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ゲキカラ文化交流

作者 沼江蛙 ゲキカラ文化交流
作者ブログ 沼日記
掲載誌 まんがタイムスペシャル(芳文社)
単行本数 3巻(連載終了)
Wikipedia
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チャート
内容 全力のボケ。その一言に尽きる。
タイトルから分かるように、カレーをテーマにした異文化交流作品。
しかしながら、登場人物の多くの感覚が明らかにぶっ飛んでいる。
メインとなるのはカレーを何よりも愛する日本人「みゆき」と彼女が足しげく通うカレー屋のインド人「アイシャ」。そして同じく常連のイギリス人「キャサリン」。
彼女たちのカレーまみれなやり取りが基本。
それと並行してみゆきのクラスメイト達とのカレーだらけの会話も描かれる。
また、カレーだけでなくピザやうどんの話題もある。
読むとお腹がすいてくる?割とそうでもない。腹は、よじれる。

ボケ側の人間が多く、通常はみゆきも紛れもないボケ。
しかしながら他の人がボケる場合はツッコミに回らざるを得ないなどボケ比率が非常に高い。
ネタのタイプとしては頭で言っているように全力でボケに行くタイプが多い。
それでいながら一般4コマ誌連載作品らしくそれが気を衒ったものになっていないのは流石である。
感想 ゲストとして初登場した時に一読して以来、大ファンになった作品です。
もう、ボケてボケてボケたおす作品♪
そのボケもまた私好みなんですよ♪
徹頭徹尾笑いを取りに行くその姿勢はまさに称賛に値します。
それだけに、レビューの非常に難しい作品でもあります。
ストーリーだとか構造だとかそういうのは一切ありません。そこにあるのはただ良質なボケの乱舞。それだけです。

1話として流れがある様なないような・・・というゆるい繋がり。
単独で見ても成立しており、一応順番はあるけれど、こだわんなくていいんじゃないかな?くらいの繋がり。
設定だとか覚えておかなければいけないようなのものも特になし。
雑誌を開いてそのまま読んでも特に支障が無いタイプの作品です。
ボケとしても難解なものは無し。
シュール系のボケが多いですが、非常に分かりやすいです。単純に笑えます。
当然ながら話題としてはカレー絡みが多いですが、それだけではありません。
でも、カレー中心です。
笑いの種類としては・・・これほど説明しづらいものはありません。
「とりあえず読んで!」が一番手っ取り早いのは確かです。
それくらい「文字だけでどう伝えるよ、この面白さ?」です。
タイスペはコンビニでも割とあちこちに置いている4コマ誌の中ではメジャーな方なので立ち読みはし易いと思います。
レビューとしてそれでいいのか?ではありますが、「言葉では説明しづらいけど、読めば凄く分かりやすい作品」なのです。
雑記 発売直後にレビューを書こう!と思っていたんですが、ちと遅れました。
理由は・・・売り切れ。
発売2日目に梅田に行く用事があったのでその日に・・・と思ってとらっぽいお店に。
既に売り切れでした。
2日目の午前中に売り切れってことは、1日で全部売れたんかい!人気爆発かっ!
・・・というわけで、なんだかんだあって通販でゲット。そのため遅れたのでした。
あと、通常レビューのファイル名は作品名から取っています。
が、この作品だけは"curry"にする以外の選択肢が思いつきませんでした。
カレーを扱った作品数あれど、ここまでカレー愛溢れる作品は他にないっ!ってことで。
単行本 発売日 ・1巻:2013年10月7日
・2巻:2014年5月7日
・3巻:2015年4月7日
試し読み
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関連項目 ●ジャンル シュール ●チャート 笑い
●データ 誕生日
血液型
●作品研究
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●作者別 照子ちゃんは恥ずかしがり屋 ●各巻感想
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