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氷室の天地 Fate/school life - 2巻

折り返しでも語られていますように、本作のメインストーリーである氷室の「秘密」についての物語が動き出します。
ストーリー4コマは1話から順番に読むんだゾ!
その「秘密」についていよいよ氷室本人がこの巻の終盤から積極的に動き出します。
氷室と綾香という本作のメインストーリーの核心に携わるタッグがここに成立します。
これ以降、この重要な要素を絡めたストーリー展開が増していくことになりストーリー4コマとしての色を濃くしていきます。

原作のメインキャラの中では唯一なのかな?準レギュラーとなる遠坂が頭から登場。
とはいえまだまだ顔見せだけ。
ただ、後々氷室たちとの絡みが一気に増加します。
とはいえ原作のメインキャラであるだけに、彼女が絡むと原作に対する知識が必要になる事もある特殊なキャラ。
そうか・・・原作の知識が必要無いのは「モブ」だけの世界だったからか・・・

この巻の大きな行事は幾つかありますが、最初に登場するのはやはりインターハイ。
ここでの出来事が後々また効いてきます。まあ、このネタは使わない手は無いですもんね。
その後の調理実習も前後編。
そしてそして・・・個人的にこの作品で一番大好きな「ガンジーネタ」が飛び出す「世界文化大戦」。
もう、このネタホントに大好き♪何も考えずに大爆笑出来ます。
「それはガンジーじゃねえよ!!」は至言。
これ自体はさらっと触れる程度ですが、2巻の終盤でこれの発展形なのか「英雄史大戦」というゲームが登場。
メインストーリーに大きく絡む話が長期に渡って続くことになります。
それと同時に軍師としての氷室の本領発揮。
ゲーム関連に特化しているのか?「予想通りに動くコマ」で本領発揮なのか?
圧倒的なスキルを見せて活躍します。
この辺りの軍師っぷりが彼女のイメージに強い影響を与えているのは間違いありません。
そして、前述ではありますがこの「英雄史大戦」は続く3巻以降でも重要な要素となっていきます。

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