作者 | にざかな | 作者HP | 手抜き道(原作) | |
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掲載誌 | LaLa(白泉社) | 単行本数 | 5巻(連載終了) + ファンブック | |
Wikipedia | B.B.Joker | |||
チャート | ![]() |
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内容 |
いわゆるオムニバス作品で、1本ずつがほぼ独立した不条理コメディ。 連載が少女漫画誌であり、画風も少女漫画のそれそのものであるがネタは明らかに吹っ飛んだ最強ギャグ。 そのミスマッチがオンリーワンの世界観を生み出している。 オムニバス形式ではあるが、幾つかの独立したシリーズが存在している。 また、それぞれのシリーズの登場人物が実は関係があった、などという裏設定も多い(知らなくても何ら問題はない。また、関係性はファンブックにて整理されている。)。 前述のように不条理であったりシュールなネタが非常に多く、爆発的な笑いを生みだすことが最大の特徴。 なお、「にざかな」とは原作担当の「にざ」こと「一條マサヒデ」先生と、作画担当の「かな」こと「まさや佳乃」先生の共同ペンネーム。 一條マサヒデ先生は「殺し屋さん」の原作担当でもあり、ネタに近いものがあるのはそのため。 |
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感想 |
この作品もウチのBBSで紹介して頂いたことがご縁で手に取った作品。 ・・・はっきり言って凶器レベルの笑いを生み出す作品。 作画とネタのアンバランスがここまでの破壊力になるのかっ! 不条理でシュールで独特の世界観。 「クスリ」とする作品は多いです。が、「爆笑」を与えてくれる作品はホント少ないです。 この作品は明らかに「大爆笑」タイプ。 笑い以外の何物でもないやりたい放題が詰まった宝箱の様な作品です。 男性誌や萌え作品との大きな違いは少女漫画らしく「作画」と「美形キャラ多数」と「カップルが多数登場」でしょうか。 まあ、カップルや夫婦といってもほぼロクな目に遭っていませんが。 何でしょう・・・羨ましさが全く湧いてきません。 何でしょう・・・特に「安藤」とか。 何でしょう・・・なんでつきあってんだ。 何でしょう・・・特に「夫婦な二人」とか。 何でしょう・・・なんで夫婦やってんだ。 何でしょう・・・この作品。 個人的にツボに入ってしょうがないのは「生物」シリーズ。 これほどに言葉で表現しにくいものは他にないでしょう。 もう、ビジュアルからして説明不可です。 キモカワイイです。そして、究極に笑えるネタの数々。 登場した時の大爆笑率の高さは半端ないです。 それ以外のネタも他では決して見ることの出来ないものの数々。 それだけに「ハマるかどうか」「受け入れられるかどうか」が大きなポイント。 取り敢えず、「少女マンガ誌で連載していた」というフィルターは外してみましょう。 読んでいるうちにその事実をすっかり忘れてしまうネタのオンパレードですので。 や、画風はちゃんと(?)少女漫画ですよ? ただ、いい意味で何も考えずにただ笑うことのできる作品です。 |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:1999年6月 ・2巻:2000年4月 ・3巻:2001年4月 ・4巻:2002年8月29日 ・5巻:2003年3月28日 ・ファンブック:2003年3月28日 |
試し読み | |
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