実は4巻でのミカの参入以降、新キャラクターの増加はありませんでした。
大所帯作品ですが、入れ替わり自体は激しくないのです。
でも、ここにきて「再登場」がありました。しかも、予期せぬ形で。
ミカ(男の子)の憧れの人としての登場。
それが高木さん。信一朗君のお母さんの元同僚で保険の外交員。
・・・元男性。
ミカ曰く、「男心をすごく分かってる」。
はるな愛さんがまだ無名だった頃、出会った若手芸人さんに同じ事を言われたそうです。
そりゃそうだっ!
6巻で誕生した麻子叔母さんの娘の春香ちゃんが登場。
その時の「家族って増えるんだね」という信一朗君の言葉が重くて深いです。
彼については義父との2人暮らしであり、まだ「お父さん」と呼んだ事が無いというのがありますので。
特に後者はこの作品で重要な点の1つ。
普段はそれを意識する必要はありません。忘れていても読めます。
でも、後々やっぱりこの設定や彼の立場や環境が大きな意味を持って来ます。
ラブコメ真っ最中の達也は相変わらず。
まあ、今回は彼もちょっとひどい意志が見え隠れもしましたが(7巻P106)。
・・・ねぇ?
ただ、女子は割としますよね。男子がやるとどん引かれるんでしょうが。
ただ、彼に関してはその直後の悲劇があるのでチャラ?
安定のバレンタインお約束ネタ。
そして、安定の七夕先生。
料理上手な男性はポイントが高いかもしれませんが、「交換」の時に女子を上回っちゃぁ・・・ねぇ?
そして・・・8巻になると新キャラ&主人公のラブコメに変化。
ひろえちゃん危うし!?
新キャラクターは鳥飼小夜ちゃん。
この子の存在がまた色々と波乱を巻き起こすわけで。
なかなか動きが無い主人公&ヒロインの関係に変化をもたらすには新しい刺激が必要だ!ということでしょうか?
・・・結果、ひろえちゃんが1人で大忙しになっただけではありますが。
信一朗君、鈍いにも程があるって。
そして、恋のライバルって「嫌な奴」であればムカつくでしょうけど気が楽。
でも、「いい子」だと凄く複雑。
加えて、「むしろ意中の人よりも自分に懐いちゃった」だと・・・ねぇ?どう対処していいのやら。
ライバル候補に純真な好意の目を向けられるひろえちゃん。彼女の受難はまだまだ続きます。
8巻で動物園に行きましたが・・・もしかして外出系のイベントってこれが初?