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恋愛ラボ - 2巻

メンバーが増え、恋愛研究は「漫才」から「コント」に。
そして、一般生徒からの恋愛相談が寄せられ・・・
いよいよ「恋愛ラボ」のタイトル通りの活動に。行ってみると、ここからが本編?
とはいえ、「恋愛ラボ」という名前が付くのはまだ先のお話です。

メンバーが増えたことで「お決まりのやり取り」も定着してきました。
「リコを恋愛の達人と勘違い」からも「見抜いているサヨがリコをイジる」というバリエーションが増え、定着。
特にこのサヨの加入は大きかったんじゃないでしょうか?
「頭の回転が速い」「常識を持った上で他人をイジって楽しむ」という非常に話を展開させやすくする存在。
濃い存在であったり(女子特有の言葉による)攻撃性のため好みは分かれるキャラかもしれませんが、「物語を面白くする」という点に関しては特に欠かせないキャラクターです。
5人もだんだんとキャラが固まり、それが安定。
最強・・・というか、ジョーカー的な存在のサヨですが、彼女の弱点も発覚。
それが実はスズで・・・
そのスズはすっかり「残念な兄がいる」「ハリセン」「小動物」「純真」が固定。
「残念な兄」については先生の「みそララ」も御覧ください。
そちらで活躍されてます。
そして、「それ以上に残念な兄」といえばエノの兄。
この2人の兄のお話は残念なコンボとなってこれからも登場します。残念なツープラトン。
で、ツープラトンといえばマキとエノの恋愛妄想コンボ。
あ〜・・・いるいる、こういう女子。や、人前でやっているのは稀でしょうけど。
憧れのシチュエーションで盛り上がったりね。
そして、それが過ぎると・・・P19の様な新種の妖怪が誕生するわけで。
いや〜、この作品はホントにボケる時が潔いくらいの全力なので大好きです。

アニメでひときわインパクトのあったのが「マキの父」でしょう。
伝説の「ランジェリー」です。アニメ第4話です。原作ではP24。
このネタは「映像」「動き」「歌」が一体となるアニメでその真価を発揮するネタ。
アニメ化によって最も爆発したネタでしょう。
インパクトといえば、その娘であるマキ本人の男装「マキマキオ」が登場。
そういえば以前バラエティ番組で
「はるな愛さんを女性と思っていた男性芸人が『あんなに男心を分かってくれる女性は他にいない!』と言っていた」というエピソードがありますが、そりゃそうだ!
それと同様に、「理想の異性」を演じるのであれば、同性が適任なのかも?

そして、いよいよ本格的に「ラブコメ」も動き出します。
初の男性レギュラーにして「ラブコメ」の重要キャラ。ナギとヤンです。
ラブコメ。そして「リコ本人が覚えていないナギの告白」という大きな伏線。マキとヤンの素っ頓狂な出会い。
全くタイプの違う2人の男子の登場で新しい風が吹きこまれます。
方や告白されたことはおろか存在すら忘れられており、方や訳の変わらないうちに訳の分からない人に振り回され・・・
受難なスタートです。
そして、藤女内でも新聞同好会の2人が登場。
再び生徒会に危機が!
このお話もロングスパンで、2巻のラストで始まり、3巻で本格的に展開していくことになります。

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