作者 | みなづき忍 | ![]() |
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作者HP | ![]() |
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掲載誌 | まんがライフオリジナル | |||||||||
単行本数 | 2巻(連載終了) | |||||||||
Wikipedia | ひみつの花園 (みなづき忍の漫画) | |||||||||
チャート | ![]() |
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内容 |
両親が海外出張で日本を離れるため、姉の「三園紅葉」が住み込みで働いているお嬢様学校の寮である『第二花園寮』に住む事になった「青葉」。 寮に住んでいるのは典型的なお金持ちのお嬢様「鳳凰院撫子」・元気でさっぱりとした性格の「二階堂杏」・お嬢様らしい喋り方とダイエットを気にする「姫森菜々花」・ちょっと不思議で寡黙な「東宮桜」と個性豊かな面々。 お嬢様とは思えないほどノリがよくて賑やかな彼女たちに囲まれ、気苦労をしながらも段々と順応していく青葉。 楽しくて個性的な共同生活を描いた異色のお嬢様コメディ。 作者らしい読みやすさと楽しさが特徴的な作品。
単行本の巻末には紅葉の高校時代を描いた「シークレットガーデン」が掲載された。 |
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感想 |
「先生のたまご」もそうですが、圧倒的読みやすさです。 賑やかで楽しいお嬢様(+1)の共同生活。 そう、この(+1)の青葉君の存在がこの作品の魅力を最大限に引き出している要因。 唯一のツッコミで唯一の男の子。 でも、小学5年生で皆から可愛がられたり振り回されたり。 でも、一番まともな感性も持っていて、しっかり者さん。 主人公が彼だからこそ、賑やかなお話がゆるりとした纏りをもってライトな作品に仕上がっているような気がします。 お話の多くはアクティブで賑やかなお嬢様達の行動に振り回されながらも、段々と順応したり一緒に楽しんだりしたりツッコんだりと大忙しの青葉君。 そんな関係性を大いに楽しむ内容。 「お嬢様」という色もありますが、「女の子達の共同生活」という色も強いです。 杏や桜のように、お嬢様色の薄い子たちもいますしね。 賑やかで楽しい日常を描いているので、比較的間口の広い作品というのが一番の印象です。
近年では珍しく、髪の色が大人し目。茶髪までです(しかも、多分地毛)。 「お嬢様」ということなのでシックな色調にしているのでしょうか? そういったこともあり、カラーページでも比較的落ち着いた印象を受けます。 キャラクター達も可愛らしく、ネタ風と見事なマッチング。 この画風とネタ風の最強コンボが最大の武器です。 4コマのWikipediaの記事。それを一つ一つ紡いでいくことが使命だと勝手に認識している乃凪いるかです。 本作も勿論書かせて頂きましたー! こちらをどうぞ!! |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2011年4月27日 ・2巻:2012年10月27日 |
試し読み |
竹書房 -TAKESHOBO-:1巻 竹書房 -TAKESHOBO-:2巻 |
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関連項目 | ●ジャンル |
・お嬢様モノ ・小学生 |
●チャート | ・万人ウケ(高い) | ||||||
●データ |
・学校 ・名前の規則(植物) |
●作品研究 | ||||||||
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