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妹は思春期

作者 氏家ト全 作者HP
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掲載誌 週刊ヤングマガジン(講談社) 単行本数 10巻(連載終了)
Wikipedia 妹は思春期
チャート
内容 「城島シンジ」の妹、「カナミ」は高校生になったばかりだが、極度の耳年増。
周囲の人間も性に対して異常な人間ばかりで・・・
アニメ化もされた「生徒会役員共」でお馴染の氏家ト全先生の処女作にして代表作。
下ネタ全開でお送りするギャグ4コマ。
下ネタが基本ではあるが、直接描写はほとんどなく(最終回くらい)、“エロ”というよりはやはり“下ネタ”の表現の方が近い。
処女作であり、単に画力が成長しているからと思われるが、作中での絵の変化が非常に激しく、初期と終盤では全く別の作品かと思えるほど。
また、設定等も単に忘れているだけなのか、変わってしまっていることもよくある。
スピンオフ作品として「妹はひまわり組」というカナミの幼少期が描かれる作品(当然下ネタ)があり、これも単行本に収録されている。
大半の人間がナチュラルにエロく耳年増であり、天然な上に意識してボケることが多いため、ツッコミが必要不可欠な作品。
そのため、自然とツッコミであるシンジやアキの出番が多い。
感動や癒しなどとは一切無縁の、怒涛の下ネタで満たされた異色作品でありながら、6年以上・10巻に渡る長期連載作品。
感想 まぁ・・・見事なチャート。
ホントに“思春期”という一言で括れない位の下ネタです。
まず間違いなく人に勧めにくい作品代表です。
それでも、笑いのレベルは極めて高いです。
下ネタは鉄板と言われますが、それ一つをここまで極めるとここまで面白くなるものなんですね。
ま、それでもやっぱり人に勧めにくいのは変わらないんですが。

序盤から中盤にかけて、たまにキャラの区別がつかなくなることもあります(顔が似ているキャラが同時に出演していると特に)。
終盤になると描き分けが明確にされ、そんなことも無くなりましたけどね。
というか、絵が変わりすぎ・・・。
一度、1巻を読んで、その直後に最終巻(10巻)を読んだことがあるのですが、同じ作品とは思えませんでした。
それだけ画力が成長した、ということなんでしょう(後の作品では安定していますし)。

結局、ショーコはSなのかMなのか不明(いや、どうでもいいんでしょうけど。というか、この人は当初は普通の人だと思っていたんですがねぇ・・・)。
色々な意味で、私にとっても異色な作品でした(レビューしたものかどうか散々迷いましたし。最終的に「笑いのレベルが高いから・・・ま、いいか」という結論に達しました。)。
ちなみに、私はこの作品で日常生活に全く役に立たない知識を得てしまいました(普通に生きてりゃ、一生知ることの無い知識なんだろうなぁ・・・)。
単行本 発売日 ・1巻:2002年8月2日
・2巻:2003年3月4日
・3巻:2003年9月5日
・4巻:2004年5月15日
・5巻:2004年12月17日
・6巻:2005年8月17日
・7巻:2006年5月2日
・8巻:2006年12月6日
・9巻:2007年8月6日
・10巻:2008年1月4日
試し読み
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関連項目 ●ジャンル ロングセラー ●チャート 笑い
万人ウケ(低い)
●データ 学校
主婦なお子様
誕生日
血液型
身長
体重
スリーサイズ
●作品研究
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●作者別 生徒会役員共 ●各巻感想 1/2巻
3/4巻
5/6巻
7/8巻
9/10巻

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