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かてきょん - 2巻

2人の関係性はさらに加速!・・・するわけでもなく、いい感じでニヨニヨさせてくれます♪
個人的にP10のエピソードが好きだったり。
なんかね、ちょっとした交換日記みたいで微笑ましくて。
色々と正反対な2人。それがギャップになっていて大きな魅力となっています。
が、根本的なところではそっくり♪
知らない所でも繋がっていたりします。
下の引用画像のシーン、なんか素敵ですよね♪

シンクロ北斗先生
シンクロする2人(P45左3コマ目)新キャラの北斗先生(P62右3コマ目)

2巻からは新キャラクターも数名登場。
P46〜 で高塚家の母が登場。P102〜 では父が登場し、高塚家が出揃いました。
一方カムイ先生サイドでは、家族は未登場ですが準レギュラーとしてもう一人の「白川先生」、北斗先生が登場。
カムイ先生の従兄にしてらいらさんの高校の科学の先生です。
いつも笑顔のらいらさんが苦手とする人間。
あ〜・・・勉強苦手な人に理科バカ(しかも理科について多弁)は確かに相性がねぇ・・・
今までとはまた違うタイプの人で、別角度から2人の仲に変化をもたらす存在。
P69では珍しいらいらブラックを引き出したりもしています。
らいらさんにとって「カムイ先生との比較対象」が登場したという点が一番大きいのではないかと思っています。
それまでも普通の教師は当然いたのですが、カムイ先生の従兄であり同じ理系の人間で教師。
方や「お兄さんみたい」(1巻P35より)、方や苦手な人。
共通点がある比較対象の出現でらいらさんのカムイ先生に対する意識がどう変わるのか。
そして、北斗先生は「らいらさんより昔からカムイ先生と親しい人物」としての存在でもあります。
その辺りがらいらさんにどう影響してくるのかが非常に楽しみなところです(P80とかはその影響の1つですね)。
無論、その逆にカムイ先生の方も・・・ね♪(P96〜)

らいらブラック比較
らいらブラック(P70左4コマ目)自分と北斗先生を比較するカムイ先生(P99左2コマ目)

意識といえばP81〜 のエピソードもそう。
親しい人の普段と違う一面を見るというのはまた新鮮。
「先生」ではない「小学生」としてのカムイ先生を見たらいらさん。
そして、P112でも「先生」でない「普段」のカムイ先生。
こういうのってなんか嬉しいですよね♪
一方でカムイ先生が「ほしいもの」として挙げたのが「らいらさんの100点のテスト」。
でも、本当に見たいのは「100点をとった時にどんな顔をしてなんて言うのか」。
不覚にもキュンとしちゃったじゃないかっ!!

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