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タマさん - 3〜4巻

この物語は幾つかのパートに分かれています。
通常の如月さん家を描いた「現代編」、杏ちゃんらをメインにした「学校編」、如月さんとうららさんの結婚直後でふるるちゃんが生まれる前の「過去編」。
3巻はその過去編からスタート!正確には2巻のラストからが過去編です(タマさんの回想という形)。
若き日の如月先生・・・って、童顔なので変化なし!
そして、思い出話でのみの登場だったうららさんが通常登場。
うららさんの妹で小さな小姑くららちゃんもしっかりと参戦。
「現代パート」からは如月先生とタマさんだけでなく、あの杏ちゃんも幼き日の姿で登場!当然、おばあちゃんもセットで!
そしてP46からは再び現代へ帰ってきます。
1〜2巻でも「現代編」と「学校編」が入り混じっていましたが、これからは3つのパートが混じる形になります。
ちなみ、この3巻と4巻では巻末に特別編があり、「ラブねこ」に掲載されたコマ割り版が収録されています。

話の繋がりが特殊なこの作品。
1巻でふるるちゃんが行方不明になりましたが、それとリンクするお話が3巻P44。
こうやってかつてのお話が繋がっているのが本作の特徴。
過去編も現代へと向かって話が進み・・・
とはいえ、基本的にはこの2冊でのお話は日常です。
最も安定してお話が進む時期。
特に4巻は設定やキャラクターに大きな変化がない時期でした。

はい、シュールなネタが好きです。
というわけで、一発の絵で爆笑を持っていった3巻P27右のネタに乾杯!
カバー裏の「タマ殿」の事も思い出すので笑いが倍増でございます。
んで、ホントこれもこの作品で1,2を争うくらい好きなのが3巻P55。
杏ちゃんの子のアホそうな顔よ!
もう、私大喜び♪
アホ顔といえば4巻P35右もそう。
この子はホント愛すべきアホの子です。

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