変わりません、ホント変わりません。びっくりするくらい変わりません。
イベントがあるわけでもなく、新キャラが出てくるわけでもなく、ホントにいつもの日常。
それで読者を飽きさせるどころかますます引き付けて離さないこの魅力。
いやはや、大したものです。
個人的に凄く好きなのがP36右のネタ。
特に最後の唯の表情♪
何気ない日常の中である面白い話。思わずこういう顔をしちゃう場面。
そういうのを上手く切り取っているなぁ。
その次のページのおかあさんの「うふふ・・・帰りたい」もまた。
全く別の方向に素朴でパンチ力のあるネタです。
今までもちょこっとお金の話になると・・・な唯の一面がありましたが、それが強く出たのがP83〜 の映画の回。
ちょっとダークな(?)唯の一面が見え、ツッコミの筈なのにツッコまれるという珍しい状態。
そういう一面もある方が人間味があっていいものですね。
普段は「金銭感覚がしっかりしている」についていい面やエピソードが多かったですが(縁の金銭感覚矯正や桂たちとの仲が良くなったいきさつなど)、今回はホントに「お金の話になるとマジになる」というその一面がモロに出るエピソードでした。
そして、その次の回では「2年の3学期」ということでちょっと先の事を考えてみたり。
そういう事をふと考えてみたりするのもこの時期だけの特権。
毎日が楽しい。でも、これから先の事も考えなきゃ・・・
そういう特別な時期ですからね。
そういったお話以外はホントに変わらずいつもの彼女たち。
メインのゆゆゆ3人にお母さん、そして相川さん達。
ずっと変わらない日常。
この作品も特別な設定があるわけではないので、ホントにどこから読み始めてもそのまま面白いタイプの作品。
1話読み切りが基本の萌え4コマですが、意外と設定が分からないと楽しめない作品も多いです。
そんな中、この作品はホントに優秀だなぁ。