからか学生のノリだからか、「分かる分かる」とか「懐かしい」と思う事も。
P93左/P94右はよっく分かります。あの独特の不思議な感覚とか。
それに、私自身も学生時代は仲間たちとアホな事ばっか繰り返していましたし。なんか親近感が。
お母さん、初登場時点で「お母さん」でした。
でも、わかるー。
この生徒にしてこの先生あり、でしょうか。
『友達先生』とは全く違うタイプの生徒に愛される先生。
この人相手なら『寝ぼけて先生を「お母さん」と呼んでしまう』という定番の恥ずかしい失敗をかましてもOK?
こういうほわっとした関係性って羨ましいです。1巻で初登場、初期からいます。
1巻時点ではタイトルにもなっている3人以外での準レギュラーは「お母さん」だけでした。
ネタとしては日常系という事もあり「雰囲気込み」で読んでいると楽しくなるタイプ。
爆笑するタイプではないです。
が、P58の「砂肝うま太郎」はウケた。特にセリフが。
あと、P85のイラスト&コメント。いや、ホントなんでツボに入ったのかまったくの不明なんですが・・・何故か笑いがこみあげて。
イラストとコメントのギャップかなぁ。「ズタズタ」っていう単語が・・・