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すこあら!

作者 三ツ雪柚菜 作者HP
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掲載誌 まんが4コマぱれっと(一迅社) 単行本数 2巻(連載終了)
Wikipedia すこあら!
チャート
内容 生粋のゲーマーである「天取こあら」、ゲーセンの娘「高山みずほ」、ツンデレ令嬢「蜂田紗璃奈」がゲームを通じて友情を育む4コマ作品。
2巻ではさらに留学生や関西からこあらのライバルも登場する。
レゲーから(連載当時の)最新まで、家庭用からゲーセンまで、あらゆるテレビゲームがネタとして登場することが最大の特徴。
そのジャンルは幅広く、また、さりげないシーンにこっそり差し込まれている表現すらゲームに関した小ネタになっていたりする。
全体的にレゲー(ファミコン世代)を使った小ネタが多く、スぺランカーやパワーグローブ、今や伝説のバーチャルボーイなど、ゲーマー思わずニンマリな作品に仕上がっている。
掲載誌が「ぱれっと」ということもあり、若干百合要素やお色気もあるが、メインとしては“女の友情”が強く描かれている。

作者にとって、初のオリジナル作品であり、初の連載作品。
また、「ぱれっと」の立ち上げ時の参加作品でもある。
感想 私はゲームに関しては結構疎い方です。相当有名な作品や、PS(初代)までのRPGならある程度は・・・というレベルですね(最後にやったゲームは確か「テイルズオブエターニア」だったと思います。その時まではヘビーゲーマーやったんですがねぇ・・・以降はぱったりと。)。
そんな私でも楽しむことが出来たのですから、ゲーマーの方ならそれはもう楽しんで頂けるでしょう。
まあ、この作品きっかけで少し調べたりもしたんですが(ファミリーコンピューターロボットとかね)。
多分若い人よりも、作者さんに近い年齢(作者さんは84年生まれ)か、それ以上の方の方が楽しめるんじゃないでしょうか?
全体的にそれくらいの世代向けのネタが多いです。
キャラを使った笑いもありますが、基本的にはやはりゲーム関係のネタがメイン。
まあ、そういうわけである程度、的を絞って入る印象ですね。

ネタ以外の何気ないところにも無数のゲームのネタが散りばめられていて、かなりマニアックなものも多いです。 レゲーやゲーム雑誌など、かなり難易度の高いモノも。
そういうのを拾ってにやりとする、なんて楽しみ方もあります。
「雑記」でも書いている『ぬるま湯音速弾丸』さんではそれらの元ネタを丁寧に解説されていますし、それと照らし合わせながら読むのも楽しいです。
当然、女の子達がワイワイきゃっきゃとゲームを通じて友情を深める作品、として読むのもアリです。
2巻のあとがきに「この漫画の一コマが、子供の頃友達の家に集まって、みんなでゲームしたことを思い出すきっかけになることを願って」とありますが、まさにそんな作品。
最初から最後もまでゲーム。そして、ゲームで繋がる友情です。
大人になっても親戚が集まってマリカー大会や桃鉄大会、なんて家庭もありますよね。
最近はグラフィックや声優さんにばかり注力したゲームが多いですが、「皆でワイワイやれるゲーム」なんてのもやっぱり人気。
なんだかんだで子供にとっては大切な「コミュニケーションツール」。
そんな魅力をぎゅっと4コマにしたような作品です。

それにしても、10年前(5歳くらい)で「たけしの挑戦状」を自力クリアするとは・・・。
なんて根性の入ったお子様だ!(流石に私でもこのゲームの鬼畜さは知っています)

4コマ作品のWikipediaは私にお任せ!というわけで、今回もそちらをどうぞ。毎度のことではありますが、単行本の情報と登場人物の紹介を書いておきました。
雑記 えー、私はゲームに関して(特に最近のモノ)にとんと疎いです。
そういうわけでこの作品にちりばめられたゲーム元ネタは自力で回収不可能やなぁ・・・と思っていたのですが、どうやら他の方が既にやってらしたようです。
そんなわけで、紹介しておきます。
『ぬるま湯音速弾丸』
凄いなぁ・・・よくこれだけ回収できるもんだ。

 ※現在閉鎖されています。

上記閉鎖を受けて当方で可能な限り元ネタを調査しました。
その名も『すこあーら!』
ゲーム、特にハードやレトロゲは完全に専門外なので過去最大の苦労レポートに・・・
単行本 発売日 ・1巻:2008年3月25日
・2巻:2010年4月22日
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