第1話の天海さん、ちょっと雰囲気が違います。
いつもは表情がころころ変わる様が愛らしいのですが、最初は表情が乏しいというか硬いです。
これについてはP8でも言及されていて、これは当時が読み切りだったから。
それが2009年12月号のジャンボ。
その後、2010年2月号から連載スタートになりました。
それ以来ずっと連載が休むことなく続き、今や看板作品。
実は先生の初の単行本。それがご自身にとっても、雑誌にとっても代表作に。
凄いなぁ。
天海さんの表情以外はホントにブレません。
画風もネタもキャラクター達も。
初の単行本作品にもかかわらずそれだけブレないのはこれまた凄いです。
クラスメイト達も初期から変わらず。
初期は一般の視点がモブの男子達、くらいでしょうか。
井上さん、ド頭から素晴らしいリアクション芸を披露して下さいます。この頃からすっかり天海さんとのコンビが確立しています。
P87の歪みねェッおばあちゃん一筋っぷりもステキすぎ♪
レギュラーも自然と固まり、P30にて上原のブログ、小川さんのゾンビ好きもP62にて、P72で江角の元ヤンも発覚。
人間サイドは早い段階ですっかり固まりました。
霊達も賑やかに活躍中!
ざっと挙げてみましょう。
・井上祖母
・地縛霊
・ステルス障害物(最初は避けていた・バリエーション豊富)
・エロ猫
・風呂場の覗き霊(増員あり)
・全自動引き戸
・親切なラップ音
・不自然な風
・花子さん
・双子の卵
・家庭科室の主
・代返侍
・小型座敷童子
・傘をさした首なし
・鏡の中の人
・マニアックなギャラリー
・奥から二番目のシャワー室のタオル
・大量の子供たち
・3cmのひと
・メリーさん
・あんころもちチョコレートのおばあさん
独自の霊から「花子さん」「メリーさん」といったメジャーどころまで。
代返侍は当初は一発キャラだったのかな?そんな感じでした。後に不動のレギュラーとなります。
でもでも、レギュラー化するのは随分先でした(P78にてマフラーを受け取るワンシーンのみが2回目。P99にてメインで描かれて以降レギュラー化しました)。
ちなみに、毎回のように現れるエロ猫は先生の好みだそうで。
テーマと画風があるのでホントにインパクトのあるネタが多いです。
この1巻で一番好きなのはP75。
もう、このシュールさがクセになる♪
この最強破壊力のネタと心がほんわか暖かくなるお話のコンボは無敵です!
あと、逆の意味でインパクトといえば何と言ってもP101左。
まさかこの作品でこの手のネタを拝めるとは・・・
さて、1巻ではあちこちに「エロ猫をさがせ!」という事で合計16匹のエロ猫が隠れています。
ネタバレになりますが、下記にその16匹とセリフを合わせてご紹介します。
P6:だ
P12:い
P19:い
P22:つ
P28:か
P29:ん
P35:あ
P40:り
P44:が
P45:と
P53:う
P68:ご
P77:ざ
P82:い
P94:ま
P108:す