変わらず日常。ずっと日常。
このクゥオリティーで変わらない日々を5巻に渡る長期間描き続けるってすごいなぁ。
アニメ化されてそれが放送中に発売。
この5巻に収録されている辺りからきららを読み始めたよ、って方もいるかもしれませんね。
P26左で唯がツッコミを色々なパターンから選ぶシーンがありましたが、分かる!
これは自分がやった事がない人でないと思いつかないネタ。
先生・・・やっぱ関西の資本が入ってますね(?)。
そして、「チョイス間違えた!」というこの独特の感じ。
分かる〜♪
この回は全体的に凄く好きです。
笑いのレベルもいつにも増して高かったですし、「分かる分かる♪」というのも多かったですし。
この作品は「マンネリ」や「ネタ詰まり」や「経年劣化」といったものと無縁なのか・・・むしろどんどんレベルアップしているように感じます。
やっぱいいなぁ・・・唯のいる生活。
P52でゆずこが「唯ちゃんは欲しい返しをくれるな」と語っていますが、ホント素晴らしい返し。
この返しがあるからこそ2人が安心してボケられる。
というか、この2人に関しては唯以外に的確なツッコミを返すことは不可能でしょう。
独特すぎる突発的なボケも多いですしね。
P102ではゆずこ自身もそれを自覚した発言をしています。
それだけに、その独特さをツッコミで「誰が見ても面白いもの」にしているような気がします。
個人的にボケ以上にツッコミを重視しています。同じボケでもツッコミ次第で何倍にも膨れる・・・と感じているから。
とはいえ、「ツッコミ無しでも成立するネタ」もあります。
P89左とかが分かりやすいです。
ツッコミ無しですが、ちゃんと成立しています。
学生特有のノリといいますか、「繰っていないネタ」「アドリブ」なのでツッコミの要不要が混じっているのでしょうか。
「学生独特のノリ」といえばP106とかも。
周囲から見ていると訳が分からない!でも楽しい!
そんなノリがますます加速している5巻。
「何も考えずに読める」って、いいですよネ♪
作中でお母さんが高校生の頃の友人とはあまり会っていない、って言っていましたが私の場合は今でも繋がっていたりします。
そう頻繁には会っていませんが、大抵アホな事を一緒にやっています(暴風雨真っただ中でキャンプとか)。
仕事も趣味もそれぞれ違う。けど一緒に集まって同じ目線で気を使わずにアホな事が出来る。
この3人も卒業して違う道を進んでも「たまに会ってはアホなことで盛り上がる」そんな楽しい大人になっていそうです。
ちょっと解説。
P82右4コマ目の「ペッペッぺさん」というのはゴマちゃんでお馴染の「少年アシベ」に登場するキャラクターのことです。
「ペッペッペッ・ソーランアレマ」という名前で芦屋商事(アシベの祖父が社長)の社長秘書でギリシャ人さんです。
4コマ史上最も名前にインパクトのあるキャラクターの1人。