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スーパーメイドちるみさん - 3〜4巻

3巻はポップ・スペシャル・きららと3誌、4巻はホーム・スペシャル・きららと同じく3誌。
並行連載の嵐だ!
4コマ作品でこれだけ並行連載が活発な作品を私は他に知りません。
今考えると、タイム系列ときらら系列の並行っていうのもアリな時代だったんですね。
今だと想像出来ませんが。
そもそも並行連載作品自体が少ないですしね(きらら系列では並行連載自体があり得ない感じですし)。

登場人物の多さ、特にメイド発生率の高さに定評がある本作。
既に大所帯になってきています。3巻の登場人物紹介の時点で9人。
3/4巻では新たなメイドとしてちふゆさん登場。
単純に考えてメイドがいるという事はご主人がいるという事。
そりゃ増えに増えますよ。
とはいえ、ちふゆさんのご主人の登場はまだ先です。
ちふゆさんメロメロの可愛らしいご主人です。

それまでドキリとする事はありましたが、ちるみの事を家族であると同時に1人の女性として意識し始めた大樹。
そんな大樹に片思い中の麗子。
ラブコメ要素が段々と濃くなってきています。そして、この流れは加速し、複雑化し、大きな話になっていきます。
登場人物はこれからもぐんぐん増えていくのですが、それに伴い人間関係も複雑に。
その人間関係の多くが恋愛絡みのため・・・
そりゃ複雑になりますよね。
そのキャラクターとキャラクター同士の絡みが最大の肝になっている作品です。

ネタはやはりちるみの破壊癖が中心ですが(大樹はなぜこの家で壊れるとダメージを受けるプラモの趣味を・・・)、上記の様に人間模様もどんどん増えてきています。
あと、メイドの増加に伴い「お前らホントに普通のメイドか!?」というネタも。
デフォルトで普通ではない方々ですからね。
実は初期は明確なボケらしいボケはちるみだけ。
そこから加速度的にボケ役のキャラが増えた形でしょうか。
麗子は被害者サイドのボケが中心で、ちゆりとのコンビではツッコミという立ち位置。
メイド達はそれぞれ個性が強すぎる事もあって、もっぱらボケサイドですね。
もっとも、本人達はボケているつもりなんて微塵もないんでしょうが。
メイド以外でも個性爆発といえば・・・健君の担任の佐々木先生でしょう。
マイナス方向に個性爆発!というか、教育者としてどうなんだっ!
というわけで教師陣4巻にて一気に登場!
恋愛模様が一気に複雑に。
何せこの中で三角関係ですからね・・・
そして、そのうち1名がちまき教官のご主人。
ホント複雑な人間関係になってきた・・・

人間関係といえばやはりちゆりと麗子のコンビがお気に入り。
この仲良くケンカしなの関係性は安定感抜群♪
4巻P46右とかそれぞれの関係性がよく出ていて好きなネタです。

画風としては最近のものとほぼ同じ。この時期から安定しています。

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