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恋愛ラボ - 6巻

表紙ではリコが赤面♪裏表紙でも赤面でバタンキュー♪
というわけで、この辺りから一気にラブ要素が増してきました。
夏休み中ということもあり恋愛相談はほとんど出ません。
全体的にマキの恋愛妄想の暴走もこれまでよりは出番少なめ。
それよりもラブ要素が加速しており、そこにやや寄り気味?という感じです。
とはいえベースはコメディ。ちゃんと笑いも取りつつラブストーリーが展開されるのです。
表紙もそうですしあとがきでも語られていますが、この6巻はリコメインです。そして、時々マキ。

夏期講習がスタート!男女4人夏物語です♪
リコにマキ、それぞれがそれぞれの気になる男子に対する心境の変化が強く表れてきて・・・
マキの方は全くその感情が何なのか分かっていない様子。
「自分はヤンを嫌っている筈」という思い込みと、そうではない一面とのギャップで自分の気持ちが分からなくなっているんですね。
おまけに、普段口が悪いその人の口から(やや事情が特殊ですが)褒められるということでなおの事パニック。
そのきっかけになったのが自分のウソ(というか、言いだせないだけ)というのもあって・・・
夏期講習の最後にはお互いの思い込みや印象も随分変わりました。
そして、それ以上に心境が大きく変化しているのがリコ。
生徒会のみんなに恋愛初心者である事をカミングアウトしてからは乙女モードを全開にすることも時々。
男前。時々、乙女♪(ラムネのビンとか乙女ドストライクでツボです♪)
それが“恋”だということは自覚していませんが、明らかにどう接していいのか分からなかったり、自分の気持ちが分からなかったり。
そして、花火という最高のシチュエーション。
ついには恋愛に関しては素人とかそういう次元でもないマキに気持を見透かされる始末。
それだけではなく、後々に繋がるナギの「マキオ」に関する誤解がここでスタート。誤解は恋愛モノにはお約束なのです。
実は色々な展開や伏線がある本作。読む時は1巻から順番にねっ!

もう一人の男子(?)、久々にダッキー大活躍♪
なんだかんだでインパクトのある存在なのでコメディリリーフにぴったりなんですよね。
それに関するP60のヤンの「そこじゃない」のツッコミがステキ♪
ラブコメということもあり、やっぱり男子の皆さんも魅力的なキャラクターだというのが大きな特徴。
ええ、個人的に「男子」というカテゴリーにダッキーやマキオを含めていますが・・・何か?

なぜかヒットしたネタはP48のスズの「見えないから大丈夫です」・P102「同情ですか?」。たった一言のシンプルな一撃っ!
この子のネタは「ハリセン」と「純粋」。そして、「自虐」。
一方彼女もちょっとだけラブ展開。前者の自虐ネタの直後です。
免疫ない子にこれは効きますよね♪
何でしょう・・・この子のラブ展開はなぜか「ほほえましい」という単語が出てくる・・・
まあ、純粋な小動物と小学生なのでそれは仕方がないのかな?

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