作者 | 師走冬子 | ![]() |
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作者HP | ![]() とことこ日記 |
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掲載誌 | まんがライフMOMO(竹書房) | |||||||||
単行本数 | 13巻(連載終了) | |||||||||
Wikipedia | 奥さまはアイドル | |||||||||
チャート | ![]() |
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内容 |
ごく普通のサラリーマン「竹内博嗣」の奥さまは国民的アイドルの「桜井まゆり」。 ごく普通だったり普通じゃ無かったりする夫婦の日常を描く4コマ作品。 作者特有の「元気で明るいヒロイン」が全開の明るい内容であり、登場人物も須く個性的の賑やかな作品。 タイトルは当然「奥さまは魔女」のパロディであり、各話の1本目は必ず「奥さまの名前はまゆり だんなさまの名前は博嗣 2人はごくふつうの出会いをし ごくふつうの結婚をしました だがしかし 1つだけ違っていたのは 奥さまはアイドルだったのです」とモノローグが流れる。 これも「奥さまは魔女」のOPのパロディでありながら、作品の設定の説明にもなっている。
登場人物も多く、個性豊か。 ネタの多くがそのキャラクター性によるものであったり、「アイドルらしからぬ言動」であったりする。 なお、作者にとって初の「夫婦モノ」でもある。 |
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感想 |
なんと言っても先生の作品の抜群の安定感が光る作品です。 本作でも元気な女の子がヒロイン。先生らしい笑顔の似合う活発な女の子です。 女子高生でアイドルで奥さま。最強の布陣ですねぇ・・・ そして、やっぱりいい子なんですよ。先生の作品のヒロインはみんなそうなんですが、人を引き付ける力を持っていながら、本人は無自覚で、それでいて努力家で純真。 この作品のヒロイン、まゆりちゃんも「アイドル」と言うだけでも女の子の憧れの職業。それだけでなく、その仕事に対してもストイックで、それでいながらしっかりと奥さまとしても頑張ろうとしている努力家。 いやはや・・・頭が下がります。 博嗣さん、いいですねぇ。 いわゆる「カレシとしては物足りないけど、旦那としては最高」のタイプですね。 「勘違いされるタイプだけど、奥さんだけはちゃんとその心の奥を理解している」っていう構図もいいですし♪ やっぱこの二人、いいコンビですよね。 それにしても若干28歳で一流企業の課長さん(後にさらに昇進)かぁ・・・ どれだけ優秀なんだ、この人は。
作品全体として、やはりほのぼの感がありますね。 夫婦モノなので「愛情」がストレートに表現できる関係ですし、周囲のほとんどの人間がまゆりちゃんに対し好意的であり、当のまゆりちゃんもそれを素直に受け止めつつも慢心を抱かず明るく元気。 「読んでいるこっちまで元気の出る作品」ですね。 ちょくちょく書かせて頂いておりますWikipediaの記事。今回もあります。作品の詳細についてはそちらを見て下さい。単行本の情報と登場人物の紹介を書いておきましたので。 まさか師走先生の作品の記事を書かせて頂く機会に恵まれるとは・・・。ちょっと膝が震えています。 |
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雑記 |
5巻にてついにアイドル達の奇跡の競演が! そう、本作の双子アイドルエリマリと「あいたま」のとまちゃんがP23にて共演! おお・・・やはり同じ世界の住人でしたか。 今後もアイドル達の共演、楽しみですね! さらに、「スーパーメイドちるみさん」でもお馴染のキャラクター「にゃんこる〜ん」も登場。 ちまき教官も登場し、夢の共演乱舞。 やっぱり、こういう共演って最高のファンサービスですよネ♪ ちなみに「にゃんこる〜ん」は3巻でまゆりんがゲストキャラの声優をやっていますよ。 |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2007年2月27日 ・2巻:2008年3月27日 ・3巻:2009年4月10日 ・4巻:2010年5月11日 ・5巻:2011年10月11日 ・6巻:2013年7月11日 ・7巻:2014年10月27日 ・8巻:2016年4月27日 ・9巻:2017年11月27日 ・10巻:2019年3月27日 ・11巻:2020年8月27日 ・12巻:2021年10月27日 ・13巻:2022年10月17日 |
試し読み |
竹書房 -TAKESHOBO-:5巻 竹書房 -TAKESHOBO-:7巻 |
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関連項目 | ●ジャンル |
・ロングセラー ・家族モノ ・お仕事モノ |
●チャート | ・万人ウケ(高い) | ||||||
●データ |
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●作品研究 | ・師走冬子ワールド | |||||||
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