変わらぬノリとボケをかまし続ける作品。
作画の変化がなければ多分どこを開いても同じ世界が広がっています。
1本だけ取り出して「さあ、何巻のネタだ?」と聞かれても答える事は出来ないでしょう。
ネタ自体も1本ずつが独立した作品。
本作の貴重なツッコミ(ホントにボケばっかり増えていく・・・)2人、初のツープラトンは3巻P81にて。
この2人がいなくなったらこのワールドは一気にカオスと化しているでしょう。
それくらいボケ過多。
実際に4巻P46でボケが止まらなくなっています。
加藤先生もツッコミですが、登場はそれほど多くないですからね。
ツッコミが少ない事は本人達も自覚しているようで、3巻P87で新たにマナカ(ボケ)が参戦した時もこれから先の苦労を嘆いていました。
キャラ自体もホント多いですね。3巻折り返しで先生ご自身も仰っていますが。
もっとも、アキ自身も周囲の影響かズレてきている点も。
4巻P48(それ以前もありましたが)でエロ本を学校内で男子に手渡し。
・・・一切抵抗感無しでそれを行える時点でこの子も十二分におかしいと思います。
4巻P66でも(周囲の影響と思いますが)「なんでそれの事を知っているの?」と読者がツッコミたくなる発言。
周囲が周囲だといらん知識が意図せずに蓄積されるんでしょうね・・・
まあ、疲れているのもあるんでしょう(4巻P115とかね)。
「妹はひまわり組」の方も基本的にノリは同じ。
ただ、ツッコミ役が兄のシンジから宮本先生(女性)にバトンタッチ(幼稚園内のお話が主ですので)。
こっちはこっちでボケ多数の中ツッコミが1人。
大変だなぁ。
本編とこちらの両方に出ているのはかなみ(時々兄のシンジも)、それと幼馴染のマナカ。
この子はいつの時代もV.S.先生。
素晴らしき冷戦を繰り広げます。
いや・・・対戦相手がいる時点で色々問題がある学校では?特に幼稚園では・・・
その中でも4巻P52右のネタは好きだな〜、シュールで。
下ネタが中心の作品のためか、無言のボケ自体が珍しいです。
大半がセリフでのボケですからね。
お陰でいらん知識が増える一方ではありますが・・・
一生実生活で使わないであろう単語の多いこと多いこと・・・
そうでないネタもごく稀にはありますが。4巻P92左のこれもまたマナカV.S.小宮山先生です。
4巻P159も非下ネタですね。悲しいネタですが・・・
ただ、こういう「下でない」ネタはホントに少ないです。
後の作品では普通のラブコメ調のネタも多くなりますが、この作品では99%が下ネタです。