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氷室の天地 Fate/school life - 8巻

今回は学校を飛び出して、旅行先でのエピソードが前半のメインとなります。
オフの姿は珍しくありませんが、旅先となると話は別。
作中でも語られていますが、「イベント時の氷室のテンション」も見どころの一つ。終始テンション高めです。
旅行といえば修学旅行イベントが以前にもありましたが、今回は完全プライベートということで3人娘のみです。
たった3人。しかも初期からの3人で全く飽きさせることなくこれだけ話を展開させることができるこの技術!
「マンネリ」と戦っている作家さんにはぜひ参考にしていただきたい。

元々雑学豊富な作品ということもあり、旅先も実在の場所かつマニアックな情報満載。
この8巻限定で言えば旅行漫画と言って過言ではないでしょう。
読んで行きたくなった人も少なくない筈(実際に行かれた方もいらっしゃるそうです)。

そして・・・結果こそはまた次の9巻ではありますが、「僕の考えた最強英雄」の第2回の告知はこの8巻に収録!
前回同様、今回も参加させて頂きました。
4コマ誌において作品本編でこれだけガッツリ読者が絡める企画があるのはぱれっとだけ。
いや〜、ホントにありがたいですし、ホントに楽しい♪
単行本派という選択肢もある中、雑誌を買い続ける一つの理由になるかもしれないですね。

時間軸としてはゲーム本編にかかってきているそうですが、本編未プレイな私。
とはいえ、相変わらず本編知識ゼロでも全く支障のない3人娘中心の賑やかストーリー。
そして、やはり必要なのは「ネタを理解する幅広い知識」。
P21の「妖怪ダンボール返し」に大爆笑の私は4コママニア。
「ゆるめいつ」だ・・・。「ゆるめいつ」のネタだっ!
しかもその後あの「ネギスルリ」まで!
出版社の違う作品の、しかもマニアックなネタが登場するとあってはあたしとしてニヤニヤが止まらないのは仕方がないでしょう。
そう、この作品の一番の醍醐味は「知っているネタ」や「好きな作品のネタ」が出てくるこの瞬間ではないでしょうか。
知らないネタに触れて世界を広げるのもの楽しいですが、そのまま直観として楽しい「既知ネタのパロディ」が最高♪

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