『ジョン・ウィック4』の鑑賞記録です。#鑑賞記録 続きを読む2しか見てない私でも、前作のあらすじを教えてくれる映像があったのでだいたい分かりました!2はアクションがよかったことは覚えていましたが、1を見ていなくてストーリーを理解できていなかったことを思い出しました。(記憶力なさすぎるので)馬でのチェイスと砂漠の舞台のすごさは分かりましたが、なんで追いかけて殺しているのかはまったく分かりませんでした。あの殺された人にはバイオハザードの商人みたいだと思いましたが、セリフから「こいつ、死ぬだろ!」と一瞬で理解しました。人間は合理より感情で動くんだよ!(逃げ上手の若君で松本先生も言ってたものの受け売り)一時間で退去しろ!と言われるホテルの人を見て、仕事とか課題で無茶ぶりされたことを思い出しました。一時間で何ができるんだよ!システムとか、お客様の情報とか、従業員の私物とか、ホテルの備品とか、わ〜レンタルしてる機器の返却は〜!?!!?と完全に社会人になりました。ただホテルが爆破するのとデカ砂時計で笑いました。一時間のためだけにデカ砂時計用意するの、ある意味映画的でシュールでした。あと侯爵のスーツがキラキラで笑いました。似合っているけど金ピカ過ぎる。ケインさん、結ばれた契約がヤバすぎてクーリングオフとかできませんか?とベイビーわるきゅーれ 2ベイビーの気持ちになりました。あとオフのときのケインさんが、革ジャンにジーンズ、少し長めの髪でめちゃくちゃ最高です。他の作品ではあまり見ない服装、最高!!!!ケインさんが点字を読めるのを見て(珍しいな、点字読めるんだ。勉強したのか、視力を失う前から勉強して読めたのかも?)と思いました。『光をみつける ヴァイオリニスト穴澤雄介からのメッセージ 』を見ておいて、点字について少し知っておいてよかった!(ただ、視覚に関して障害がある方の表現としてこれはいいのか?と思わなくもなく、ある障害をこういう能力に特化するのでは?という妄想を押し付けているのでは?と考えてしまいます。)(フィクションとしては好きな表現ですが、フィクションと現実を重ねて見てしまったり、フィクションから何かしらのイメージを作ってしまって現実にいる人々に押し付けたりをときにしてしまう人もいるので……私もしがちなので気をつけないなと考えています)大阪……だいたい大阪の景色っぽい……と思って見ていたら、急に大阪コンチネンタルとか出てきて笑いました。こんなの難波にはねえだろ!あと難波付近にあるっぽい大阪コンチネンタルから大阪城まで移動したっぽい雰囲気を出して、梅田に移動ってしなくないですか?と冷静になってしまいました。大阪コンチネンタルでの各場面はかっこよくて好きですが、ジョンとコウジが山崎のお酒を飲む場面で(なんかよくわからん高そうなお酒を飲んでてほしい!)(いや、二人が仲良くなった若かりし頃に一緒に飲んだ思い入れのあるお酒なんだよ……)と感じ、瞬時にキモオタになりました。ケインさんが気がついたらいるのがホラーすぎて笑いました。ケインさんがいるかも……ってなる場面だけ抜き取ったらホラー映画にしか見えない迫力がある!ケインさんの戦い方とアクションがめちゃくちゃよくて、これこれこれ!こういうアクションが好きです!マジ最高生きているって素晴らしい……と感動しました。アキラのアクションもよかったです!!!弓であれほど動いたり、体格差がある相手とのアクションは新鮮ですごかったです!!(伊澤さんがここでスタントしているのかな〜と考えながら見ていました)あとドニーさんのアクションは葉問とか意識されてるな~とか、tiktokで上げてた動画?とかでも同じ腕ぐるぐるしてからのパンチしてたから好きなんだな(HUNTER×HUNTERを思い出すオタク)とか思いました。海外映画が日本を舞台にしたとき謎のお相撲さんとか、入れ墨が入ったヤクザっぽい人とか、忍者とかごった煮で日本の文化ではあるけれどあんまり理解してないなのかな~と感じてしまいました。GIジョーがよかったあまりに……(トンチキ日本の表現は嫌いではないですが、もう少し統一感があって『日本のことが分かっているけれどあえてトンチキ日本だよ』と私があんまり理解できず、ジョン・ウィック4はあえてのトンチキ日本なのか素直に知識不足とかでトンチキ日本になったのかが分からないせいです)(でも日本の映画でも、無茶苦茶な京都移動とか方言の使い方が……とかあるので誰が見ても違和感のない土地を描くのが無理とは理解しています)コウジとケインのバトルもよかったです!それにしてもケインの戦い方が「現代の技術を駆使して戦う座頭市がいたら?」という感じで最高でした!!!よかった、過去に座頭市を見ておいて!でもなんで大阪コンチネンタルでラーメンか蕎麦かうどんか、何かしらの麺類食ってんだよケインさん?!!怒られますよ!!!あと甲冑や防具で防げる弾丸やナイフはあえて受けて戦うのが新鮮ですごく好きです!よかった、逃げ上手の若君を読んで甲冑を来た武士の戦い方を知っていて!梅田駅に行けは無茶ぶりすぎるだろ!コウジさん……!(梅田の立体迷宮、複数ある駅はほぼ初見殺しなため)どの梅田駅のどのホーム?!犬を連れた人を見て(い、犬〜この世界での犬ってどれくらいの強さですか?!し、死にませんように……マスターキートンによる知識だと人間と比較したら犬はめちゃくちゃ強いはずだが生きててほしい!)と思いました。最後までの生きていてよかったです!(車にひかれていますが、人をたくさん攻撃していてよかったです!やれー!!!)世界を飛び回るジョン・ウィックが元気すぎるし、親戚に挨拶に行ったら即座に殺されかけてるのがヤバすぎて笑いました。神父が即銃を構えるのがかっこよすぎて最高です。それにしても過去に何をしたんですか?ジョンさん……身内を殺される原因を作った以外にも親戚から金を借りまくってFXで溶かして資産をふっ飛ばしてマイナスにしたとかやってません?クラブでのアクションもすごかったですが、ポーカーやる意味……あります?!!?になってしまいました。ポーカーのところは、ケインさんがかっこいい〜しか思ってないです。ポーカーのルールも分からないし、ポーカーで決着がつけられるはずもなく絶対に暴力沙汰になるのが分かっているので……だってアクション映画ですよ?!ポーカーをせっかくやるならポーカーやりながら殴り合うか、武器とか賭けてからポーカーしろ!(戦闘狂の思考?)しかし、ここでふくよかな人のアクションがよすぎてすごかったです。斧を使ったアクションもよかったのですが、めちゃくちゃ高所から落下して背中を打ち付けるジョンさんを見て、これは死ぬだろ……と冷静になりました。ジョン・ウィックシリーズを全然見ていないため、「どれくらいの負傷で戦えなくなるか」「どこまでダメージをリアルに描くか、フィクションと割り切るか(創作と現実の折り合いの付け方)」が分からなかったので過去作を見るのは大切だなと思いました。(ただジョン・ウィックの過去作を見るなら自分の好きなアクション映画の系統を見たいので見てこなかった)でも、ジョン・ウィックシリーズのアクションとか、そんなに……好きではなくて……すみません……(アクション俳優さんのバチバチ身体能力アクションが好きなのと、カメラカット?がそんなに好みじゃない(もう少し引いてほしい気がしました。あと画面全体が暗くて見にくかったり、衣装に黒系統が多くて動きが追いにくいのが気になりました)のと、会話とかを冗長に感じてしまうのと、私が香港映画の見すぎでアクション映画の許容値が異常に高くなってしまったのが原因です)相手の死が分かるものを持って来いと言われていたので(死体の首を切るんだろうな〜!斧もあるし!)とテンションを上げていたら、歯を引っこ抜いていてもしや自分の倫理観って戦国時代なのか?と思いました。決闘の申し込みからして、侯爵が日和った腰抜けで笑いました。金払いも悪いし、外見以外にいいところがなさすぎる。せめて金払いがよければな……侯爵なんだから金払いくらいすっきりしてると小物感を出しつつ、個性になるし話のテンポも早くなるし、ミスターノーバディも金をちゃっかりもらいつつ相棒の犬を守る(金をもらっておきつつ侯爵は裏切るが…)守銭奴感があって個人的には好みでした。金持ちって金で解決できることとできないことが分かっているので金でさっさと解決できることは金で解決していてほしいです。(『唐人街探偵3』の野田を見習ってほしいですね)でも、ホテルの支配人と仲が良かった人に直接手を下すのはよかったです!あとスーツが統一されてて全部おしゃれでファッションセンスがいい以外は身体能力も知性も品性も意思決定などの判断力もだめだめで、最悪でした。ミスターノーバディの左手にナイフを突き立てたの、マジで愚かパワハラ犯罪だし、なんで優秀な人が手柄をあげているのにそのパフォーマンスを落とすような怪我をさせるんだ?になりました。パリでのアクションもめちゃくちゃよかったのですが、円形の交差点で車に轢かれながら殺し合うところで「一般人の車ー!!!」「一般人から見れば邪魔すぎる」「スマブラのオネットのステージみてえだな!やれ〜!!!」となり、アクション映画というよりゲームを見ている気分になりました。その後の廃墟でのアクションも、上からの長回しはすごかったですが、穴が空いた床から落ちたりでゲームのステージみたいだな……となおさら感じました。穴が空いた床があったら落ちるよな、ゲームなら!と思ってたらマジで落ちるとは思わないよ……だってこれはゲームではなく、映画なので……ドラゴンブレスの銃とかは「ドラゴンブレス?世界樹の迷宮のオタクが作った弾?」と思っていたら、ゲームの終盤で解禁されるめちゃ強銃で笑いました。勢いがありすぎると逆にギャグっぽいというか……新鮮なカットと長回しでかっこいいのですが、なぜか妙にゲーム感がありアクション映画としてレベルがめちゃ高くて品質が極上なのは分かりますが、やり込んだプレイヤーのゲームプレイを見ている感じがして、要するに緊迫感とか共感(アクションしている人たちの目線になって勝つのか負けるのかドキドキはらはらするとか)があんまりなかったのが不思議でした。これがゲーム原作の映画化作品だったら、めちゃくちゃ楽しめただろうな〜……自分は……と映画を見る感性がなくて落ち込みました。決闘場までの階段222段が途中でリセットされるのが辛すぎてrta in japanだったら泣いちゃうだろ……と思いました。これリアルタイムアタックだったら222段リセット入りました!とか言われてそう。ここでケインさんとミスターノーバディの応援が入ったり、犬が危険な目にあいかけるところの物語が入ってきたりでめちゃくちゃ最高です!悪口を言う場面でケインさんが広東語で悪口を行っていて笑顔になりました。香港映画でたくさん聞くので覚えました!それにしてもドニーさんの動きが早くてきれいで、やっぱり好きだな……と改めて脳が痺れました。(他の方のアクションもすごいですが、こういう体の動きと速さ、テンポ、武器の使い方、細やかでしなやかな動きがめちゃくちゃ好きです。書いてたらキモオタになったが……)階段から落ちるスタントとか火だるまになるスタントがめちゃくちゃすごくてよかったのですが、危険なスタントの動きを見るより……見ていてかっこいい!となるアクションが見たいなあと自分が歳を取ったことを実感しました。(歳を取ったというか、経験を重ねて倫理観が変わったのと、「この落ちたりする動き、絶対にヤバい」と見ていて分かるようになったのと、スタントウーマンのドキュメンタリーを見たのも理由です。危ないのを無理に体を張ってやるより、安全確保を映像映えより優先してほしいと感じています)タートルネックが似合いすぎのケインさん、最高すぎです……!しかし、服の上からでも胸の筋肉の大きさが分かってしまい、「こんなことを考える私は……最低だ……」と落ち込みました。時代が時代なら不敬罪で打首されてもおかしくない思考だ。最後の決闘前に「これでチャラだ」ってサクっと刺してくるケインさん、怖……当然と言えば当然ですが。決闘のどんでん返しがすごかったのですが、侯爵は銃に弾が残っている状態で意識があって体がまだ動く人を警戒できないほど頭が悪いんだとドン引きしました。せめて近寄るなよ……でも誰も侯爵をとめなかったということはルールの範疇で侯爵がやったことなので完全に自業自得だし、脳みそぶち抜かれた侯爵を全員無視して帰るところで人望もなさそうと悲しくなりました。それにしてもケインさんが生きててよかった!ジョン・ウィックと戦う人ってほぼ死ぬため、推しの死を覚悟して見ていたので……(ここから、エンドクレジット後の映像にこの感情をぐちゃぐちゃにされるオタク)ジョン・ウィックが亡くなることで続編の可能性を潰すのは、葉問4でも同じことやりましたね!(でも、葉問5が作られるとか……ジョン・ウィックはきれいにシリーズを終えられるといいのですが)エンドクレジットからのケインさんがアキラに殺されるのを示唆して終わるのを見て「SPL〜?!?!まあ確かにケインさんも人を殺しまくって、コウジをアキラの眼の前で殺して、ジョンの情け(機転?)で決闘で生き残って契約からも解放されるのは都合よすぎですよね……でも、SPLシリーズだったらケインさんは死ぬとは思っていたけど、まさか本当になるとは……」と数秒で考えました。・その他いろいろ日記っぽい何かとか、考えたこととか今までいろいろな映画(ドキュメンタリー、アニメーション作品、昔の名作、アクションやホラーなど自分が普段見る以外のジャンル)をできるだけ見るようにしていて、知らない世界を知りたい!知識を深めたいという小学生みたいな気持ちでいます。ジョン・ウィック4を見て、今まで蓄積した経験でこの場面には深みがあるなと気がついたり、表現について疑問に思ったり、アクションの質の高さや「ここでこういう動きをして体を動かしている、すごい!」と解像度が高めに理解できたりして、過去の自分と比較して映像や物語を読み取る感性が変化したことを実感すると同時に、ジョン・ウィック4の情報量の凄まじさを理解しました。劇場で見たとき、シアターの入口までの通路の壁いっぱいにジョン・ウィック4の壁紙があってすごいな~と思って歩いていたらその壁紙を撮影しようと苦戦している方がいて、「あの、写真撮ってるんですか?よかったら荷物を持ちます」と珍しく社会性が出て声をかけました。(一歩間違えたら荷物盗む人とかに疑われてもおかしくない声のかけ方で反省しています。)ただその方が持っていらしたポップコーンを受け取るときに、上から少しポップコーンがこぼれてしまい私ってなぜこんなに……やることが裏目に……?となりました。声をかけた方が無事に写真を撮れたことが幸いです。これからは少しずつ社会性と慎重さを持っていきたいなと思いました。畳む 鑑賞記録 2023/10/05(Thu) 20:24:20
#鑑賞記録
2しか見てない私でも、前作のあらすじを教えてくれる映像があったのでだいたい分かりました!
2はアクションがよかったことは覚えていましたが、1を見ていなくてストーリーを理解できていなかったことを思い出しました。(記憶力なさすぎるので)
馬でのチェイスと砂漠の舞台のすごさは分かりましたが、なんで追いかけて殺しているのかはまったく分かりませんでした。
あの殺された人にはバイオハザードの商人みたいだと思いましたが、セリフから「こいつ、死ぬだろ!」と一瞬で理解しました。
人間は合理より感情で動くんだよ!(逃げ上手の若君で松本先生も言ってたものの受け売り)
一時間で退去しろ!と言われるホテルの人を見て、仕事とか課題で無茶ぶりされたことを思い出しました。一時間で何ができるんだよ!システムとか、お客様の情報とか、従業員の私物とか、ホテルの備品とか、わ〜レンタルしてる機器の返却は〜!?!!?と完全に社会人になりました。
ただホテルが爆破するのとデカ砂時計で笑いました。一時間のためだけにデカ砂時計用意するの、ある意味映画的でシュールでした。
あと侯爵のスーツがキラキラで笑いました。似合っているけど金ピカ過ぎる。
ケインさん、結ばれた契約がヤバすぎてクーリングオフとかできませんか?とベイビーわるきゅーれ 2ベイビーの気持ちになりました。
あとオフのときのケインさんが、革ジャンにジーンズ、少し長めの髪でめちゃくちゃ最高です。他の作品ではあまり見ない服装、最高!!!!
ケインさんが点字を読めるのを見て(珍しいな、点字読めるんだ。勉強したのか、視力を失う前から勉強して読めたのかも?)と思いました。『光をみつける ヴァイオリニスト穴澤雄介からのメッセージ 』を見ておいて、点字について少し知っておいてよかった!
(ただ、視覚に関して障害がある方の表現としてこれはいいのか?と思わなくもなく、ある障害をこういう能力に特化するのでは?という妄想を押し付けているのでは?と考えてしまいます。)
(フィクションとしては好きな表現ですが、フィクションと現実を重ねて見てしまったり、フィクションから何かしらのイメージを作ってしまって現実にいる人々に押し付けたりをときにしてしまう人もいるので……私もしがちなので気をつけないなと考えています)
大阪……だいたい大阪の景色っぽい……と思って見ていたら、急に大阪コンチネンタルとか出てきて笑いました。こんなの難波にはねえだろ!あと難波付近にあるっぽい大阪コンチネンタルから大阪城まで移動したっぽい雰囲気を出して、梅田に移動ってしなくないですか?と冷静になってしまいました。
大阪コンチネンタルでの各場面はかっこよくて好きですが、ジョンとコウジが山崎のお酒を飲む場面で(なんかよくわからん高そうなお酒を飲んでてほしい!)(いや、二人が仲良くなった若かりし頃に一緒に飲んだ思い入れのあるお酒なんだよ……)と感じ、瞬時にキモオタになりました。
ケインさんが気がついたらいるのがホラーすぎて笑いました。ケインさんがいるかも……ってなる場面だけ抜き取ったらホラー映画にしか見えない迫力がある!
ケインさんの戦い方とアクションがめちゃくちゃよくて、これこれこれ!こういうアクションが好きです!マジ最高生きているって素晴らしい……と感動しました。
アキラのアクションもよかったです!!!弓であれほど動いたり、体格差がある相手とのアクションは新鮮ですごかったです!!(伊澤さんがここでスタントしているのかな〜と考えながら見ていました)
あとドニーさんのアクションは葉問とか意識されてるな~とか、tiktokで上げてた動画?とかでも同じ腕ぐるぐるしてからのパンチしてたから好きなんだな(HUNTER×HUNTERを思い出すオタク)とか思いました。
海外映画が日本を舞台にしたとき謎のお相撲さんとか、入れ墨が入ったヤクザっぽい人とか、忍者とかごった煮で日本の文化ではあるけれどあんまり理解してないなのかな~と感じてしまいました。GIジョーがよかったあまりに……
(トンチキ日本の表現は嫌いではないですが、もう少し統一感があって『日本のことが分かっているけれどあえてトンチキ日本だよ』と私があんまり理解できず、ジョン・ウィック4はあえてのトンチキ日本なのか素直に知識不足とかでトンチキ日本になったのかが分からないせいです)
(でも日本の映画でも、無茶苦茶な京都移動とか方言の使い方が……とかあるので誰が見ても違和感のない土地を描くのが無理とは理解しています)
コウジとケインのバトルもよかったです!
それにしてもケインの戦い方が「現代の技術を駆使して戦う座頭市がいたら?」という感じで最高でした!!!よかった、過去に座頭市を見ておいて!
でもなんで大阪コンチネンタルでラーメンか蕎麦かうどんか、何かしらの麺類食ってんだよケインさん?!!怒られますよ!!!
あと甲冑や防具で防げる弾丸やナイフはあえて受けて戦うのが新鮮ですごく好きです!よかった、逃げ上手の若君を読んで甲冑を来た武士の戦い方を知っていて!
梅田駅に行けは無茶ぶりすぎるだろ!コウジさん……!(梅田の立体迷宮、複数ある駅はほぼ初見殺しなため)
どの梅田駅のどのホーム?!
犬を連れた人を見て(い、犬〜この世界での犬ってどれくらいの強さですか?!し、死にませんように……マスターキートンによる知識だと人間と比較したら犬はめちゃくちゃ強いはずだが生きててほしい!)と思いました。最後までの生きていてよかったです!(車にひかれていますが、人をたくさん攻撃していてよかったです!やれー!!!)
世界を飛び回るジョン・ウィックが元気すぎるし、親戚に挨拶に行ったら即座に殺されかけてるのがヤバすぎて笑いました。神父が即銃を構えるのがかっこよすぎて最高です。
それにしても過去に何をしたんですか?ジョンさん……身内を殺される原因を作った以外にも親戚から金を借りまくってFXで溶かして資産をふっ飛ばしてマイナスにしたとかやってません?
クラブでのアクションもすごかったですが、ポーカーやる意味……あります?!!?になってしまいました。ポーカーのところは、ケインさんがかっこいい〜しか思ってないです。ポーカーのルールも分からないし、ポーカーで決着がつけられるはずもなく絶対に暴力沙汰になるのが分かっているので……だってアクション映画ですよ?!ポーカーをせっかくやるならポーカーやりながら殴り合うか、武器とか賭けてからポーカーしろ!(戦闘狂の思考?)
しかし、ここでふくよかな人のアクションがよすぎてすごかったです。
斧を使ったアクションもよかったのですが、めちゃくちゃ高所から落下して背中を打ち付けるジョンさんを見て、これは死ぬだろ……と冷静になりました。
ジョン・ウィックシリーズを全然見ていないため、「どれくらいの負傷で戦えなくなるか」「どこまでダメージをリアルに描くか、フィクションと割り切るか(創作と現実の折り合いの付け方)」が分からなかったので過去作を見るのは大切だなと思いました。(ただジョン・ウィックの過去作を見るなら自分の好きなアクション映画の系統を見たいので見てこなかった)
でも、ジョン・ウィックシリーズのアクションとか、そんなに……好きではなくて……すみません……(アクション俳優さんのバチバチ身体能力アクションが好きなのと、カメラカット?がそんなに好みじゃない(もう少し引いてほしい気がしました。あと画面全体が暗くて見にくかったり、衣装に黒系統が多くて動きが追いにくいのが気になりました)のと、会話とかを冗長に感じてしまうのと、私が香港映画の見すぎでアクション映画の許容値が異常に高くなってしまったのが原因です)
相手の死が分かるものを持って来いと言われていたので(死体の首を切るんだろうな〜!斧もあるし!)とテンションを上げていたら、歯を引っこ抜いていてもしや自分の倫理観って戦国時代なのか?と思いました。
決闘の申し込みからして、侯爵が日和った腰抜けで笑いました。
金払いも悪いし、外見以外にいいところがなさすぎる。せめて金払いがよければな……侯爵なんだから金払いくらいすっきりしてると小物感を出しつつ、個性になるし話のテンポも早くなるし、ミスターノーバディも金をちゃっかりもらいつつ相棒の犬を守る(金をもらっておきつつ侯爵は裏切るが…)守銭奴感があって個人的には好みでした。
金持ちって金で解決できることとできないことが分かっているので金でさっさと解決できることは金で解決していてほしいです。(『唐人街探偵3』の野田を見習ってほしいですね)
でも、ホテルの支配人と仲が良かった人に直接手を下すのはよかったです!
あとスーツが統一されてて全部おしゃれでファッションセンスがいい以外は身体能力も知性も品性も意思決定などの判断力もだめだめで、最悪でした。
ミスターノーバディの左手にナイフを突き立てたの、マジで愚かパワハラ犯罪だし、なんで優秀な人が手柄をあげているのにそのパフォーマンスを落とすような怪我をさせるんだ?になりました。
パリでのアクションもめちゃくちゃよかったのですが、円形の交差点で車に轢かれながら殺し合うところで「一般人の車ー!!!」「一般人から見れば邪魔すぎる」「スマブラのオネットのステージみてえだな!やれ〜!!!」となり、アクション映画というよりゲームを見ている気分になりました。
その後の廃墟でのアクションも、上からの長回しはすごかったですが、穴が空いた床から落ちたりでゲームのステージみたいだな……となおさら感じました。
穴が空いた床があったら落ちるよな、ゲームなら!と思ってたらマジで落ちるとは思わないよ……だってこれはゲームではなく、映画なので……
ドラゴンブレスの銃とかは「ドラゴンブレス?世界樹の迷宮のオタクが作った弾?」と思っていたら、ゲームの終盤で解禁されるめちゃ強銃で笑いました。勢いがありすぎると逆にギャグっぽいというか……
新鮮なカットと長回しでかっこいいのですが、なぜか妙にゲーム感がありアクション映画としてレベルがめちゃ高くて品質が極上なのは分かりますが、やり込んだプレイヤーのゲームプレイを見ている感じがして、要するに緊迫感とか共感(アクションしている人たちの目線になって勝つのか負けるのかドキドキはらはらするとか)があんまりなかったのが不思議でした。
これがゲーム原作の映画化作品だったら、めちゃくちゃ楽しめただろうな〜……自分は……と映画を見る感性がなくて落ち込みました。
決闘場までの階段222段が途中でリセットされるのが辛すぎてrta in japanだったら泣いちゃうだろ……と思いました。これリアルタイムアタックだったら222段リセット入りました!とか言われてそう。
ここでケインさんとミスターノーバディの応援が入ったり、犬が危険な目にあいかけるところの物語が入ってきたりでめちゃくちゃ最高です!
悪口を言う場面でケインさんが広東語で悪口を行っていて笑顔になりました。香港映画でたくさん聞くので覚えました!
それにしてもドニーさんの動きが早くてきれいで、やっぱり好きだな……と改めて脳が痺れました。
(他の方のアクションもすごいですが、こういう体の動きと速さ、テンポ、武器の使い方、細やかでしなやかな動きがめちゃくちゃ好きです。書いてたらキモオタになったが……)
階段から落ちるスタントとか火だるまになるスタントがめちゃくちゃすごくてよかったのですが、危険なスタントの動きを見るより……見ていてかっこいい!となるアクションが見たいなあと自分が歳を取ったことを実感しました。(歳を取ったというか、経験を重ねて倫理観が変わったのと、「この落ちたりする動き、絶対にヤバい」と見ていて分かるようになったのと、スタントウーマンのドキュメンタリーを見たのも理由です。危ないのを無理に体を張ってやるより、安全確保を映像映えより優先してほしいと感じています)
タートルネックが似合いすぎのケインさん、最高すぎです……!
しかし、服の上からでも胸の筋肉の大きさが分かってしまい、「こんなことを考える私は……最低だ……」と落ち込みました。時代が時代なら不敬罪で打首されてもおかしくない思考だ。
最後の決闘前に「これでチャラだ」ってサクっと刺してくるケインさん、怖……当然と言えば当然ですが。
決闘のどんでん返しがすごかったのですが、侯爵は銃に弾が残っている状態で意識があって体がまだ動く人を警戒できないほど頭が悪いんだとドン引きしました。
せめて近寄るなよ……でも誰も侯爵をとめなかったということはルールの範疇で侯爵がやったことなので完全に自業自得だし、脳みそぶち抜かれた侯爵を全員無視して帰るところで人望もなさそうと悲しくなりました。
それにしてもケインさんが生きててよかった!ジョン・ウィックと戦う人ってほぼ死ぬため、推しの死を覚悟して見ていたので……(ここから、エンドクレジット後の映像にこの感情をぐちゃぐちゃにされるオタク)
ジョン・ウィックが亡くなることで続編の可能性を潰すのは、葉問4でも同じことやりましたね!(でも、葉問5が作られるとか……ジョン・ウィックはきれいにシリーズを終えられるといいのですが)
エンドクレジットからのケインさんがアキラに殺されるのを示唆して終わるのを見て「SPL〜?!?!まあ確かにケインさんも人を殺しまくって、コウジをアキラの眼の前で殺して、ジョンの情け(機転?)で決闘で生き残って契約からも解放されるのは都合よすぎですよね……でも、SPLシリーズだったらケインさんは死ぬとは思っていたけど、まさか本当になるとは……」と数秒で考えました。
・その他いろいろ日記っぽい何かとか、考えたこととか
今までいろいろな映画(ドキュメンタリー、アニメーション作品、昔の名作、アクションやホラーなど自分が普段見る以外のジャンル)をできるだけ見るようにしていて、知らない世界を知りたい!知識を深めたいという小学生みたいな気持ちでいます。
ジョン・ウィック4を見て、今まで蓄積した経験でこの場面には深みがあるなと気がついたり、表現について疑問に思ったり、アクションの質の高さや「ここでこういう動きをして体を動かしている、すごい!」と解像度が高めに理解できたりして、過去の自分と比較して映像や物語を読み取る感性が変化したことを実感すると同時に、ジョン・ウィック4の情報量の凄まじさを理解しました。
劇場で見たとき、シアターの入口までの通路の壁いっぱいにジョン・ウィック4の壁紙があってすごいな~と思って歩いていたらその壁紙を撮影しようと苦戦している方がいて、「あの、写真撮ってるんですか?よかったら荷物を持ちます」と珍しく社会性が出て声をかけました。(一歩間違えたら荷物盗む人とかに疑われてもおかしくない声のかけ方で反省しています。)
ただその方が持っていらしたポップコーンを受け取るときに、上から少しポップコーンがこぼれてしまい私ってなぜこんなに……やることが裏目に……?となりました。
声をかけた方が無事に写真を撮れたことが幸いです。
これからは少しずつ社会性と慎重さを持っていきたいなと思いました。
畳む