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マジでカガク

作者 あらたとしひら(「ZUN」氏は原案として参加) マジでカガク
作者HP
掲載誌 まんが4コマぱれっと(一迅社)
単行本数 2巻(連載終了)
Wikipedia
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チャート
内容 高校生になったばかりの「杏こもん」の幼馴染は自称マッドサイエンティストの「古衣みらい」。
それだけでも賑やかなのに魔術的なものを操る「十二月のえる」が転校してきて・・・
方や研究対象として、方や生贄としてこもんを狙うマジとカガクの賑やかな高校生活が始まる。
さらにクラスメイトの「紺野りりお」がそれを傍観して・・・
賑やかで百合風味なドタバタコメディ作品。
研究対象だったり生贄だったりするけれど、友達だったりそれ以上だったり・・・?

ぱれっとのリニューアルの際にスタートした作品群の一つで、その中でも看板作品的な立ち位置の作品。
なお、単行本はこの手の作品としては珍しく描き下ろしは無く、ぱれっと本誌およびぱれっとonlineの掲載内容のみ。
ただし、カラーページが再現されている。
感想 ぱれっとがリニューアルする際、「新連載8本同時スタート!」と大々的に打ち出していました。
そのリニューアル第1号の表紙を飾ったのがこの作品。
つまり、リニューアルの目玉だったわけです。
事実、宣伝でも頻繁に登場し、同誌の主力作品の一つとなっています。

内容としては前作の「東方儚月抄 〜月のイナバと地上の因幡」同様に賑やかなコメディ。
こもんを巡ってみらいとのえるのマジとカガクのバトル!・・・だったり仲良しさんだったり。
基本、仲良しさんの様な気がします。
研究対象だったり生贄だったりと言っていますが、傍から見ているとお気に入りの女の子を取り合う図?
賑やかと言っても、画風もあるのでしょうが何かほのぼのテイストです。
直接対決を行った1巻P60/61のまた可愛らしいこと可愛らしいこと。
・・・前作の兎にしても今回にしても、私、「小さくて可愛い生き物」に弱いなぁ。
それ以前に、この方は画風そのものが可愛らしいですね。
全体的にコマ内もごちゃっとせずすっきりしていて読みやすいですし。

元々「科学」がコメディと相性がいい事は多くの作品が証明してきたこと。
加えて対極にある魔術もまたしかり。
可愛らしい画風と賑やかなコメディが融合した「ぱれっとらしい作品」という感じです。
雑記 1巻は2012年8月号の内容まで・・・と奥付にあります。
が!実は・・・2012年10月号の内容も入っています。最後のお話ですね(9月号はお休みでした)。
正確に言えば、10月号では2話掲載され、その1話目が単行本1巻に掲載されています。
その結果、そのお話は「単行本に収録された後に雑誌掲載される」という非常に稀な変遷を辿ることになりました。
ん〜・・・もしかして9月号に入れて、最新の内容も単行本に収録・・・という形にしたかったけど、雑誌の方には間に合わなかった・・・とか?
その辺りの事情は不明です。
単行本 発売日 ・1巻:2012年7月21日 試し読み
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●作者別 東方儚月抄 〜月のイナバと地上の因幡 ●各巻感想
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