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本屋のほんネ!

作者 なつみん 本屋のほんネ!
作者HP なつみんブログ
掲載誌 まんがライフWIN(竹書房)
単行本数 3巻(連載終了)
Wikipedia
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チャート
内容 百合好き男子・801ちゃん・H本マイスター・ロリっ娘・安眠第一・羊・・・
個性豊かな店員達による本屋の日常を描く作品。
登場するキャラクターは全員が趣味嗜好が強く、舞台は本屋。
そのため、それぞれの好みがストレートにネタとして表現される。
テンション高めでネタ色も強く、4コマ目は必ずオチを付ける。
それ以外にも、様々な点で個性の溢れている作品。

新河岸 龍太郎
キャラが濃い!(1巻P47・4コマ目)

元本屋アルバイターの先生が送る至極の本屋コメディ。
先生にとって初の4コマ単行本(4コマ以外では既刊あり)。
感想 先生の作品をご存知の方ならお分かり頂けると思います。
キャラの個性爆発!です。
これまで「やおよろっ!」(コマ割り)やタイムで「うえぽん!」(読み切り)を手掛けるなど、兎に角個性的な作品が特徴の方。
可愛らしい画風と突き抜けた個性を持ったキャラの必笑コンボです。
ちなみに、この作品は擬人化シリーズではないですよ。
まあ、羊が擬人化したりはありますが(詳しくは単行本1巻を読もう!)。

実は連載開始時から注目していた作品です。
「これは期待の新作が始まった!」ということで、トップページでもフライングレビューをしたり。
その時の一文をパク・・・借用すると、
『タイトル通り、本屋さんが舞台で、「WORKING!!」のように濃い人たちの職場での人間関係を描く作品。
全員が突っ走った趣向をしていて、そのぶつかり合いが主なネタ。
百合作品が好きでエロスが苦手な兄ちゃんに、BL大好き眼鏡少女。エロス好きのほんわかお姉さんに、やる気の無い店長。
本屋が舞台ということで、互いの趣味がグイグイ出ます。
そのぶつかり合いが濃いコメディになっているんです♪
形式としてはワイド4コマで、毎回4コマ目の枠外にもエクストラなお遊びが。
絵も読みやすく、テンションもやや高めのにぎやかな作品です。
何も考えなくても感性で笑えるタイプの作品で、毎回4コマ目にオチがしっかりと付いた「4コマらしい4コマ」です。 』
はい、この通りです!あれから連載を重ね、新キャラも増えましたが、「にぎやかな本屋コメディ」絶好調で続いています。

Web連載ですので、上の「掲載誌」をクリックして頂けるとすぐに読む事が出来ます。
掲載からしばらくすると消えてしまいますが、第3話までと最新の4話は常に読む事が出来ます。
試し読みしたい方はそちらをどうぞ!
ここで文字を重ねるより、そちらを見て頂く方が手っ取り早いです(やべぇ・・・このサイトの存在意義を自分で全否定した)。
キャラクターの紹介もそちらでされています。

枠外のネタ
4コマ目枠外にもネタが(1巻P27・4コマ目)

色々と特徴が多いです。
キャラの濃さや個性的なネタもそうですが、まず見た目から言うと「ワイド4コマ」であること。
上記のフライングレビューの時にもちょっと触れたのですが、通常より幅があるので1ページに1本のスタイルです。
この幅を活かした空間や間、動きのある作風です。
特に私は「笑いとは“間”を上手く使うもの」という大阪気質が強いです。
若手の方は間を恐れてネタを詰め込む方も多いですが(不安な人ほど言葉数が多いのと同じです)、「間」を使いこなすことで笑いは何倍にも膨れ上がります。
この作品はその「間」を上手く使っている作品です!
加えて、これも既述ですが4コマ目の枠外に必ずエクストラなお遊びが。
通常の4コマはその4コマの中で笑いを取ります。
人によってはタイトルと併せて笑いを増幅させます。
この作品はそれに加えて「枠外」も武器に使います。
なんでしょう、「遊び方を心得ている」という感じです♪
単行本 発売日 ・1巻:2012年11月7日
・2巻:2013年9月6日
・3巻:2014年7月8日
試し読み 竹書房 -TAKESHOBO-:1巻
竹書房 -TAKESHOBO-:3巻
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