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もうすこしがんばりましょう - 1〜2巻

序盤は4コマでした。ですが、割と早い段階から1ページ漫画になりました。
というわけで、当サイトの数少ない「厳密に言えば4コマではない作品」です。
扱っている理由は「面白いから」「作者の山口舞子先生の他の作品の多くが4コマ作品」「序盤は4コマ形式だった」「それ以降も1ページ目は4コマ」の4つ。

設定は高校生なんですが、ホント幼く見えます。特にむつは。
いや〜、おバカな子って見ていてホント楽しい。
長く続くと思っていなかったとのことで、初期設定は緩かったです。そのためかややふわふわしたところがあったのですが、徐々に固まっていく。
その過程が見られるのがこの序盤。
ただのおバカのむつが「本格的なおバカ」に、
ただの一見完璧超人のふみが「独創的なトコロ満載の見た目のみの完璧超人」に、
ただの友達イジリ好きのひよが「ふみに幻想を抱くダイエットキャラ」に。
どんどんキャラクターが追加されて、より魅力的な作品に成長していきます。
初期はまだキャラクターも多くなく、この3人とおにんちょくらいでした。
おにんちょは初期からおにんちょだったなぁ・・・
ひよはいつの間にかふみを「キレイな存在」としたがるようになりました(2巻P102でかやのにも言われています)。
2巻P13くらいからその片鱗が見られるように。

2巻の頭では本作最強キャラ(?)の「かやの」が加わります。
あまりにもおバカさんなため登場を制限されるという過去をもつ彼女、初登場からフルスロットル!
こんな純真な子がいたらそりゃイジりたくもなります。
2巻ではさらに後輩の「姫子」も登場。
まさかのむつファン。これでひよとの「むつ争奪戦」という定番ネタが。
今までとは全く違うタイプのネタで新鮮です。
ひよ・・・忙しい子。

冬の風物詩になっている「毛糸のパンツ」も1巻P25にて早速登場。
まさか冬になると毎回のように登場することになると誰が予想したでしょう。
そして、その普及がどんどん広がることになると・・・
当初は「お金持ちの懐くらいあたたかい」とのことでした。
1巻P101では「おばあちゃんとの思い出くらいあったかい」に進化。
やべぇ・・・ものすんごくあったかそうじゃねぇか・・・
これ以降もさらに進化を果たしていくことになります。
「毛糸のパンツ」ではありますが・・・

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