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オトメシュラン

作者 王嶋環 オトメシュラン
作者HP
掲載誌 まんがタイムオリジナル(芳文社)
単行本数 3巻(連載終了)
Wikipedia オトメシュラン
チャート
内容 創作フレンチ・ルボーシェル。
評判のこの店のオーナーシェフ「美空瑤」には悩みがあった。
それは、「イケメン」と呼ばれること。
なぜならシェフは・・・女性なのです!

イケメンな見た目と乙女な心を併せ持つ無自覚男装オトメの他に類を見ないギャップコメディ。
ナチュラルに女性であることを忘れられ(担当さんや王嶋環先生ご自身にまで)、でも自分では乙女だと・・・
そんな繊細で乙女なヨウイジりが基本の作品。
ネタの多くはそれを軸にしていながら、そのバリエーションの豊かさでマンネリを感じさせない技術は見事の一言。
感想 「女の子に見える男の子」は萌え4コマを中心に割と多いです。
が、その逆となると意外と少ないです。
「女子人気の高い王子様系女子」こそいますが、リアルガチに性別を間違えられるイケメンオトメは珍しいのでは?
おまけに中身は超が付く乙女。
加えて全く無自覚に女性の心を鷲掴み!
なんだ、この最強の生物は?ってくらいです。
お客さん(ほぼ女性客のみ)やバイトのエリちゃんは彼・・・もとい、彼女の言動一つにいつもドッキドキ!
ネタもこのギャップや周囲の反応がメインです。
というか、同じ素材のネタなんですが、このヨウさんイジりのバリエーションの多さにはびっくりです。
特定のネタを繰り返し使うのは強い個性のあるキャラがいる作品ではお馴染。
その反面、マンネリ化しやすいリスクもあります。
おまけに舞台もほぼレストラン内に固定。
が、この作品ではホントに様々な角度からのイジり。
「マンネリ」という単語はこの作品とは無縁です。私が大阪人として保証します。
ううむ・・・流石だ。

実は表紙を見ただけの段階では「タイムレーベル」という事もあり、落ち着いた方向の作品だと思っていました。
ですが、実際に手にして読んでみると・・・がっつりネタ!
ウチのサイトの方向は「笑い」ベース。
「グッジョブ!」と叫びたいです。
それに、「性別に関するギャップ」と濃い筈なのに、読み手を選ばないかな?とも思っています。
男性でも女性でも楽しんで読んで頂けます。
どちらの目線からでも、また違った楽しさがありそうです。

とうとう私発進のWikipediaの記事も70を数えるように・・・
そんなわけで、この広いWebの世界で最も影響力がありなおかつ無料の宣伝の場・Wikipediaに新しい作品の追加!
登場人物紹介を中心にこちらに書かせて頂きました!
雑記 先生はブログでWeb漫画も描いてらっしゃいます。
で、日記ネタもあるんですが・・・
やべぇ、同じ関西人だからかもしれませんが、すっごい波長が合う気がします。
実録ネタで久々に大笑いしました。
特に「せんでんまんが」は私大喜びです。
この作品のあとがきも同じテイストで、加えてここでもヨウさんイジりです。
徹頭徹尾笑いをかっさらっていきます。
単行本 発売日 ・1巻:2012年8月7日
・2巻:2013年10月7日
・3巻:2014年8月7日
試し読み
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関連項目 ●ジャンル 料理モノ
お仕事モノ
●チャート 万人ウケ(高い)
●データ
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●作品研究
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●作者別 紫乃先生〆切前! ●各巻感想
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