いよいよ最終巻。
変わらない日々。賑やかな日常。
穏やかで安定感抜群の男の娘コメディ。
けど、ちょっとした変化も。
新キャラのススム君が登場!
なんとこちらも男の娘。
しかも、みどりさんでも初見は男と見抜けませんでした(人工的なものは感じていました)。
あおい君と違って自ら女装をしている上にあおい君の幼馴染であり、自称ライバル。
「女の子に間違えられるけど、本人は男らしくなりたいあおい君」と「女装シュミがあり、あおい君よりカワイくなりたいススム君」という対比が楽しめるようになりました。
おまけに、ライバルなのに仲がいい2人。
このススム君、登場からすっかりレギュラー化。
あおい君としては友人が増えるわけですし、みどりさんとしてはイジる対象が増えるわけです。
それに加えてモエモエの登場も増えました。
実質的に4人体制で話が進むようになるんですね。
この「4人」というのがポイント。
終盤ではその人間関係が重要になります。
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ススム君登場!(P46右1コマ目) | | 涙の訳は?(P106右4コマ目) |
変わらないイジリがここにある。
相変わらずのみどりさんのあおい君イジリですが、前述のようにそれにススム君も加わるようになります。
楽しそうな日常だなぁ。
モエモエに関してはあまりイジる対象というわけではない様子。
登場自体があおい君やススム君より少ないということもあり、単に機会が少ないだけかもしれませんが。
それに、モエモエに関しては「あおい君はモエモエに女の子だと勘違いされている」「ススム君はモエモエのことが好き」という関係性があるので、直接イジるのではなく「2人をイジッた結果のモエモエの反応にてんやわんやになる2人」というための立ち位置の様な感じです。
どちらにしろ、全員がみどりさんが楽しむためのターゲット?
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面白さを追求するみどりさん(P18右4コマ目) | | 愛されています(P28右4コマ目) |
「男の娘」という特殊なジャンルでありながら、一般4コマ誌に違和感なく連載されるというのはやはり偉業。
しかも、2010年5月号の連載スタートから最終回の2014年12月号まで約4年半。1度も休載することなく。
連載終了も「雑誌自体がなくなる」というどうしようもない事態が原因。
あおい君、町のみんなだけでなく読者からも愛されていたんですね♪