本作の特徴として、「作品形式が特殊な時がある」というのもあります。
スタンダードな手法としては「前後編」がかなりの頻度で登場します。大半のお話は2話セットです。
そして、もう1つの手法でちょくちょく出るのが「左右で別ルート」。
つまり、同じ時間軸で2つのサイドを並行して描く手法。
2巻の頭でその2つのルートで分かれる描かれ方が初登場しました。
ではでは、2巻で登場した新規の霊達をご紹介。
・電脳幽霊
・上半身(のみ)のお方
・天海さんちの数える手の絵
・乱闘中の手
・天海さんのお買い物友達
・コギャル
2巻では1巻で登場した霊達の活躍が多く、新規の方は多くありませんでした。
代返侍は2巻では頭からすっかり準レギュラー化。
人間サイドの新キャラではリアクション要因として天海さんの父「朝陽」さんが登場!
井上さんに負けず劣らずのリアクション芸の持ち主です。
P31でも言われていますが、天海さんが井上さんに懐いているのって、やっぱりお父さんと似たところがあるから?
「霊が怖い」「見事なリアクション芸」「優しい」「天海さんを気にかける」
うん、共通点が多い。
その井上さんも天海さんが父子家庭と知ってから若干反応が変わったり。
ええ子やー!
涙腺の緩い子ですが、この子の涙は「恐怖の涙」と「感動の涙」。
井上さんはツンデレ全開♪天海さんはデレデレ全開♪
そして、もう1人の新キャラとして山田の兄登場!似たもの兄弟です。
相変わらずシュールでインパクトのあるネタ豊富!
P50左とかパンチが利いていて好きです♪
新規霊として登場したコギャル。
このお話は本作における名作中の名作!もう、ホントに大好きです。
ドラマCDが作成された際もこのエピソードが使われたそうです。
「さきにしんでごめんなさい」
このシーンを読むといつもリアルに涙がこぼれます。
私もこういうの弱いみたいです。
井上さんが「反則よ あんなのッ」とこぼしていますが、ホントに反則級!
元々この頃にはすっかりこの作品の虜になっていて、そこに来てあのお話。
防御不可で私も決壊ダムになります。
このエピソード以降すっかりレギュラー化。毎回のように登場するようになります。
それに伴い相方的存在の代返侍の登場も安定しました。