『逆流大叔』の感想です。#鑑賞記録【注意】・作品の内容に触れています。・気持ち悪いオタクが書いています。・これは感想です。レビューではありません。続きを読む※日本語字幕のないディスクを見ているため、絶対に誤解がある感想です。・あまり今まで見たことがない吳鎮宇さんのキャラクター(陳龍さん)に、新鮮〜!!!となります。最高!!!・英語字幕を出して見たとき、「あっ!これ、レイオフって解雇ってことですよね!!!!」となってよかったです。英語が分かって嬉しい!!!状況は嬉しくないですが……(私は社会不適合者すぎて自分がいつクビになってもおかしくないと考えているため、解雇されるか、仕事を辞めたらどうするか(失業保険などの社会支援を調べる)については調べていたことで、レイオフが分かったのがあれすぎて笑いました。)・会社の車にめちゃくちゃ私物が置いてあって笑いました。こんなに置いていてもいいんですか?!・かわいいぬいぐるみにパンチしてぷぴぷぴさせている胡子彤さんが演じる威廉さんに若手感があって最高です。でも、ぬいぐるみにリアルな汚れがあって洗ってほしい(しかし、中身を乾かすのが大変なので洗うのは意外と大変で……)と思ったりしました。それにしてもこのぬいぐるみを置いたのは誰なんですか?教えてください。かわいすぎです。ありがとうございます、監督……!!!!・レイオフでぴりつく車内に、空気が辛いなと思いました。・会社〜!!!!戻ってきたら大変なことになっている……ここは見た途端に「帰りたい」と言ってしまいました。いろいろ辛いので……あと責任とか負いたくないので……転職活動して逃げたいです……・黎家泰さんが嫌な上司という感じで、「胃が溶ける!!」と言ってしまいました。もう帰っていいですか?怖いし、あまりに社会すぎるし、私は見ているだけでもくるものがあります。(社会すぎるというのは、社会性が求められているという感覚で、ちゃんとしているように見えないといけないとか、周りの人や物事を把握して真面目にしないといけないとか、自分の好き勝手に行動してはいけない状況に、私が「社会〜!!!!」と感じたのを指しています。)・それにしても、黎家泰さんは悪い意味のあだ名をつけられているのも知っていて、中間管理職って大変……と思いました。(しかし、『狂獣』では西狗さんから廃sirと目の前で呼ばれる上司も出てくるわけで、改めて西狗さんの怖さに気がつきます。上司に面と向かって「お前、こんな風に呼ばれてるんだぞ!」って言えないですよ!)・陳龍さんが隣人家族とごく当たり前に仲が良いというか、食事や家という家族にとってパーソナルなスペースを共有するのが当然になっていて、私から見るとほとんど家族に近い不思議な関係で驚きました。子どもの書類にまでサインするんですか?!日本だったら国語の教科書を音読する宿題とか見てあげていたのかな……などと考えてしまいました。しかし、もしも自分が同じ子どもの立場だったら何だか複雑かもしれないと思いました。個人の性格、考え方、家族への価値観、育った文化に影響されそうですが……(自分が同じ立場だったら、この人はお母さんと仲良くなりたいために子どもの自分を利用しているのか、それとも損得抜きに優しくしてくれるのかと考えてしまって自己嫌悪に陥ったりしそうです。あと、ある程度仲が深まったら暴力振るわれたりしないかとか警戒してしまう……など……いや、これは私が成人したためと、誰も信用できないために思うことなのですが……)・更衣室が……なんか……会社の規模に対して地下の狭い空間っぽくて悲しくなるうえ、天井も低いし、ロッカーの上にはかなり物が置かれていて、何でこんなに?と思いました。もう少しきれいにしてあげてください!・レイオフ対象を言い渡すときの黎家泰さんが、ボードでパイプをかんかんするのが怖くて「社会……」と泣きそうでした。社会というか、会社や労働が嫌なので。・レイオフを言い渡された人が周りに「裏切り者〜!!!!」となるのも、周りの三人も「あ……っす……」で背を向けるのがよかったです。よくないのですが、リアルさとコミカルさに笑ってしまいます。いや、状況はまったく笑えませんが……・ドラゴンボートの練習にめちゃくちゃ嫌そうに参加する陳龍さんと黃淑儀さんに、「わ、分かる……でも、嫌がり方が露骨すぎる!!」となりましま。私は……表面上は頑張る振りをして、次の練習から体調不良でさぼったりします。運動もチームプレーも協力も嫌だから……(社会不適合者すぎて、最低限の頑張る振りだけして、やりたくないこととの関わりや怒られる可能性をできるだけ減らそうとする卑屈な姿勢が最悪すぎる。)・でも、朝食で遊ぶな!!!!食べ物で人を叩くのはだめだろ。(唐突な倫理)・それにしても、何でこの三人は仲がいいんですか?と思います。香港とかだと普通の距離感なんですか?とも思いましたが、私が社会不適合者で日本での人と人との距離感ですらよく分かっていないので考えるのをやめました。・記録されるのでがんばります!になる威廉さんに、私は学生時代の体力テストを思い出してしまい「がんばって……」と遠い目をしていました。周りと一緒に測定しないでほしいです。自分が惨めになるだけなので……・IT系の会社の割に筋肉ムキムキな人が多くて「なんで……?!」と言っていました。ひどい偏見をやめろ。・黃淑儀さんの泳ぎが意外とうまいというか、へたに見せているが、水泳の基礎ができていないとできない泳ぎ方で驚きました。(沈まず、顔だけ安定して水上に出したままの姿勢をキープして泳ぐのは、本当に泳げない人にはできないので。)眼鏡をつけたまま泳ぐのも驚きますが。・アンディ・ラウのコンサートがあるということは、この世界はアンディ・ラウさんはいるけど、吳鎮宇さんはいないのか?!と思ったりしました。香港映画を見ていると、こういうことをよく考えます。・転売屋が警察と勘違いして両手を差し出すところの背景に、警察のポスターが貼ってあってめちゃくちゃ笑いました。この作品はこういう笑いどころが細かくてめちゃくちゃ好きです。香港版を見ているため、私が理解できているのはほんの少しとは思いますが。・月、水、金曜日の朝7:00から練習?!えっ……給料出るか、手当がつくか、出勤7:00からにして労働時間にカウントしてくれます??そうじゃないと……やだ……やりたくない……仕事中に眠くなる……・黃淑儀さんがコーチに悪口を言っていて「だめだろ!!!」とでかい声が出ました。だめだろ!!!・黎家泰さんに威廉さんが悪口と中指を立てるコンボでめちゃくちゃ笑いました。だめですよ!!!!私なら気配を消して、(私は何も気がついていませんが……)という振りをします。オフの日にまで上司と会いたくなさすぎるので。・上司の黎家泰さんが参戦しているのは好感が持てます。こういう会社のイベントは上司も出ろ!!!!と思うので。上司も出ろ。会社の上の立場の人が出なくてどうするんだよ!!!!部下が出るなら上司も出るんだよ!!!(戦国時代?)・こんな練習をしたら肩がバキバキになってしまう……!!!と戦々恐々しながら見ていました。こんなことをしたら肩がバキバキになるので。フィットボクシングを5分しただけで肩も背中もバキバキになった私からすると、本当に怖いです。・黎家泰さんの隣に威廉さんがなってしまったり、コーチに怒られて前に呼ばれる陳龍さんと黃淑儀さんに笑いました。自業自得なので言い訳もできないのが好きです。しかし、苦手な上司の隣になったら……いやすぎる……帰りたい……帰っていいですか?・黎家泰さんが家で子どもとそんなに仲がよくなさそうと思いましたが、本当に子どもから嫌われていると、子どもが自室から一切出てこない、リビングで趣味のことや勉強などしない(なぜなら、親と遭遇するのが嫌すぎるから)と思ったので、まだましな方だと思いました。それでも、黎家泰さんがこう……パートナーのことや「こいつは誰だ?」と子どものことを聞くのは……あんまりよくないですよ……と思いました。結構露骨に不機嫌ムーブしているのも、感情でコントロールしようとしているのを感じてしまい、「いや〜……!!!!」と言っていました。「あなたに話しかけている」とか言われても、子どもからすると圧力しか感じないし、知らないし、ゲームしてるし、話したくない……としか思えないので……大人のことは大人に聞いてほしいです。(過去に大人と大人のやり取りの仲介をさせられて、「こういうことをするのが自分の価値なんだ」「(子どもは保護してもらっている立場だから)やらないといけないんだ」とか思ったり、誰かのためだからしないといけないと感じたりしましたが、冷静になると大人がやれ!!!となります。というか、子どもがやることではないし、精神にくる。)・でも、体がバキバキなのか、黎家泰さんが筋肉痛に効く薬を塗ろうとしていてそこは好きです。それ以外は子どもの目線で見てしまい、めちゃくちゃ複雑になりますが。・留学費用を出す?!えっ……?怖いよ〜!!!!(本当に善意からならいいですが、こう……あの……誰かから好かれたいとか、善意を報われたいとか、そういう気持ちを叶えるための目的があった場合、それが叶わないと逆恨みになりそうで怖い……という意味です。10万程度ならともかく、かなりの大金なのもあり人生や生活に影響を及ぼすレベルの大金を、本当に他人のために使っていいのか……?!という心配があります。)・威廉さんがパートナーにあーんするときのめちゃくちゃ嫌そうな顔に「な、なんで……?!」になりました。人の口の中が見たくないとか、何でパートナー同士のスキンシップだろうがあーんして食べるとかいう面倒くさいことをしないとならないんだとか……まあ気持ちを分かろうとすれば分かりますけど……なんで……?・このときの嫌な顔により、スポーツ選手の道を諦めたことの覚悟みたいな、そういうのをパートナーが理解している(はず)のケーキの場面に「ほ、本当……?大丈夫ですか?何かわだかまりとかないですか?将来とか考えたときにこう……本当に大丈夫……?」と心配になりました。私は誰の目線で見ているんだ。・黎家泰さんがお手洗いで泣いていて、「会社で泣かないで……それも仕事ではないプライベートのことで!!!見たこっちはどうすればいいんですか」とぞっとしました。こういうときどういう顔をすればいいのか分からないのとか言ってしまって、すべてが嘘の綾波レイになるだろ。「『HUNTERXHUNTER』の絶をするしかないだろ!!」とが言ってめちゃくちゃになりました。助けて……!えっ、気まずい……本当に帰っていいですか……?黎家泰さんが陳龍さんに気がつく場面は本当にへたなホラー映画より怖くて胃がぎゅっとなります。吐きそうです。・泣いている上司から金を借りる部下はさすがにクレイジーすぎますが、そもそも会社でこんなに号泣している上司もクレイジーだし、泣いているのに金を貸す判断できるのもクレイジーです。精神がいろんな意味で心配になります。勢いだけで判断してませんか?本当にここの場面だけで情報が多すぎて笑ってしまうし、情緒と感情が乱れて楽しいです。楽しいか?・仕事の車で別の仕事をしていいのか分かりませんが、本業に加えてさらに働く姿に切なくなりました。優しすぎる人を見ると切なくなってしまうので。・最近の若い子はレーザーディスクも知らないの?みたいなノリに「あ?」と声が出ました。CDとビデオ、VCD、フロッピーディスク、ワープロ、MD、カセットテープくらいは分かりますが、レーザーディスクはさすがに知りません。(こういうデッドメディアの知識の有無や、扱ったことの経験の有無で、若者は〜みたいな話をされるのがだるすぎてあまり好きではありません。)・『男たちの挽歌』はいつ見ても最高!!!・夜にボートの練習だ!で、夜の10時に四人で集合って……もう帰って寝ませんか?帰ってお風呂入って寝ましょう!!!(疲れている人の感想。)・夜だろうがサングラスをかけているのは……えっ、香港映画だから……では……?(あと冷静に考えると、光に過敏でサングラスをつけていないと頭が痛くなる傾向がある、などの事情。しかし、作中でこうしたことを連想させる情報がないため除外しています。)香港映画では刑事さんや黒社会の人たちが特に意味もなくサングラスをかけがちなので、いつどこで誰がかけていても「かっこいい〜!!!!最高!!!世界の宝!!!ノーベル賞!!!!」になるので私は疑問にすら思いませんでした。香港映画の見過ぎで脳が壊れたか、脳の神経細胞が香港映画に適応して疑問に思わなくなったようです。・サングラスをかけている理由は、たぶん泣いた跡とか、泣いて腫れた目元を隠すためだと思いますが……そう考えると、黎家泰さんがかなり序盤から泣いていたことが判明して、「もう休んでください……」としか言えなくなります。・ボートの上で携帯電話を投げないでください!!!現場猫が頭をよぎる!・携帯電話……あああ!!!になる気持ちが分かって辛かったです。でも、ちゃんと袋には入れておいてよかった!(そのあとがよくないのだが。)・お前が行けよ!嫌だけど!?じゃんけんで決めるぞ!とかでもたもたしている間に、黎家泰さんが飛び込んでいくところで「えっ…………?」になるのが好きです。このあたりのNGシーンも好きです。・黎家泰さんは本当に死ぬ気だったのかも知れないと思って怖くなります。残された三人の気持ちも考えてください!!!目の前で人が亡くなったとしたらトラウマになるので。・携帯電話は戻ってきた!!あれ、上司(黎家泰さん)は……?になるまでの間が絶妙に長くてめちゃくちゃ笑います。人命<携帯電話の優先順位はやめろ!!!たとえ嫌いな上司でも……うーん……気持ちは分かりますが……(最悪)・威廉さんがすぐに助けに行ってくれたのが優しくて、よかったね……(よかったか?さっきまで携帯電話の方に気を取られていましたが?)と思いました。水場の救助は危ないので、日本なら118に通報だ!!!と調べました。知らなかったので気をつけます。(何の話?)・黎家泰さんが無事に助けられてよかったと思うのも束の間、これ……なんか映画で見る救助?応急処置?とかする?えっ……する?え……誰がする……?みたいな雰囲気で三人とも助けてくれなくてめちゃくちゃ笑いました。助けたならあと少し助けてください!!!せめて救急車を呼んでください!!!!!なんでそこで躊躇うんですか?!!!!・みんなが助けないせいで(?)、黎家泰さんがまた泣いてしまったし……陳龍さんが「また泣いてる」とか言うせいで周りにも「なんでまた泣いてるって知っているんだ?」で黎家泰さんの事情が知られてしまうしで、ろくなことがなくて笑います。こんな最悪コンボは起こらなくていいんですよ。・上司の不幸をつまみにして飲む酒はおいしそうですが、最悪で笑います。何で乾杯してるんだよ!!!いや、私も同じ状況でお酒が飲めたらお酒を飲んで笑顔になりますが……(最悪)・黎家泰さんは人の名前を間違えるのをやめましょう……その……よくないですよ……(分からなかったら素直に聞くのが最善というか、印象が悪くないので。)・人生とか、性別によるなんか勝手な責任感の背負い方とか、そういう価値観の違いで上司に反論する部下はともかく、それにさらに反発して喧嘩を起こす上司って……だめだろ!!!!黎家泰さんは威廉さんに助けてもらったことを忘れたか、知らないんですか?(あと男性・女性のプライド?みたいなのがよく分からなくて「はあ……」としか言いようがなかったです。そういう性別で勝手に重荷を自分で背負ったり、他人に重荷を押し付けたり、責任を感じたり、責任を感じさせたりするのも、自分で勝手に考えてやっているだけなので、勝手にデバフをかけたいなら勝手に自分にかけて他人にかけるのはやめてくださいとしか私は思わないです。私は、せっかくの人生なら考え方一つでかけられるバフをできるだけかけて、気軽に生きていきたいですというスタンスです。考え方に遊び(余裕)がある方がコンフリクトとか矛盾の発生も柔軟に対応できそうなので。)(考え方や価値観をゲームのバフデバフで例えるな。)・黎家泰さんが全然謝っていなくて笑います。大人しく謝りましょうよ!!!・30年前にアスリートだった……2025年の日本だと、30年前は大半の平成生まれが生まれていないですね……ブランクというには長すぎる、若者一人分の空白……と思って辛くなりました。・えっ!!!?喧嘩します!?!!?香港映画だから、殴り合いが始まってしまう!!!やめてください!!!と思っていたら、順当に(?)卓球バトルで安心しました。香港映画で喧嘩=暴力か殴り合いの認識になっていて自分が危ないと思いました。私は香港映画に謝れ。・同僚が喧嘩している隣で、陳龍さんと黃淑儀さんがわちゃわちゃしていて好きです。これはサービスシーンですか……?えっ……?となるので。・唐突に出てきたおじさんのおかげで、喧嘩する雰囲気ではなくなって、やべ、退散!!!解散だ!!!になってよかったです。唐突に出てくるおじさん、本当にありがとうございます……(?)・なんか偉そうな人たちが話す時間が退屈で私は苦手なので、「これが社会……」と思いました。・勢いがよすぎて地上に乗り上げる舟が好きですが、ドラゴンボートで使う舟の価格が3桁万円くらいすると聞いたことがあり「ひえ……」となりました。・大会で腰が……になるところが怖かったです。腰はヤバい。・大会の下位争いをしながらもめちゃくちゃ盛り上がってよかった〜!!!みんながハグしたりしていて「陽……!!!」と思いました。私は怖いので隅にいたいです。それはともかく、黎家泰さんがハグしてきたり、コーチがハグしてきたりで、「えっいいの?!ひえ……」になりました。いや、私は立場とか性別とか関係なく、誰ともハグしたくないですけど……(私は接触恐怖・嫌悪とまではいきませんが、接触したいと思わず、触れられるとかなり驚いてしまうため。)・黎家泰さんのパートナーと子どもも応援に来てくれて……よかった……?ハグしていい雰囲気だったのに、いや、その、触れるのは……みたいになるのが辛すぎて、嫌ならこれから用事があって服が汚れると困るからとか適当に理由をつけて最初から断ってくれ〜!!!と頭を抱えました。辛すぎです。・威廉さんもパートナー(私が使うパートナーはそのときのパートナーの意です。)の人が言ったことに、もやもやしてそうで心配になります。パートナーの人が言ったことも、優しさとかで、悪意があるわけではないのでしょうが、たとえ結果がそんなに出ていなくても打ち込んでいるものがある人にあんまり言わない方がいいのでは?と思いました。(そのため、私は「すごいです!」「お疲れ様です!」とまずベターなポジティブなことを言うようにしています。相手が褒めてほしいのか、結果に不満で褒められるのも嫌なのか、よく分からないので……。そこから少しずつ話していろんなことが見られたり、応援できたりしてよかったと伝えられたらいいですね、と思います。理想なので現実でできているわけではありませんが。)・黃淑儀さんがコーチに対して恋人の文脈?というか、恋愛や性愛の感情込みで見ているようなのが怖くて、見ていると自然に拳を構えてしまいます。・陳龍さんは一緒に引っ越さない?と誘われて、次の日に物件探しに行こう!となるのが嬉しいんだな……となりつつ、このあとを考えると……辛かったです。・威廉さんが新しい物件を探しに不動産に来たのに、黎家泰さんはパートナーの浮気相手に会いに来たのが辛すぎるうえに、オフの日まで職場の同僚と会いたくなさすぎて笑いました。帰っていいですか?・浮気相手の言い分もひどいですが、警察を呼ばれるのも仕方がない(成人済みの男性がプライベートな事情で職場に来たら、私の場合は物理的にとめるのが困難なため呼びます。そもそも職場に関係がない成人済みの人(男女問わず)が来る時点で問題に近い気がします。)し、黎家泰さんは暴力沙汰を起こしかけていて、もう……やめましょう……威廉さんがいなかったら、前科がついていたのが怖すぎです。(日本だと、運がよければ民事で示談で済むとは思いますが、不起訴になったとしても逮捕されると報道されたりして大変なので。)・威廉さんは上司をとめてくれて優しい……私なら動画を撮って会社に報告する準備をすると思います。私が非力なために誰かをとめたら逆に危ないのもありますが、人に殴りかかる人が同じ職場にいてほしくないので。・何で部下が上司を慰めているんだよ!!!!逆だろ!!!!!年の功で年下を助けてください!!!!!(年齢差でそういう役割を決めたり、傾向があると思い込むのはよくないと思いつつ、年下で精神のコントロールが優秀な人が年上の人のケアをしているのを見ると、立場が理由でケアをさせられているのでは?と心配になります。)・威廉さんは人ができすぎていて……このままいい人でいてほしいです。私は誰目線で見ているんだ?・黃淑儀さんの家庭から逃げるところが、「あ〜……」になってよかったです。逃げたい気持ちは分かりますが、責任を持って子どもを育ててほしい気持ちがどうにもあってだめでした。・黎家泰さんはとうとう(たぶん)離婚していて、まあこれ以上不安定な精神で無理に頑張るよりはずっといいはず……でも、子どもは……と考えてしまいました。(離婚の決断後もお互いに環境が変わって大変で……などと考えてしまいました。別に考えなくてもいいのですが。)・陳龍さんもこう……めちゃくちゃ大変そうで……子どもも辛いのに、気を遣っていて……吐きそう……・そして、ドラゴンボートもしないことが決まって練習できなくなって……えっ……そんな……こんなにいい感じなのに……?(チームがいいかはともかく、こういう会社が外に向かって行う活動はだいたい会社がスポンサーになって会社のチームを応援したり、維持したりするものなので、お金をかける必要や余裕がないと判断されたら、こうなってしまうので仕方がないと思います。)・帰り道の車内の空気が、序盤のレイオフのときの車内とは比にならないくらい重くて「もうみんなゆっくり休んで考えましょう……」と思いました。・もう無茶苦茶だよ……になった陳龍さんが食事中に「黙って食え」と言われていて笑いました。それは確かにそうです。・会議室の壁がスケスケでスイッチで曇りガラスになるところで「ラブホとかであるやつ?!たしか公衆トイレでもあって、故障して大変だったらしいとかあった気がする」と思ってしまい最悪でした。お菓子が謎のチョイスで好きです。ここで日本語を見ることがあるんだ……・レイオフがまたあるのでストライキするぞ!!!ドラゴンボートするぞ!!!!になるところで「やった!労働者の権利だあああ!!!!」とめちゃくちゃテンションが上がりました。権利の行使!!!!私もしてみたいです!!!!(労働者の権利の正当な使い方でテンションを上げるな。)上司もやるな……!!!!!・コーチに謝って済むことではないだろ。・アンディ・ラウのコンサートのチケット?あった!の流れ、「何であるんだよ!」になっていて好きです。あと、鑑賞者には分かるけど、登場人物たちには分かっていないみたいな情報の使い方や物語の流れがうまくて好きです。・ストライキをしたのに労働に戻ってドラゴンボート不参加の人がいるところで、「これが香港だ」というセリフがありめちゃくちゃ笑いました。そうなんですか?!・陳龍さんにお母さんが結婚することを伝えに来たついでに、ドラゴンボートに参戦することになる娘さん!!!の状況がむちゃくちゃで笑います。こんなことある!?!?大丈夫??!まあ……大丈夫か……!!!伝言ゲームで陳龍さんの事情がチームに共有されるところが、ドラゴンボートらしくて好きです。伝言する以外に伝えようがないせいで、プライベートが筒抜けなのは恥ずかしいですが。いいのか?まあいいか……・過去に負けたチームに競り勝つのも好きですが、ゴールしてそのまま結婚式場へGO!!!!なのも好きです。・失うものがあっても結婚したかった気持ち自体はおかしくはない(なぜなら、人間は非合理であり、また個人で何に高い評価値をつけるのかはまったく異なるため、子どもより恋愛を優先したり、家庭があるのに不倫をしたりするので。ただし、それが社会的にどう見られるか、どのような評価を受けるのかは別の問題です。)のですが、それなら自分で潔く結婚か現状維持を選べよ……今さらうだうだ言うのはやめろ!!!!潔く何もかも捨てて、周りの人を傷つけていることに向き合って自分の感情を最優先させる残酷な自分の一面を認めて、自分のしたいことを貫け!!!!と思いました。でも、結婚したかったんですよね……いろいろ大変だっただろうし……・好きな人で、お金も時間もかけてきた人が目の前で結婚するのを見守るの……えっ……優しすぎる……泣いてしまう……(BSSでもNTRでもない、複雑な感情になってよかったです。よかったか?)・しかし、こんなの見たら途中で抜け出すに決まっていて……辛いというか、もうだめだ……になります。お腹が痛くなりそうです。何も誰も悪くないのに……(子どもが生まれるのに世話も見ずに、パートナーから離れたやつは最悪ですが。)・外に出てアイス食べてる……みんな待ってるのに?!・どこにあったんだよ!くらいペットボトルが投げつけられているのが好きです。チームのメンバーはいい人で……いろいろ大変ですが、よかったです。あと陳龍さんが何だかんだ人望や信頼がありそうなところが好きです。一見やる気とかなさそうに見えても、仕事で困っていると現れてめちゃくちゃ助けてくれそうだと勝手に妄想してしまい、自分でも気持ち悪い想像だと思いました。・いろいろあったけど、じゃあ、帰りますか……!でそのままエンドクレジットが入って、エンディングにつながるのが好きです。他の映画のエンドクレジットはこういう作りとかにしてほしいです。それかNGシーンとか流してほしいです。お願いします!!!・帰ってきてからトロフィーをよこせ!!!になっているのも好きです。もう会場の片付けは始まっていますが、本人たちが満足していたらすべてが最高!!!自分たちのためにやりきった、そんな感覚が好きです。・特典にNGシーンがあって……ありがとうございます……う、嬉しい……・特典がすごくて、オーディオコメンタリー、メイキング、NGシーン、削除シーン、サウンドトラックなど盛り沢山です。サウンドトラックが映画のディスクと一緒なのはあまりないので驚きます。(映画本編とはまた別にサウンドトラックがCDとして付属、というのはありました。)・メイキングでいろんな人がピース✌してくれるのがマジで最高すぎてありがとうございます!!!!になって本当に最高です!!!!!この世に感謝……・『オーバー・サマー 爆裂刑事』では、吳鎮宇さんと黄德斌さんは敵対していましたが、この作品では誰も亡くならずに二人とも(たぶん)仲が良好で終わるのでよかったです。香港アクション映画ばかり見ていると、人が亡くならない映画がほぼないので嬉しかったです。畳む 鑑賞記録 2025/10/11(Sat) 22:41:32
#鑑賞記録
【注意】
・作品の内容に触れています。
・気持ち悪いオタクが書いています。
・これは感想です。レビューではありません。
※日本語字幕のないディスクを見ているため、絶対に誤解がある感想です。
・あまり今まで見たことがない吳鎮宇さんのキャラクター(陳龍さん)に、新鮮〜!!!となります。最高!!!
・英語字幕を出して見たとき、「あっ!これ、レイオフって解雇ってことですよね!!!!」となってよかったです。英語が分かって嬉しい!!!状況は嬉しくないですが……
(私は社会不適合者すぎて自分がいつクビになってもおかしくないと考えているため、解雇されるか、仕事を辞めたらどうするか(失業保険などの社会支援を調べる)については調べていたことで、レイオフが分かったのがあれすぎて笑いました。)
・会社の車にめちゃくちゃ私物が置いてあって笑いました。こんなに置いていてもいいんですか?!
・かわいいぬいぐるみにパンチしてぷぴぷぴさせている胡子彤さんが演じる威廉さんに若手感があって最高です。でも、ぬいぐるみにリアルな汚れがあって洗ってほしい(しかし、中身を乾かすのが大変なので洗うのは意外と大変で……)と思ったりしました。
それにしてもこのぬいぐるみを置いたのは誰なんですか?教えてください。かわいすぎです。ありがとうございます、監督……!!!!
・レイオフでぴりつく車内に、空気が辛いなと思いました。
・会社〜!!!!戻ってきたら大変なことになっている……
ここは見た途端に「帰りたい」と言ってしまいました。いろいろ辛いので……あと責任とか負いたくないので……転職活動して逃げたいです……
・黎家泰さんが嫌な上司という感じで、「胃が溶ける!!」と言ってしまいました。もう帰っていいですか?
怖いし、あまりに社会すぎるし、私は見ているだけでもくるものがあります。
(社会すぎるというのは、社会性が求められているという感覚で、ちゃんとしているように見えないといけないとか、周りの人や物事を把握して真面目にしないといけないとか、自分の好き勝手に行動してはいけない状況に、私が「社会〜!!!!」と感じたのを指しています。)
・それにしても、黎家泰さんは悪い意味のあだ名をつけられているのも知っていて、中間管理職って大変……と思いました。(しかし、『狂獣』では西狗さんから廃sirと目の前で呼ばれる上司も出てくるわけで、改めて西狗さんの怖さに気がつきます。上司に面と向かって「お前、こんな風に呼ばれてるんだぞ!」って言えないですよ!)
・陳龍さんが隣人家族とごく当たり前に仲が良いというか、食事や家という家族にとってパーソナルなスペースを共有するのが当然になっていて、私から見るとほとんど家族に近い不思議な関係で驚きました。
子どもの書類にまでサインするんですか?!
日本だったら国語の教科書を音読する宿題とか見てあげていたのかな……などと考えてしまいました。
しかし、もしも自分が同じ子どもの立場だったら何だか複雑かもしれないと思いました。個人の性格、考え方、家族への価値観、育った文化に影響されそうですが……
(自分が同じ立場だったら、この人はお母さんと仲良くなりたいために子どもの自分を利用しているのか、それとも損得抜きに優しくしてくれるのかと考えてしまって自己嫌悪に陥ったりしそうです。あと、ある程度仲が深まったら暴力振るわれたりしないかとか警戒してしまう……など……いや、これは私が成人したためと、誰も信用できないために思うことなのですが……)
・更衣室が……なんか……会社の規模に対して地下の狭い空間っぽくて悲しくなるうえ、天井も低いし、ロッカーの上にはかなり物が置かれていて、何でこんなに?と思いました。もう少しきれいにしてあげてください!
・レイオフ対象を言い渡すときの黎家泰さんが、ボードでパイプをかんかんするのが怖くて「社会……」と泣きそうでした。社会というか、会社や労働が嫌なので。
・レイオフを言い渡された人が周りに「裏切り者〜!!!!」となるのも、周りの三人も「あ……っす……」で背を向けるのがよかったです。よくないのですが、リアルさとコミカルさに笑ってしまいます。
いや、状況はまったく笑えませんが……
・ドラゴンボートの練習にめちゃくちゃ嫌そうに参加する陳龍さんと黃淑儀さんに、「わ、分かる……でも、嫌がり方が露骨すぎる!!」となりましま。
私は……表面上は頑張る振りをして、次の練習から体調不良でさぼったりします。運動もチームプレーも協力も嫌だから……(社会不適合者すぎて、最低限の頑張る振りだけして、やりたくないこととの関わりや怒られる可能性をできるだけ減らそうとする卑屈な姿勢が最悪すぎる。)
・でも、朝食で遊ぶな!!!!食べ物で人を叩くのはだめだろ。(唐突な倫理)
・それにしても、何でこの三人は仲がいいんですか?と思います。香港とかだと普通の距離感なんですか?とも思いましたが、私が社会不適合者で日本での人と人との距離感ですらよく分かっていないので考えるのをやめました。
・記録されるのでがんばります!になる威廉さんに、私は学生時代の体力テストを思い出してしまい「がんばって……」と遠い目をしていました。
周りと一緒に測定しないでほしいです。自分が惨めになるだけなので……
・IT系の会社の割に筋肉ムキムキな人が多くて「なんで……?!」と言っていました。ひどい偏見をやめろ。
・黃淑儀さんの泳ぎが意外とうまいというか、へたに見せているが、水泳の基礎ができていないとできない泳ぎ方で驚きました。(沈まず、顔だけ安定して水上に出したままの姿勢をキープして泳ぐのは、本当に泳げない人にはできないので。)
眼鏡をつけたまま泳ぐのも驚きますが。
・アンディ・ラウのコンサートがあるということは、この世界はアンディ・ラウさんはいるけど、吳鎮宇さんはいないのか?!と思ったりしました。
香港映画を見ていると、こういうことをよく考えます。
・転売屋が警察と勘違いして両手を差し出すところの背景に、警察のポスターが貼ってあってめちゃくちゃ笑いました。
この作品はこういう笑いどころが細かくてめちゃくちゃ好きです。香港版を見ているため、私が理解できているのはほんの少しとは思いますが。
・月、水、金曜日の朝7:00から練習?!えっ……給料出るか、手当がつくか、出勤7:00からにして労働時間にカウントしてくれます??そうじゃないと……やだ……やりたくない……仕事中に眠くなる……
・黃淑儀さんがコーチに悪口を言っていて「だめだろ!!!」とでかい声が出ました。だめだろ!!!
・黎家泰さんに威廉さんが悪口と中指を立てるコンボでめちゃくちゃ笑いました。だめですよ!!!!
私なら気配を消して、(私は何も気がついていませんが……)という振りをします。オフの日にまで上司と会いたくなさすぎるので。
・上司の黎家泰さんが参戦しているのは好感が持てます。こういう会社のイベントは上司も出ろ!!!!と思うので。上司も出ろ。会社の上の立場の人が出なくてどうするんだよ!!!!部下が出るなら上司も出るんだよ!!!(戦国時代?)
・こんな練習をしたら肩がバキバキになってしまう……!!!と戦々恐々しながら見ていました。こんなことをしたら肩がバキバキになるので。
フィットボクシングを5分しただけで肩も背中もバキバキになった私からすると、本当に怖いです。
・黎家泰さんの隣に威廉さんがなってしまったり、コーチに怒られて前に呼ばれる陳龍さんと黃淑儀さんに笑いました。自業自得なので言い訳もできないのが好きです。
しかし、苦手な上司の隣になったら……いやすぎる……帰りたい……帰っていいですか?
・黎家泰さんが家で子どもとそんなに仲がよくなさそうと思いましたが、本当に子どもから嫌われていると、子どもが自室から一切出てこない、リビングで趣味のことや勉強などしない(なぜなら、親と遭遇するのが嫌すぎるから)と思ったので、まだましな方だと思いました。
それでも、黎家泰さんがこう……パートナーのことや「こいつは誰だ?」と子どものことを聞くのは……あんまりよくないですよ……と思いました。結構露骨に不機嫌ムーブしているのも、感情でコントロールしようとしているのを感じてしまい、「いや〜……!!!!」と言っていました。
「あなたに話しかけている」とか言われても、子どもからすると圧力しか感じないし、知らないし、ゲームしてるし、話したくない……としか思えないので……大人のことは大人に聞いてほしいです。(過去に大人と大人のやり取りの仲介をさせられて、「こういうことをするのが自分の価値なんだ」「(子どもは保護してもらっている立場だから)やらないといけないんだ」とか思ったり、誰かのためだからしないといけないと感じたりしましたが、冷静になると大人がやれ!!!となります。というか、子どもがやることではないし、精神にくる。)
・でも、体がバキバキなのか、黎家泰さんが筋肉痛に効く薬を塗ろうとしていてそこは好きです。それ以外は子どもの目線で見てしまい、めちゃくちゃ複雑になりますが。
・留学費用を出す?!えっ……?
怖いよ〜!!!!
(本当に善意からならいいですが、こう……あの……誰かから好かれたいとか、善意を報われたいとか、そういう気持ちを叶えるための目的があった場合、それが叶わないと逆恨みになりそうで怖い……という意味です。10万程度ならともかく、かなりの大金なのもあり人生や生活に影響を及ぼすレベルの大金を、本当に他人のために使っていいのか……?!という心配があります。)
・威廉さんがパートナーにあーんするときのめちゃくちゃ嫌そうな顔に「な、なんで……?!」になりました。
人の口の中が見たくないとか、何でパートナー同士のスキンシップだろうがあーんして食べるとかいう面倒くさいことをしないとならないんだとか……まあ気持ちを分かろうとすれば分かりますけど……なんで……?
・このときの嫌な顔により、スポーツ選手の道を諦めたことの覚悟みたいな、そういうのをパートナーが理解している(はず)のケーキの場面に「ほ、本当……?大丈夫ですか?何かわだかまりとかないですか?将来とか考えたときにこう……本当に大丈夫……?」と心配になりました。
私は誰の目線で見ているんだ。
・黎家泰さんがお手洗いで泣いていて、「会社で泣かないで……それも仕事ではないプライベートのことで!!!見たこっちはどうすればいいんですか」とぞっとしました。こういうときどういう顔をすればいいのか分からないのとか言ってしまって、すべてが嘘の綾波レイになるだろ。
「『HUNTERXHUNTER』の絶をするしかないだろ!!」とが言ってめちゃくちゃになりました。助けて……!
えっ、気まずい……本当に帰っていいですか……?
黎家泰さんが陳龍さんに気がつく場面は本当にへたなホラー映画より怖くて胃がぎゅっとなります。吐きそうです。
・泣いている上司から金を借りる部下はさすがにクレイジーすぎますが、そもそも会社でこんなに号泣している上司もクレイジーだし、泣いているのに金を貸す判断できるのもクレイジーです。
精神がいろんな意味で心配になります。勢いだけで判断してませんか?
本当にここの場面だけで情報が多すぎて笑ってしまうし、情緒と感情が乱れて楽しいです。楽しいか?
・仕事の車で別の仕事をしていいのか分かりませんが、本業に加えてさらに働く姿に切なくなりました。
優しすぎる人を見ると切なくなってしまうので。
・最近の若い子はレーザーディスクも知らないの?みたいなノリに「あ?」と声が出ました。
CDとビデオ、VCD、フロッピーディスク、ワープロ、MD、カセットテープくらいは分かりますが、レーザーディスクはさすがに知りません。
(こういうデッドメディアの知識の有無や、扱ったことの経験の有無で、若者は〜みたいな話をされるのがだるすぎてあまり好きではありません。)
・『男たちの挽歌』はいつ見ても最高!!!
・夜にボートの練習だ!で、夜の10時に四人で集合って……もう帰って寝ませんか?帰ってお風呂入って寝ましょう!!!(疲れている人の感想。)
・夜だろうがサングラスをかけているのは……えっ、香港映画だから……では……?(あと冷静に考えると、光に過敏でサングラスをつけていないと頭が痛くなる傾向がある、などの事情。しかし、作中でこうしたことを連想させる情報がないため除外しています。)
香港映画では刑事さんや黒社会の人たちが特に意味もなくサングラスをかけがちなので、いつどこで誰がかけていても「かっこいい〜!!!!最高!!!世界の宝!!!ノーベル賞!!!!」になるので私は疑問にすら思いませんでした。
香港映画の見過ぎで脳が壊れたか、脳の神経細胞が香港映画に適応して疑問に思わなくなったようです。
・サングラスをかけている理由は、たぶん泣いた跡とか、泣いて腫れた目元を隠すためだと思いますが……
そう考えると、黎家泰さんがかなり序盤から泣いていたことが判明して、「もう休んでください……」としか言えなくなります。
・ボートの上で携帯電話を投げないでください!!!現場猫が頭をよぎる!
・携帯電話……あああ!!!になる気持ちが分かって辛かったです。
でも、ちゃんと袋には入れておいてよかった!(そのあとがよくないのだが。)
・お前が行けよ!嫌だけど!?じゃんけんで決めるぞ!とかでもたもたしている間に、黎家泰さんが飛び込んでいくところで「えっ…………?」になるのが好きです。
このあたりのNGシーンも好きです。
・黎家泰さんは本当に死ぬ気だったのかも知れないと思って怖くなります。残された三人の気持ちも考えてください!!!目の前で人が亡くなったとしたらトラウマになるので。
・携帯電話は戻ってきた!!あれ、上司(黎家泰さん)は……?になるまでの間が絶妙に長くてめちゃくちゃ笑います。
人命<携帯電話の優先順位はやめろ!!!たとえ嫌いな上司でも……うーん……気持ちは分かりますが……(最悪)
・威廉さんがすぐに助けに行ってくれたのが優しくて、よかったね……(よかったか?さっきまで携帯電話の方に気を取られていましたが?)と思いました。
水場の救助は危ないので、日本なら118に通報だ!!!と調べました。知らなかったので気をつけます。(何の話?)
・黎家泰さんが無事に助けられてよかったと思うのも束の間、これ……なんか映画で見る救助?応急処置?とかする?えっ……する?え……誰がする……?みたいな雰囲気で三人とも助けてくれなくてめちゃくちゃ笑いました。
助けたならあと少し助けてください!!!せめて救急車を呼んでください!!!!!なんでそこで躊躇うんですか?!!!!
・みんなが助けないせいで(?)、黎家泰さんがまた泣いてしまったし……陳龍さんが「また泣いてる」とか言うせいで周りにも「なんでまた泣いてるって知っているんだ?」で黎家泰さんの事情が知られてしまうしで、ろくなことがなくて笑います。
こんな最悪コンボは起こらなくていいんですよ。
・上司の不幸をつまみにして飲む酒はおいしそうですが、最悪で笑います。何で乾杯してるんだよ!!!いや、私も同じ状況でお酒が飲めたらお酒を飲んで笑顔になりますが……(最悪)
・黎家泰さんは人の名前を間違えるのをやめましょう……その……よくないですよ……
(分からなかったら素直に聞くのが最善というか、印象が悪くないので。)
・人生とか、性別によるなんか勝手な責任感の背負い方とか、そういう価値観の違いで上司に反論する部下はともかく、それにさらに反発して喧嘩を起こす上司って……だめだろ!!!!
黎家泰さんは威廉さんに助けてもらったことを忘れたか、知らないんですか?
(あと男性・女性のプライド?みたいなのがよく分からなくて「はあ……」としか言いようがなかったです。そういう性別で勝手に重荷を自分で背負ったり、他人に重荷を押し付けたり、責任を感じたり、責任を感じさせたりするのも、自分で勝手に考えてやっているだけなので、勝手にデバフをかけたいなら勝手に自分にかけて他人にかけるのはやめてくださいとしか私は思わないです。私は、せっかくの人生なら考え方一つでかけられるバフをできるだけかけて、気軽に生きていきたいですというスタンスです。考え方に遊び(余裕)がある方がコンフリクトとか矛盾の発生も柔軟に対応できそうなので。)(考え方や価値観をゲームのバフデバフで例えるな。)
・黎家泰さんが全然謝っていなくて笑います。大人しく謝りましょうよ!!!
・30年前にアスリートだった……2025年の日本だと、30年前は大半の平成生まれが生まれていないですね……ブランクというには長すぎる、若者一人分の空白……と思って辛くなりました。
・えっ!!!?喧嘩します!?!!?香港映画だから、殴り合いが始まってしまう!!!やめてください!!!と思っていたら、順当に(?)卓球バトルで安心しました。
香港映画で喧嘩=暴力か殴り合いの認識になっていて自分が危ないと思いました。私は香港映画に謝れ。
・同僚が喧嘩している隣で、陳龍さんと黃淑儀さんがわちゃわちゃしていて好きです。これはサービスシーンですか……?えっ……?となるので。
・唐突に出てきたおじさんのおかげで、喧嘩する雰囲気ではなくなって、やべ、退散!!!解散だ!!!になってよかったです。
唐突に出てくるおじさん、本当にありがとうございます……(?)
・なんか偉そうな人たちが話す時間が退屈で私は苦手なので、「これが社会……」と思いました。
・勢いがよすぎて地上に乗り上げる舟が好きですが、ドラゴンボートで使う舟の価格が3桁万円くらいすると聞いたことがあり「ひえ……」となりました。
・大会で腰が……になるところが怖かったです。腰はヤバい。
・大会の下位争いをしながらもめちゃくちゃ盛り上がってよかった〜!!!
みんながハグしたりしていて「陽……!!!」と思いました。私は怖いので隅にいたいです。
それはともかく、黎家泰さんがハグしてきたり、コーチがハグしてきたりで、「えっいいの?!ひえ……」になりました。いや、私は立場とか性別とか関係なく、誰ともハグしたくないですけど……
(私は接触恐怖・嫌悪とまではいきませんが、接触したいと思わず、触れられるとかなり驚いてしまうため。)
・黎家泰さんのパートナーと子どもも応援に来てくれて……よかった……?
ハグしていい雰囲気だったのに、いや、その、触れるのは……みたいになるのが辛すぎて、嫌ならこれから用事があって服が汚れると困るからとか適当に理由をつけて最初から断ってくれ〜!!!と頭を抱えました。辛すぎです。
・威廉さんもパートナー(私が使うパートナーはそのときのパートナーの意です。)の人が言ったことに、もやもやしてそうで心配になります。
パートナーの人が言ったことも、優しさとかで、悪意があるわけではないのでしょうが、たとえ結果がそんなに出ていなくても打ち込んでいるものがある人にあんまり言わない方がいいのでは?と思いました。
(そのため、私は「すごいです!」「お疲れ様です!」とまずベターなポジティブなことを言うようにしています。相手が褒めてほしいのか、結果に不満で褒められるのも嫌なのか、よく分からないので……。そこから少しずつ話していろんなことが見られたり、応援できたりしてよかったと伝えられたらいいですね、と思います。理想なので現実でできているわけではありませんが。)
・黃淑儀さんがコーチに対して恋人の文脈?というか、恋愛や性愛の感情込みで見ているようなのが怖くて、見ていると自然に拳を構えてしまいます。
・陳龍さんは一緒に引っ越さない?と誘われて、次の日に物件探しに行こう!となるのが嬉しいんだな……となりつつ、このあとを考えると……辛かったです。
・威廉さんが新しい物件を探しに不動産に来たのに、黎家泰さんはパートナーの浮気相手に会いに来たのが辛すぎるうえに、オフの日まで職場の同僚と会いたくなさすぎて笑いました。
帰っていいですか?
・浮気相手の言い分もひどいですが、警察を呼ばれるのも仕方がない(成人済みの男性がプライベートな事情で職場に来たら、私の場合は物理的にとめるのが困難なため呼びます。そもそも職場に関係がない成人済みの人(男女問わず)が来る時点で問題に近い気がします。)し、黎家泰さんは暴力沙汰を起こしかけていて、もう……やめましょう……
威廉さんがいなかったら、前科がついていたのが怖すぎです。(日本だと、運がよければ民事で示談で済むとは思いますが、不起訴になったとしても逮捕されると報道されたりして大変なので。)
・威廉さんは上司をとめてくれて優しい……私なら動画を撮って会社に報告する準備をすると思います。私が非力なために誰かをとめたら逆に危ないのもありますが、人に殴りかかる人が同じ職場にいてほしくないので。
・何で部下が上司を慰めているんだよ!!!!逆だろ!!!!!年の功で年下を助けてください!!!!!
(年齢差でそういう役割を決めたり、傾向があると思い込むのはよくないと思いつつ、年下で精神のコントロールが優秀な人が年上の人のケアをしているのを見ると、立場が理由でケアをさせられているのでは?と心配になります。)
・威廉さんは人ができすぎていて……このままいい人でいてほしいです。私は誰目線で見ているんだ?
・黃淑儀さんの家庭から逃げるところが、「あ〜……」になってよかったです。
逃げたい気持ちは分かりますが、責任を持って子どもを育ててほしい気持ちがどうにもあってだめでした。
・黎家泰さんはとうとう(たぶん)離婚していて、まあこれ以上不安定な精神で無理に頑張るよりはずっといいはず……でも、子どもは……と考えてしまいました。
(離婚の決断後もお互いに環境が変わって大変で……などと考えてしまいました。別に考えなくてもいいのですが。)
・陳龍さんもこう……めちゃくちゃ大変そうで……子どもも辛いのに、気を遣っていて……吐きそう……
・そして、ドラゴンボートもしないことが決まって練習できなくなって……えっ……そんな……こんなにいい感じなのに……?
(チームがいいかはともかく、こういう会社が外に向かって行う活動はだいたい会社がスポンサーになって会社のチームを応援したり、維持したりするものなので、お金をかける必要や余裕がないと判断されたら、こうなってしまうので仕方がないと思います。)
・帰り道の車内の空気が、序盤のレイオフのときの車内とは比にならないくらい重くて「もうみんなゆっくり休んで考えましょう……」と思いました。
・もう無茶苦茶だよ……になった陳龍さんが食事中に「黙って食え」と言われていて笑いました。それは確かにそうです。
・会議室の壁がスケスケでスイッチで曇りガラスになるところで「ラブホとかであるやつ?!たしか公衆トイレでもあって、故障して大変だったらしいとかあった気がする」と思ってしまい最悪でした。
お菓子が謎のチョイスで好きです。ここで日本語を見ることがあるんだ……
・レイオフがまたあるのでストライキするぞ!!!ドラゴンボートするぞ!!!!になるところで「やった!労働者の権利だあああ!!!!」とめちゃくちゃテンションが上がりました。権利の行使!!!!私もしてみたいです!!!!(労働者の権利の正当な使い方でテンションを上げるな。)
上司もやるな……!!!!!
・コーチに謝って済むことではないだろ。
・アンディ・ラウのコンサートのチケット?あった!の流れ、「何であるんだよ!」になっていて好きです。
あと、鑑賞者には分かるけど、登場人物たちには分かっていないみたいな情報の使い方や物語の流れがうまくて好きです。
・ストライキをしたのに労働に戻ってドラゴンボート不参加の人がいるところで、「これが香港だ」というセリフがありめちゃくちゃ笑いました。そうなんですか?!
・陳龍さんにお母さんが結婚することを伝えに来たついでに、ドラゴンボートに参戦することになる娘さん!!!の状況がむちゃくちゃで笑います。こんなことある!?!?大丈夫??!まあ……大丈夫か……!!!
伝言ゲームで陳龍さんの事情がチームに共有されるところが、ドラゴンボートらしくて好きです。伝言する以外に伝えようがないせいで、プライベートが筒抜けなのは恥ずかしいですが。いいのか?まあいいか……
・過去に負けたチームに競り勝つのも好きですが、ゴールしてそのまま結婚式場へGO!!!!なのも好きです。
・失うものがあっても結婚したかった気持ち自体はおかしくはない(なぜなら、人間は非合理であり、また個人で何に高い評価値をつけるのかはまったく異なるため、子どもより恋愛を優先したり、家庭があるのに不倫をしたりするので。ただし、それが社会的にどう見られるか、どのような評価を受けるのかは別の問題です。)のですが、それなら自分で潔く結婚か現状維持を選べよ……今さらうだうだ言うのはやめろ!!!!
潔く何もかも捨てて、周りの人を傷つけていることに向き合って自分の感情を最優先させる残酷な自分の一面を認めて、自分のしたいことを貫け!!!!と思いました。
でも、結婚したかったんですよね……いろいろ大変だっただろうし……
・好きな人で、お金も時間もかけてきた人が目の前で結婚するのを見守るの……えっ……優しすぎる……泣いてしまう……
(BSSでもNTRでもない、複雑な感情になってよかったです。よかったか?)
・しかし、こんなの見たら途中で抜け出すに決まっていて……辛いというか、もうだめだ……になります。お腹が痛くなりそうです。何も誰も悪くないのに……(子どもが生まれるのに世話も見ずに、パートナーから離れたやつは最悪ですが。)
・外に出てアイス食べてる……みんな待ってるのに?!
・どこにあったんだよ!くらいペットボトルが投げつけられているのが好きです。
チームのメンバーはいい人で……いろいろ大変ですが、よかったです。
あと陳龍さんが何だかんだ人望や信頼がありそうなところが好きです。一見やる気とかなさそうに見えても、仕事で困っていると現れてめちゃくちゃ助けてくれそうだと勝手に妄想してしまい、自分でも気持ち悪い想像だと思いました。
・いろいろあったけど、じゃあ、帰りますか……!でそのままエンドクレジットが入って、エンディングにつながるのが好きです。
他の映画のエンドクレジットはこういう作りとかにしてほしいです。それかNGシーンとか流してほしいです。お願いします!!!
・帰ってきてからトロフィーをよこせ!!!になっているのも好きです。もう会場の片付けは始まっていますが、本人たちが満足していたらすべてが最高!!!
自分たちのためにやりきった、そんな感覚が好きです。
・特典にNGシーンがあって……ありがとうございます……う、嬉しい……
・特典がすごくて、オーディオコメンタリー、メイキング、NGシーン、削除シーン、サウンドトラックなど盛り沢山です。
サウンドトラックが映画のディスクと一緒なのはあまりないので驚きます。(映画本編とはまた別にサウンドトラックがCDとして付属、というのはありました。)
・メイキングでいろんな人がピース✌してくれるのがマジで最高すぎてありがとうございます!!!!になって本当に最高です!!!!!この世に感謝……
・『オーバー・サマー 爆裂刑事』では、吳鎮宇さんと黄德斌さんは敵対していましたが、この作品では誰も亡くならずに二人とも(たぶん)仲が良好で終わるのでよかったです。
香港アクション映画ばかり見ていると、人が亡くならない映画がほぼないので嬉しかったです。
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