作者 | 森ゆきなつ | ![]() |
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作者HP | ||||||||||
掲載誌 | まんがライフMOMO(竹書房) | |||||||||
単行本数 | 2巻(連載終了) | |||||||||
Wikipedia | いんどあHappy | |||||||||
チャート | ![]() |
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内容 |
「小梅」は座敷童子。乙宮さんの家でお世話になっている。 ところがまだまだ未熟な小梅は福を呼ぶ力がほとんど無い上にひきこもりで・・・ 何かといい加減な「パパ」・小梅にちょっかいをかけたりお仕置きをしたりする「奈津」・一見一家の常識人「梨津」らと共に小梅の座敷童子ライフが描かれる4コマ漫画。 設定上、話の大半が乙宮家で展開され、小梅のぐうたらっぷりがネタになることが多い。
作者らしい毒の無いファミリーモノといった印象で、他の座敷童子作品同様に、小梅が「家族の一員」として描かれている。 小梅や奈津絡みでゲームの話が出てくるものの、ディープなネタというわけでもなく、「一般的なゲームのイメージとそれに対する子供の反応」という扱い。 絵やネタも非常に読みやすいタイプの作品のため、誰にでもお勧めしやすいタイプの作品。 |
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感想 |
森ゆきなつ先生 × 家族モノ = 抜群の安定感。
ま〜、何んとも安心して読める作品なんでしょう。
4コマ界のアイドル「座敷童子」と可愛らしい妖怪4コマでお馴染の森ゆきなつの組み合わせは最強タッグです。 安定した面白さとほのぼの感、そして読みやすさを兼ね備えた作品です。 毒が無くてほのぼのして、そして最後にはしっかりオチのある「4コマらしい4コマ」です。 毒は無いですが、ちょっとピリッとしたネタがあるのが「タマさん」との違いでしょうか(あちらでも楓絡みのネタはピリリとしたものがたまにありますが)。 主にピリッとしているのは小梅に対するいたずらやお仕置き担当の奈津君。 中学生ということもあり、家族に素直になれなくて、小梅に頻繁にちょっかいを出したりしています。 そして、「家族より食欲優先」の小梅も・・・(1巻P84左は特に顕著。ほんとヒドイわ・・・) でも、小梅もそればかりではありません!そう・・・ちゃんとゲームも大事です!(アカン子や!)
座敷童子がテーマになっている作品は、その性質上舞台が家の中になることがほとんど。 そのため、家族の繋がりが描かれることが多いです。 本作でももちろんそう。 なんだかんだでやっぱり家族の仲がいいんですよね。これも座敷童子パワー? 料理も家族で当番制で、朝は梨津ちゃん、日曜日のお昼はパパ、夜は奈津君が担当。小梅は・・・元気です。 イベントを家族で楽しんだり、キノコ狩りに行って毒キノコと怪我を持って帰ってきたり。 「座敷童子モノ」であると同時に「家族モノ」でもあるんですね。 そういうわけで、何かと和む作品です。 ちなみに、一番ウケたネタは2巻P54右のネタです。貝のあじ・・・貝のあじかぁ・・・ どうも、Wikipediaの4コマ作品担当の乃凪いるかです。 今回も書かせて頂きましたとも。こちらをどうぞ。 ここ半年で4コマ関連の記事が異常に増えたのは私の責任です。 今回も1本増やしました。まだ増やします。 |
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雑記 |
1巻P16右4コマ目の「愛のバケツ」。 これは某お料理バラエティのお約束ですね。 ゴールデンに移ってからバケツが消えてなくなり、番組趣旨も幾度となく変えた結果、終焉を迎えたという残念な番組。 深夜時代は本当に好きな番組でした。余計な方針変更をせず、深夜のまま続けていたらなぁ・・・という番組たちの代表選手(「トリビア」も深夜時代“は”面白かったのになぁ)。 料理は愛だ!愛があればLove is O.K.!! 乃凪いるかと笑本は、座敷童子と深夜バラエティを応援しています。 |
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さらに雑記 |
2巻P19に出てきた貯金箱、皆さんお分かりですよね?そう、「タマさん」の主人公、タマ殿・・・もとい、タマさんデザインなのです。 それにちょくちょく登場する常連さん、同じく「タマさん」に登場する如月先生の担当さん、佐倉さんですね。 ということは、2つの作品はご近所さんかつ時系列も同じなのか・・・ いやいや、早とちりはいかん。 佐倉さん、見た目から年齢が分からないからなぁ・・・(詳しく知りたい方はタマさん1巻を読もう!そして、そのまま2巻・3巻・4巻と・・・) |
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さらにさらに雑記 |
このページの上部でご紹介している作者様のサイトでは「座敷わらしおみくじ」があり、小梅がおみくじをしてくれます。 取り敢えず今年の私は、「錬金術を極める」事になる模様です。 |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2007年1月27日 ・2巻:2009年4月27日 |
試し読み | |||||||
関連項目 | ●ジャンル |
・座敷童子 ・家族モノ |
●チャート | ・万人ウケ(高い) | ||||||
●データ |
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●作品研究 |
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●作者別 | ・タマさん | ●各巻感想 |