酸素計画

日記など雑多な文章

日記未満のことを書きます。

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の感想です。
#鑑賞記録 #九龍城寨之圍城

【注意】
感想です。レビュー、批評ではありません。
・二次創作をするオタクが書いています。

『九龍城寨之圍城』(香港版)を見た感想はこちらです。
※こちらも感想であり、レビューではありません。





・日本上映前に、予習(?)として『軍鶏 Shamo』(ソイ・チェン監督作品)と『逆流大叔』(一部同じ俳優さんが出演する作品)を見ました。
予習というより、ン・ジャンユーさんが見たかっただけとも言うかもしれません。
予習か……?

・『軍鶏 Shamo』はこう……カオス傾向が強く、比較的ニュートラルよりのわたしにとっては……「みんな大変そう……」と感情移入があまりできずに見ていました。
ただ細かいところが監督らしく、参考になりました。(何の参考?)
ン・ジャンユーさんが三島由紀夫に影響されたテロ犯を演じていて「テロ反対! デモをやってください……! この人は出所してほしくないな……」と初めて推しの演じる役に出所してほしくないと思いました。
特典映像で監督とショーン・ユーさんが自撮りをしていて最高でした。スマホがない時代でも自撮りはしてたんだ……とも思いました。
(急に別作品の感想を書くな。)

・『逆流大叔』で感情がめちゃくちゃになって楽しかったです。上司がお手洗いで泣いているところに遭遇したら「こういうときどういう顔をしたらいいのか分からないの(すべてが嘘の綾波レイ)」になってしまうだろ……!!
(急に別作品の感想を書くな。)

・Media Asia Filmのロゴを劇場で見られるだけで……マジで最高!!!!! ありがとうございます!!!!!
ここで泣いてしまうし、本当に……嬉しい……!!!!
『エグザイル/絆』のリマスターを劇場で見たときにも同じことを言っていたような気が……?

・推しの名前が出る……!!!! ノーベル賞!!!!(本当に何を言っているんだ? と思いますが、見るたびにこうなっています。『ドラゴン×マッハ!』『狂獣』『マスターZ』あたりでもずっと言っていました。しかし、"""最高"""なので言います。言いますよね?)

・一日で四回映画を久しぶりに見ましたが、一日で『キングダムⅠ』『キングダムⅡ』(5時間×2本の計10時間)を見たり、オールナイト上映前に一本映画を見てそのままオールナイト上映で朝まで映画を見たり、朝から夕方にかけて二本見て新幹線で移動した先でオールナイト上映を見て計5本を見たりしていたので、意外といけました。
過酷な映画鑑賞をしていてよかったです。(よくないが?)

・雷震東さんが続編で出てくるとしたら誰かなと考えてみるのが楽しいです。
張震さんかなと思ったりしましたが、かなりアクション映画にも出られていて強い役もできそうなので、殺人王に引けを取らなさそうです。殺人王よりは戦えない張震さんもみたいですが、アンディ・ラウさんとか出てきてくれると「うおおおお!!! 香港映画だ!!!」になると思いました。
……何の話ですか?

・抗争とかやめてみんなで逃げ出してしまおうよ……と思いますが、信頼してくれている仲間を集めて今さらやめるとは言えないし、家族を失っている仲間もいるため、とめられるわけがない……と思ってしまいます。
黒社会ってやっぱりよくないのかも……(社会的な黒社会の成り立ちから考えると当時の時代背景として必要な自警団としての役割もあるため、悪とは言いきれませんが……)

・ガラス破片デスマッチ、本当に危なすぎる。
もしかして……多くの方が流血とか大好きなんですか?(私は映画等のフィクションとしてスプラッタ映画やアクション映画は好きですが、現実の暴力は苦手なためです。でも、近年まで処刑等は娯楽だったため人は意外と暴力や死をコンテンツとして消費できるのかもしれません。)

・髪の毛を引っ掴んで質問する王九さんのパワハラぶりに時代を感じました。
(長い髪は戦闘だと掴まれて不利そうですが、持ち手としては便利だな〜!! と思います。最悪な考えをするな。)

・「黒社会に入らないか?」という質問に「入ります!」は物語が終わるため無理で、「いや……ちょっと……へへへ……考えておきます……あの……お金……」と躱しても「あのとき黒社会に入るって言ったよな?!(曖昧な拒否は肯定に強引に解釈されるため。)」で終わってしまいそうなので……答えは沈黙!!!『HUNTER×HUNTER』のハンター試験になってしまいました。沈黙しても沈黙=肯定で物語が終了しそうですが……
黒社会とできるだけ関わらずにどうすればお金をもらえるかを真面目に考えるな。
あと『HUNTER×HUNTER』をつい読んでめちゃくちゃ面白い!!! となっています。なんなんだこのオタク……映画の感想で『HUNTER×HUNTER』の話をするな。

・偽身分証に一応くしゃくしゃのラミネート加工みたいなものもされており、「やるなら真面目にやりたくないですか?! そこ!!!」と思いました。

・陳洛軍の怒りからの強奪は勢いがよくて最高です!!!! やっぱり香港映画と言えばこれです!!!! ここでお金が盗めていたらよかったのに……(それはそれで主人公が泥棒になって、命が狙われるのでよくないのでは……)

・王九さんの「ハロー」が魅力的で最高なのですが、めちゃくちゃ追いかけてきて怖いです。この人、本当にフィジカルがすごい……
やっぱりこの人だけホラー映画の文脈にいるのでは……?

・王九さんもさすがに物理法則には逆らえなくて安心します。強すぎて浮いたりしても「まあ……気功が強いから……できるかあ……(できないだろ。)」と思ってしまいそうなので。
二階建てバスから飛び出してしまうところのアクションは、『ポリス・ストーリー 香港国際警察』を思い出しました。今は比較的安全に撮影されているのに比べて、昔の作品はこう……命とか人件費が一番安上がりだったのかな……と不安になるくらい危険で……
王九さんも陳洛軍さんも無事で(?)よかったです!

・やはり武器なしで指をすぐに武器として使えるのが相当に有効だよな……と真剣に考えてしまいます。
一見武器を持っていないため油断をさそえるうえ、武器を取り出す、構えるといった動きもなくノーモーションで攻撃を繰り出せるので。

・信一さんに「色男」という王九さんに、(ですよね!!! よかった……!!! 信一さんをかっこいい!!!! と思っているのが私だけではなくて……分かってますね!!!(マジで誰の目線?))みたいに思いました。
自分が書いたと信じたくないくらい気持ちが悪すぎる文章だ……。義務教育の国語が泣いてそう……

・でも、王九さんもかっこいいですよ!!!! とめちゃくちゃ思います。
肌の手入れを全然してなさそうなのにめちゃくちゃきれいだといいですね。(本当に私は何を言っているんだ……?)

・陳洛軍さんが薬物を持ち込んだこと=シマ荒らしにつながるのがいまいち感覚として理解できていないのですが、その場のコミュニティで構築された既存の売買システムに横入りして商品の市場価値や物流等を崩すなよってこと?! と考えています。
経済がよく分からなすぎて……でも、既存のネットワークやコミュニティが安定していたり、黒社会の不文律で成り立つ金銭の流れをイレギュラーで乱されるとすぐに抗争等につながってしまうのかな……と考えました。

・薬売買所で壁から頭を出す人がかわいそうすぎて、笑ってしまいます。バイクに轢かれる寸前で……

・ここで戦うモブの人の顔をどこかで見たことがある気がしますが分かりませんでした。アクション映画の見すぎで役名のない人の顔まで覚えつつあって怖いです。

・信一さんが初手でナイフを投げるのが遠慮がなくて最高です。やはり緊迫するアクションはこういう「あ……、死ぬのかも……」くらいに迫力があると最高に好きです。

・ワイヤーアクションを使いつつ派手なシーンは派手に、堅実かつ身体能力を魅せるアクションは伝統的な雰囲気もあり、本当に最高です!!!!!
やっぱりアクション映画は香港映画が最高!!!(個人の感想です。)

・理髪店のお客さんのセリフが強すぎて好きです。もしや『カンフーハッスル』に出られてましたか?

・龍哥の陳洛軍さんに舐めた戦い方をするのが、本当に舐めきっていてかわいそうでした。
話くらい聞いてあげてください!!!(誰?)
『ベイビーわるきゅーれ』のヤクザカチコミのときに、「おいで」と言ってくる敵をふちのめすまひろさんの蹴りを思い出しました。

・私が広東語を誤って解釈していたのかと思いましたが、「失せろ」からの即窓から出ていく陳洛軍さんに「ここは私の間違いであってほしかった!!!」と思いました。
RTAの技じゃないんだよ!!!!

・しかし、この窓の出入りが作中で二回はあるのでまあ……ほぼ出入り口か……?(だめだろ!!! 危ないだろ!!!)

・ひさしの上にいる陳洛軍さんにご飯と飲み物をくれる方たちが優しくて……よかった……

・自分の広東語の解釈が間違っていたかはらはらしましたが、四仔さんが助けてくれて本当によかったです。
あとこのあたりで『千と千尋の神隠し』で湯婆婆に働かせてもらうよう頼む場面を思い出します。

・龍哥が食事中に寝るのは病気ゆえの疲れなのか……それとも監督が龍哥の眼鏡を信一さんが取るのを撮りたかっただけなのか……この場面は何回見ても、「自分の認識が狂ったかな?」と思います。
こんなの見たら陳洛軍さんも落下してしまうんだよな……(は?)

・脱臼させておいて、落下してきた相手に冷たすぎて泣きそうですが、香港映画は厳しい場面はなぜかかなり厳しいので……
お金か命かで陳洛軍さんは迷うんじゃない!!!! 絶対に命ですよ!!!! 生きてくれ……(『もののけ姫』?)

・薬物を返しに行く龍哥さんが、起きた相手に「起きたか」と言うのにまず勝手に侵入して最初に言っていい言葉じゃねえ!!!! と思ってしまいます。
たとえ乙女ゲームみたいに、ときめきの展開! みたいなドキドキ展開がある作品だとしても怖いですよ、この展開!!!! どんなに相手がかっこよかろうと、夜に侵入してきたら「犯罪」が真っ先に頭でちらつくだろ!!!
相手はアイマスクまでして寝ているのに……
普洱茶を入れたとかで勝手に話を進めるな!!!
お茶で許されることじゃないだろ!!!!

・「新刊」と言うセリフに「えっ!? 同人誌?!」と思いましたが、普通の意味での新刊で「私の新刊が完全にオタク用語になってる……」と落ち込みました。
新刊の一言で謎にテンションを上げるな。

・四仔さんがタンクトップを着ていると……こう……アクション俳優さんの身体はすごいな……と見てしまうので、こう……もう少し肌の露出を減らしてほしいです。

・陳洛軍さんが四仔さんの顔をまじまじと見る場面で、何回見ても……かっこいい!!!! と思います。ありがとうございます、監督……

・部屋の中が整理整頓されていなくて、物の置き場を自分しか把握していないと本当に物を触ってほしくないんだよ!!! と思いました。配置が変わったただけでもう何がどこにあるのか分からなくなるので……(私がただの社会不適合者とも……)

・あと自分が昔のカルト映画をよく見るせいで、AVのタイトルかカルト映画のタイトルか一部分からなかったりします。
カルト映画とAVって何か……タイトルが似ている気がするな……気のせいか……(ここで考えることではない。)

・AVを誰かがいるところでよく見られるな……と引きました。仲間内に趣味とかばれたら嫌なので。

・AVの隙間にある仮面ライダーに「ミッケのおまけにある問題みたい!」と幼い頃の思い出を汚していました。

・何回見てもばん! でビデオを消す四仔さんにびっくりしてしまいます。

・信一さんがやはり四仔さんのことをかなり勝手に話していて、香港版の認識があまり間違っていなくてよかったです。
それにしても……田原俊彦さんって誰?!?!!!(調べたが、当時の香港における印象が分からないため。)

・洋物のアダルトビデオでも、ヨーロッパ系統とアジア系統の百合物とかあるかもしれないだろ!!! と思いましたが、男女ものと比べるとニッチなジャンルなので……可能性は低いか……(急に謎のアダルトビデオを考えるな。)

・信一さんも(傷がない前とは言っていますが)四仔さんのことを色男だと思ってます?!?!! とめちゃくちゃテンションが上がりました。
やっぱり作中の人から見てもかっこいいですよね!!!! 最高!!!

・香港版で「うるさい、○○(伏せ字)」と四仔さんが言ってそうだ……と思っていたら、ほぼあたっていてよかったです。(よくない。)

・働き始める陳洛軍さんが本当に大変そうで……賄いとか出してあげてほしいです……

・肉の下味の説明をしてくれる人のところはやはり『ベイビーわるきゅーれ』の雰囲気で笑ってしまいます。
もしかして陳洛軍さんはかわいいのか……と頭が認識してきそうで怖いです。(成人男性にあまりかわいいという形容を使わない方がいいのでは? と思っているので……)

・「またご飯抜き」って……まさかこの主人公は中盤まで衣食住のすべてが揃っていない?!?!

・龍哥は陳洛軍さんにおかわりもさせてあげて……(誰?)と思います。私が卵をつけますよ!!!!! 卵は完全栄養食ですから!!!!

・龍哥もここに定住せずにできるだけ出ていってほしいというのが、お互いに自立していて理想的な保護者像で好きです。(個人的な理想です。)

・衣食住が揃ってよかった……衣食住が揃うのがこんなに遅い主人公っていったい……
新装備と寝る場所が手に入ってよかった……

・あとここの信一さんの衣装とスタイルが好きすぎて……脳内麻薬がめちゃくちゃ出ていて危険な気がします。
あと龍哥の後ろで陳洛軍さんがご飯を食べているのを窺っている信一さんが好きです。

・子どもがそういう店で働いているのも、暴力が容認されているのも児童への虐待で……セリフが分かって本当に辛かったです。

・そもそも児童労働させるな……(子どものときはこういう場面に何も思っていなかったため、自分も大人になったな……なったか? と思います。)

・薬物は本当に怖いし、本当に暴力はよくない……

・親の遺体を見つけてしまった子どもが「仕事しよう」という残酷さに、もう……
子どもは勉強して、働かなくていい……遊んでよく寝てよく食べて、健康に生きてほしい……

・燕芬さんが一緒に暮らそうと言ってくれて本当によかったです。もうここだけで一本映画が作れるのでは……?

・陳洛軍さんが誰にも言われずに遺体をおろしていて優しくて安心します。過酷な過去があるから誰かに優しくできるとかだと、私が嬉しいです。

・社会の隙間で生きるということは、社会の支援をまともに受けられない問題につながってしまうが、本来であればそういう問題こそに社会的な支援があるべきはずなのに……とかいろいろ考えてしまいます。

・お菓子で顔を隠すという面白さでさっきまでのもやもやをコミカルに一気に晴らす展開に加えて、新キャラクターの登場を印象的にやっているところがすごすぎて最高です。

・四人に顔を覗き込まれたら……心臓がとまってそのまま……と思いました。あのぼこぼこにされた人はよく生きてるな……

・十二少さんたちのセリフは自分の認識が間違ってそうだな……と思っていましたが、「半分城砦の人間」と、「十二」「少」のやり取りが合っていてよかったです。

・十二少さんの衣装もめちゃくちゃ好きです。あと信一さんがばしっと触るのが……同性同士の非言語コミュニケーションは最高!!! になってしまい、本当にだめでした。

・それにしても「少」は「若旦那」が妥当な翻訳かなと思っていたら「坊っちゃん」で「あ、ああああ~!!!??!! かわいすぎるし、日本語だとちょっと甘やかされている呼び方のニュアンスなのか……? う、うわ〜!!!!! 萌えてしまう……!!!!」とすべてが終わりました。
「少」でここまで萌えているキモオタになるとはさすがに自分でも思っていなかったので。

・今作は本当に名前の訳が最高で、漢字+広東語の音をフリガナで表記で助かりました。(一応、広東語での名前の呼び方は調べましたが、正しいかよく分からないので……)

・四仔さんのつけたお面と、信一さんと十二少さんの掛け合いも本当に最高で……監督はこういう人間関係を表現させると本当にすごい……(事実、中華圏で大ヒットしてオタクを狂わせているのだが……)

・麻雀をしているときに牌がカチッとあたる音になりたいと思いました。……さすがに気持ちが悪すぎる。

・家族を殺されたことに苦しみ、何十年も復讐を考えているのは苦しそうでやめてほしいですが、傍からそんなことを言えるわけもなく、ましてや身近な人ならもっと言えないだろうな……と辛くなりました。

・カラオケの場面で「龍哥のためにカラオケ店を開く」と信一さんが言っていて繁盛してほしいですね……(誰?)と思いました。
十二少さんとカラオケ店をやっていてほしいです。四仔さんと陳洛軍さんは裏方でがんばってほしいです。
カラオケ店をやっているスピンオフ作品が見たいですね……(すぐ二次創作をするな!!!)

・王九さんが逆らいそうなのを懸念したボスが「お前……最近は黒社会の締め付けも厳しいから……アイドルやれ!! 歌と踊りで儲かるぞ」とアイドルをやらせて、主人公四人も「黒社会からカタギになるか……アイドルグループ結成だ!」となりアイドルバトルしていてほしいです。
このオタクは、すぐにアイドルパロを考えていて本当に何なんだ?(私はすぐにアイドルパロを考えるキモオタなのですが、この趣味がどこから来ているのかは不明です。別にアイドルはそんなに……なので。)

・香港映画が好きでたくさん見ているが、広東語が分かるわけないだろ!!! と思いましたが、私は少しずつ多謝などの簡単な単語や数字、動詞、悪口なら少し分かるようになってきたので……
でも、四仔さんはしっかり教材など使って勉強してそうなイメージがあります。

・説明書を四仔さんに投げつけられて、笑顔で応じる十二少さんに「え、……もしかして、十二少さんは怒られたときに友人の間柄ではこの笑顔でのりきってる?!?!!!?」と思ってしまい、めちゃくちゃ最高になったため助けてほしいです。

・龍哥が陳洛軍さんの顎を触るところで「あ゛!!! BL?!!?!! いや、違うだろ!!!」と脳が混乱してしまい、もうだめでした。

・四仔さんに診てもらっているときも龍哥が煙草をすっていて、「い、今からでも禁煙を……どうか……」と思いました。吸いすぎていて本当に心配です。
あとテレビに反射する龍哥と四仔さんの表現がおしゃれすぎて、さすがソイ・チェン監督……!!!

・十二少さんがタンクトップを着ているところがめちゃくちゃ好きですが、露出が多い気がするので手心をもう少し……

・サングラスを香港映画ではかけがちですが、「見えないか?」と突っ込まれる場面=機能性でつけているわけではない、と作中で表していて好きです。フィクションとリアリティの間で、機能性ではなくファッションとしてやっていますよという観客への目配せがうますぎる。

・香港映画でブロマンスやノワールもの、同性同士の友情(デカ感情)ものをやるなら、理屈抜きに徹底的にかっこよくふりきってやってほしいなと私は思っているなと気がつきました。
『ザ・ミッション 非情の掟』『エグザイル/絆』のジョニー・トゥー監督作品もそういうところがめちゃくちゃ最高に好きなので。

・虎哥に怒られる十二少さんの「おめかしを」で私の脳で今まで活性化してなかったところが刺激され、「あ……ああああ゛?!?!!!! 萌……!!!!」となってしまいました。
こんなの『ドラゴン×マッハ!』『狂獣』『ベイビーわるきゅーれ』以来で……
香港版だと「ボスが恥ずかしくないように〜」みたいなニュアンスもあり、どちらも最高でした。

・それにしても、遅れていったために奢ると言ったら豪勢な料理で、(奢るって言わなければ……)と虎哥に少し思っていてほしいです。(すぐ二次創作するな!!!)

・龍哥は陳洛軍さんが名前を出さないようにずっとひやひやしていたんだろうな……と思って緊張しました。

・理髪店を始めるも仲間が来ない龍哥がかわいそうだろ!!! 仲間なら来てやれよ!!!! という気持ちと、陳占さんが断るのに無理やりやってくる龍哥に「そ、そういうところが原因で仲間が来ないんだろ!!!」と思いました。

・「お前が義父になってくれ」というセリフに「えっ……三人くらいに頼んでリスクヘッジしません?」とゴミカスの発想になりました。
でも、……三人くらい義父がいるはちゃめちゃコメディとかはフィクションなら面白そうなので……

・よく分からない黒社会のプライドと男の友情でパートナーを失ったとしたら……もう、ビンタではなくてグーパンチか包丁、銃が出てきても全然おかしくないんだよな……と思います。
『エグザイル/絆』は銃を撃ってましたが、本当にそれくらいしても全然おかしくないんだよな……
あと札束が足りるわけないだろ!!!! もっと渡してあげてください!!!

・虎哥と十二少さんが車に乗り込むあたりの場面はいろいろと細かくて好きです。
しかし、ここで虎哥が何も言わなかったとしたら……とはらはらします。

・陳洛軍さんを殺しに動くのも早いし、逃がそうとするのも早い!!!!
あと少し龍哥の判断が早ければ……
(『THIS コミュニケーション』のデルウハさんだったら、めちゃくちゃキレてそうです。敗戦処理をしてもらうか、巧みな弁舌で説得してどうにかしてほしいですね。)
(土下座と説得でどうにかならないかなと思いますが、謝った瞬間に極道の世界なら「へーお前が謝るってことは、お前が悪いって自覚があるんだ……どう落とし前つけんだよお?!!!」という文脈が発生して負けそうなため、黒社会でも謝るのは悪手寄りの選択なんだろうな……と思いました。)

・香港で相手を指さして牽制するのが好きなのですが、虎哥にされて十二少さんが手を離すところが叱責、見咎める、反抗と諦めといった感情を物語っていてとても好きです。

・龍哥がイエスかノーか答えるのを待つ時間が数秒しかなく、アクションへの移行が早くて最高です!!!!
このテンポにはまるともう香港映画以外だと物足りなくて……

・アクションシーンが最高!!! ですが、あの……アクション俳優ではない方がめちゃくちゃにアクションをしていて……本当に心配で……
香港版の特典映像も大変そうでしたが……

・虎哥の山突き(のはず……)がとても好きです!
『一勝千金』のおかげでいろいろな技を覚えられて、アクション映画の解像度が上がって最高です。
あと秋哥が戦う背景で倒れた虎哥を心配する十二少さんが映っていて、本当にいい子で(マジで誰!??!? 気持ちが悪すぎる。)……と思いました。

・陳洛軍さんを守るためにできるとすれば、龍哥が見を張って『風の谷のナウシカ』のユパ様みたいにとめるしか……(裏切ったが、身を挺してでもどちらも守りたいと示しつつ、罰として受け止める、みたいな好感情を抱かせられる利他的な行動なので。)

・上の世代のことは水に流せって……!!!! それができたら苦労も争いも復讐もないだろ!!!!! 正論かつ理想ではあるが、人間は感情的な生き物ってことを忘れたのか?!?!! あと感情的になっているときに、正論をまともに受け止められる聖人君子はほぼいないだろ!!!!
『THIS コミュニケーション』のデルウハさんに怒られますよ。

・四仔さんはずっと近くで見守っていてくれて……優しくて好きです。

・戦ったあとすぐさま殺しの依頼をしに行く判断とプライドの捨て方は、目上の人としては相当覚悟がいっただろうな……と思います。

・王九さんにもボスの椅子に座って調子に乗っていたら気まずいみたいな感情があるんだな……と失礼なことを思いました。
開き直って「温めておきました!」とか言って怒られてそうなイメージがありました。

・龍哥と信一さんのやり取りが香港映画の最高が詰まっているのと同時に「下の世代に継がせないでほしい!!!! 暴対法!!!」となっています。
『エグザイル/絆』の握手をしないで……そんな覚悟はもっとあとになってからでいいのに……龍哥は長生きをしてください……

・理髪店が乗っ取られたときに(皮肉で)お礼を言っていて、聞き取れてよかったと思いました。

・四仔さんが常に陳洛軍さんをお姫様抱っこで運んでくれて、傷を気にしてくれているんだよな……と思います。
優しすぎる……強いし……かっこいいし……めちゃくちゃ好みに刺さって去年から抜けなくなっているのに、さらにずぶずぶと刺さって自分の脳の作りが変化してそうです。

・十二少さんが虎哥の意向に従わなかったのも、虎哥は命令に背いてでも守りたい大切なものができたことや、ボスの命令だけでなく自分の考えに従う意思の強さを肯定的に思ってそうです。
……『ハイパーインフレーション』のフラペコさんの評価か?! いや、私がフラペコさんの成長がめちゃくちゃ大好きなだけです……

・十二少さんと虎哥のセリフがおしゃれなのと、「俺の世話が残っている」の一言がかっこよすぎるし、「ボスの手下でよかった」もこう……最高で……こんなに最高を見ていいのか……?!!?!?

・四仔さんが陳洛軍さんの治療中に鉗子を体の上に置いていて、狭い空間でよく手術ができるな……と思いました。

・信一さんに四仔さんが「龍哥をつけろ」と一言言ってくれるのが、四仔さんが冷たく見える一方で冷静に周りを見て気を遣ってくれているんだよな……と感動します。好きですね……(気持ち悪いオタク。)

・信一さんの顎に王九さんのパンチが入るものの、すぐにガードする信一さんのアクションが好きです。

・王九さんが信一さんに「廃仔」って吐き捨ててない?!?! と思いました。本当にこの人はひどすぎる。
『狂獣』の香港版で、西狗さんが上司に何を言っているのか見ておいてよかったです。
→香港版で確認しましたが、「廃柴」でした。意味は罵倒語でだめみたいなニュアンスみたいです。

・このあたりの展開は辛いですが、とにかくアクションが最高で、肘打ち、頭突き、刀、蹴りが本当に最高!!!

・十二少さんと四仔さんが一緒に王九さんと戦うところはあまり見たことがないというか、さらりと流していいアクションのレベルではなくて、香港映画のアクションのレベルの高さに震えます。

・みんなで逃げてほしいですが、目上の人が逃げたら面子や体面の問題でずっと追い回されるだろう……と『逃げ上手の若君』を読んでいたことで思いました。
でも、死で誰かを救うのも、死で誰かを助けるのもやめて、みんなで逃げて生きましょうよ!!!
最後まで笑顔で見送らないで……一緒に生きてほしい……病気も治療してほしい……
……いや、本当になんで病気を治療しなかったんだ……(病気とばれると九龍城砦が乗っ取られたり、抗争がすぐ起きたりするくらい不安定だったので? と思いますが……)

・陳洛軍さんがまた三人に会うために様々な手を講じていくのと、そこでいろいろな事実を知ってしまったことで、起きた一連の事件に心を痛めてそうで辛いです。

・何で悪役側が歌うシーンがあるんですか?
王九さんが楽しそうで何よりですが!!!

・九龍城砦への足がかりができたのなら最大限に使い尽くして、すべてを奪い去ってやろうとする方法が黒社会らしくて大好きです。
(反社会的勢力の手口を調べると、ビジネスとしてコスト、リターン、リスク等、手口がかなり考えられており、「悪い人ってこういうことを考えるのか! 勉強になるなあ!(※防犯等のため。犯罪等を肯定する意図はありません。)」と思います。悪いことが私は全然分からないため、事件や犯罪について調べると自分の知らない世界があって驚きます。)

・これが答えだ! 暴力!!!! の勢いが凄まじくて最高です。殴るのって最高!!!
やっぱり暴力による恐怖と痛みでの支配は強力ですからね!!!!!!(悪役の思考をするな。)

・王九さんは配下に「ボスになったら従います」と言われるまで、ボスに敵わないと思っていそうというか……動物が幼い頃に鎖で繋がれていたら、鎖をとめていた柱がなくなっても無意識に鎖でつながれた範囲しか動けないみたいなことをさせられるくらいに、痛めつけられた過去とかあるのかな……と思いました。
信一さんと十二少さんは上司と部下でも信頼や敬意がありますが、王九さんは恐怖と痛み、上下関係以外はあまりなさそうなイメージです。

・陳洛軍さんが来たときに手を上げる十二少さんに『エグザイル/絆』の序盤を思い出します。
この再会の場面は本当におしゃれかつ、静かな画面なのに感情的には熱くてすごいです!! 最高!!!

・四仔さんはPTSDに苦しんでそうですが、第二次世界大戦のPTSDに苦しむ方などのドキュメンタリーを見ていて(やはり人は暴力と争いに向いていないのかもしれない……)と思いました。
暴力と痛みと恐怖に、人が怯えることなく対話ですべてを解決できればよかったのに……暴力、許すまじ!!!! 暴力やよくない……といろいろ考えてしまいます。(ここで考えることではない。)

・四人が集まったら……スマブラ……?
おいしいご飯とか食べていてほしいですね……
しかし、復讐とか落とし前とか言わなくて本当によかったです。

・麻雀のところで「西……ほしいですね……」と気持ち悪いキモ(オタクがなくなってキモのみになった成れの果て)の感想が出てきたので、終わりです。

・盂蘭盆会の王九さんが靴下の隙間が見えていて、露出が低い衣装のため微妙な隙間に「えっ、なんか……『ドラゴン×マッハ!』の獄長でもこんなのあったな……」と思い出してもう終わりです。

・炭を食べる王九さんが他人の服の裾で口を拭いていて、完全に我儘天真爛漫傍若無人で最高です!!!
無茶苦茶自分勝手なキャラクターなのにおしゃれで無茶苦茶強くて、かっこよくて、テンション高すぎクレイジーすぎて、やはり監督は人を魅力的にするのがうますぎる……と思いました。
王九さんってお手洗いで手を洗ってハンカチを(当然)持っていなくて、配下の遣うハンカチを取ったり、挙句の果てにズボンとか上着で手を拭いたりしていてほしいです。(これ、ファンに絶対に怒られる妄想では……? 先に謝っておきます。大変申し訳ございません。)

・陳洛軍さんが帰ってきたのを知って家に帰る住人の方たちが火を消して去ったあとのワンシーンの入れ方に、やはり監督の映像表現はおしゃれなんだよな……と感動します。

・一人で戦いに行くんじゃない!!! 香港で死ぬ覚悟ではなく生きる覚悟をしてくれ!!!

・振り回される敵を避けてあげる敵が優しいなと思いました。『バッドシティ』『ヘッドショット』は普通に敵を盾にしても敵が殺してしまうので……

・みんなが来てくれるところが本当に好きですが、これからぼろぼろになるまで戦うと思うと……みんな逃げようよ!!! もう戦ってほしくない……(今までめちゃくちゃ香港映画とアクション映画を見てきたくせに?!)

・この作品のすごいところは背景でもたくさんアクションをしていて情報量が多いところです。最高……!!!

・信一さんと陳洛軍さんもプリキュア結成しているかもしれないし、最後で信一さんと四仔さんもプリキュア結成しているかもしれないが、そもそも四人で最高なのでもう最高です。プリキュアではなくてこの作品の四人としてめちゃくちゃ好きです!!

・十二少さんの刀アクションに刀で受け止め、引く動きで切るところがあり、やっぱり刀アクションと言えばこういう引く動きだよな……と思いました。
そんなに刀アクションは見ていないので分かりませんが。

・王九さんは味方ごと銃で倒していて……こんなボスについていきたくないかも!!! と思いました。
遠くで見ている分にはいいですが、近くにいたら絶対に嫌です。

・やはりアクションの質が異様に高い……!!!
全部のアクションが好きですが、銃が不利になる間合いに入って戦ったり、組み付かれないように足で相手の体勢を崩したり、アクロバティックな動きを含めた四仔さんのアクションや、武器を交換しながら戦う信一さんと十二少さんのアクションがめちゃくちゃ好みで、最高に好きです!!!!
あと関節技や関節の動きを意識したり、相手の背後に回り込んで技をかけたりする動きが、人の筋肉や身体の可動領域が分かっている動きで……めちゃくちゃ最高です!!!

・室外機が落とされたり、屋根の上でバトルされたり、近くの住人の方は「え……なんか怖い!!!」となりそうです。
冷静に考えると、香港映画らしくめちゃくちゃ家屋や屋内の物が破壊されていて笑ってしまいます。
椅子もパイプも武器ではないんですよ!!!
あとガラスも割るものではないです!!! 香港映画ではすべてが破壊されていて、本当に勢いが最高です!!!!

・王九さんの四肢を封じても無理やり解除してくる単純な強さが好きです。
世界樹の迷宮でも縛りを相手にかけても、解除されるまでに倒しきれないと結局火力で押し負けてしまったり、搦め手で押していたのができなくなってジリ貧で負けたりしたので……この敵は強すぎる!(急にゲームで例えるな。)
(マジで攻略するなら、視界を遮るのは効くみたいなので煙や光で相手の視界を潰しながら戦う(点滅する懐中電灯で視界を塞ぐ、閃光弾や煙幕を用いるなど)か、攻撃を弾いてもおそらく呼吸はする=肺での酸素を取り入れているため薬品やガスで封じるとか、全身に油をかけて燃やして視界封じ+呼吸を阻害するあたりが有効そうです。『平穏世代の韋駄天達』みたいな搦め手でなんとかなりそうな……)
(あと点と線での攻撃ではなく、盾などを用いて高所から突き落とすとか……?)
(こんな卑怯な手で戦うな!!!!! 自分で考えた割に戦法が卑怯すぎる。)

・王九さんと戦えそうな他作品の人物を考えてみると、『狂獣』の西狗さん、『ドラゴン×マッハ!』の獄長、『ベイビーわるきゅーれ』のまひろさんとちさとさんコンビ、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の冬村かえでさん、『先生! 口裂け女です!』の口裂け女さん、あたりそうかなと思いました。
まひろさんとちさとさん、冬村かえでさんあたりは格闘ではなく、戦略で攻略してそうです。

・味方四人+敵一人でのアクションの構成がうますぎて……『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』の大人数相手のアクションや、『バッドシティ』の最後の大人数相手のバトルを思い出します。最高!!!!! 生きててよかった……!!!
それにしても本当にアクションの最高峰では……? 見てもいいんですか、こんな最高を……?
博物館とかに展示してほしいです!(『悪魔のいけにえ』もマスターフィルムが保管されているので。)

・やはり『ドラゴン×マッハ!』のテーマが監督は好きなのかな……と考えています。
落下のモチーフは『SPL』から来ている気もしますが、そこに天や因果、因縁を含めて監督のオリジナリティを出している感覚です。
(『SPL』から『ドラゴン×マッハ!』で落下のモチーフを使う→落下は画面映えもよく、物語としても盛り上がる展開と監督が知る→落下に表現したい天、因果といったことを含ませる……? みたいなイメージです。)
こう考えると香港映画の歴史や、作品や芸術の歴史があって、影響し合ってまた作品や生まれることに、人間の営みの複雑さや現実の複雑さってすごい……と思います。(なんか頭が悪い文章になってしまった。)

・竜巻と龍哥をかけていて、こんなに脚本がうまいこと……ある!!!! すごすぎる……

・『ドラゴン×マッハ!』とはまた違う因果や情の物語に、どちらも大好きで……本当にどちらも見られてよかったです!!! ホラー映画からカルト映画を見始めて、偶然アクション映画にはまりましたが、本当に生きててよかった……
(そこそこいろいろあって生きてきたので……)

・成人男性の力が入った腕を見るのが好きかもしれない……と信一さんの場面で謎の性癖に気がつきました。い、嫌すぎる……
(そもそもアクションが好きなので、アクションをする方の身体が好きといえば聞こえはいいかもしれませんが……どんどん性癖が狂っていっていて本当に嫌です。)

・香港版を見ていたときには気功って何?!?! でしたが、『シャクラ』みたいに謎の力が香港映画に限らず華流映画にはよく出てくるので「気功、ね……なるほど……(何も分かっていない。考えるな、感じろ……!!!)」と日本語字幕版を見れました。
個人的には、『HUNTER×HUNTER』の強化系だと思ってみています。
もしくは『ジョジョの奇妙な冒険』の呼吸法みたいな……そういう……

・秋哥が助けられるときに復讐相手と裏切り者になってしまった龍哥を重ねて見ていて……復讐と裏切りへの怒りが向く陳洛軍さんが復讐せず、助けて去ることでようやく彼らの因果は少しずつ変わっていったのかなと思います。
というか、龍哥が命を懸けてまで変えようとしたものなので憎しみではなく生きようとしていく力に変わっていってほしいです。

・最後の終わりの曲がめちゃくちゃ素敵で……本当に最高です!!!

・それはそうとして、高所が普通に怖いため「足が浮いてる!!!」といつも手に汗を握ります。
香港の建物は高すぎて、見上げるのも怖かったことを思い出しました。

・全員が少しずつ服装等が変わっていて本当に感謝……!!!! サービスシーンをありがとうございます……!!!(違う。)
陳洛軍さんに煙草を渡す信一さんで、あ……脳のヤバいところが刺激されていて……心臓が……『ルパン三世 カリオストロの城』を見たとき、子ども心に「えっ、仲が良すぎでは?!??!! なんだろう、このドキドキは……」となったことを思い出します。
『エグザイル/絆』を見ていなかったら心臓が本当に危なかったです。

・四仔さんは最後の戦いのあたりで決心がついて、マスクをしないと決めたんだろうな……と妄想をしてしまい、あの……本当に助けてほしいです……こんなに妄想をするキモオタになるなんて……

・四仔さんが飲み物を十二少さんに渡すところも好きです。四人がそれぞれ仲が良さそうで、誰かと誰かがすごく仲がいいみたいなところがない友情ものの描き方がすごすぎるし、私はこういうのがめちゃくちゃ好きで……
(『ベイビーわるきゅーれ』の主人公コンビがめちゃくちゃ仲がよくて、周りの人ともそれぞれの距離感を保った関係性みたいな、そういう登場人物の個性が出ているのがめちゃくちゃ好きみたいです。)

・めまぐるしく変わっていくものと、それでも変わらないものがあるはずというセリフに「『紅殻のパンドラ』でも変わらないものはあるって終わり方だったから……肉体が別のものに置き換わったとしても変わらないもの(ゴースト)がある限り、私たちの何かはきっと変わらないんだろうな……」など思って感動しましたが、ちょっとオタクの文脈すぎて自分でも感動の仕方が気持ち悪かったです。

・また『宝石の国』の「すべては変わっていく そうでしょ?」や、『少女終末旅行』で作者のつくみず先生の「終わりがあるということはとても優しいことだと思います」といった言葉も思い出します。
私は変わりゆくことが好き(というより、変わらないこと、変えられないことの方が怖いのかもしれません。)で、いい方向に何かは変わっていってほしいし、いろいろと変わりながら生きていってその中でも変わらなかった(変えられなかった)ものを見つけて大切にしたり、向き合っていけたりすればいいなと思いました。

畳む
RSS