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人魚姫のお伽話
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結
前書き・紹介
「譲らないし譲れない」
前の話 | 目次 | 次の話 |
「お姉ちゃんだけ、絶対にずるいっ!!」
久しぶりに顔を合わせた途端に噛み付かれて、優卵は苦笑いを浮かべるしかなかったのだけれど、妹には優卵のその表情も気に障る要因だったらしい。益々、機嫌を損ね出した。
「あたし、二十歳前に結婚したから、振り袖だってお姉ちゃんの借りて、結納で一回着ただけなんだよ? 本当なら、あたしだって仕立ててもらえる予定だったのに!!
それに、成人式だって、せめてレンタルしよっかなって思ってたら、お祖母ちゃんとかお母さん、なんて言ったと思う? 『未婚女性の第一礼装を既婚の貴女がしてどうするの』って!!
今回のお姉ちゃんの結婚式だって、本当ならもっと華やかなものとかドレスがよかったのに、花嫁の親族なんだからって、お母さんにお祖母ちゃんまで口揃えてさ、結局地味な着物しか着れない!!」
脹れっ面の妹は、マシンガンの如く言葉を浴びせてくる。
「地味な着物って留め袖のこと? 訪問着くらいなら構わないし、落ち着いた色合い選んでくれるなら、ドレスでも構わないわよ?」
優卵の言葉に、妹は顔をしかめる。
「訪問着のこと言ってんの!! 留め袖なんて、冗談じゃないもん。黒の留め袖なんて、お祖母ちゃんみたいで、絶対にヤダ。それに、ドレスだって華やかなのより、落ち着いた色で選べってうるさいもん」
「黒の留め袖着ろなんて言ってないわよ。母親じゃないんだから、貴女がその格好してどうするのよ。訪問着も嫌だ、ドレスも嫌だ、じゃあ、貴女は何を着たかったのよ?
貴女は今回、私の結婚式に参列する、花嫁の親族の立場よ? それも、既婚のね。まさか、振り袖が着たかったとか言い出さないでよ? 義弟の巧君の面子も私の面子も、貴悠さんにだって迷惑かけるんだから」
優卵の言葉で妹はどんどん機嫌を損ねてゆく。
「なんでよ!! お姉ちゃんの教室の子ども達招待してもいいって言ってくれるくらいには、貴悠義兄さん、お姉ちゃんの言うことなら聞いてくれるじゃない。
お姉ちゃんが一言、『妹の恰好、振り袖でも構わない?』って、訊いてくれたら、それで済む話じゃないのよ!! 大体、お姉ちゃんだけずるいの!! ウエディングドレスからしてオーダーメイドだもん」
妹の言葉に、流石に優卵も頭を抱えるしかない。
「あのね、そんな非常識、私から通せるわけないでしょ? 振り袖も着れないって騒ぐけど、そもそも成人前に結婚を選んだのは貴女でしょう。
お祖母ちゃんやお母さんは、流石に早すぎないかって尋ねたはずよ? こんなに早く結婚決めて後悔しないのかって。式に来るのは私の身内だけじゃないのよ。
貴悠さんの御親族や仕事関係、友人も参列してくださるの。その中で、貴悠さんや義弟に恥かかせるような真似、出来るわけがないでしょう。いい加減、大人になって頂戴」
優卵の言葉に喰い付こうとしてきた妹に、優卵はピシャリと告げる。が、その優卵の言葉も気に入らなかったらしい。妹は不機嫌を顕わにして尚、噛み付いてきた。
「なによ、気に入らないっ!! あたし一人、ちょっとおめかしさせてくれたっていいじゃない!! 友達の結婚式じゃ着れないのにっ!!」
妹の言葉に流石に優卵は眉を潜めた。
「馬鹿言わないで頂戴。友達の結婚式でも、ドレスなら着れるでしょう? 私の式で、貴女が振り袖を着る意味考えたこと有る?
『私は独身です』って格好して、義弟の巧君が親族として参列してる横で、大恥晒してるのよ? 貴悠さんの御親族に顔が向けられないわよ」
優卵の言葉に妹は大声で叫んできた。
「なによ!! お姉ちゃんなんか、幸せボケで頭いっぱいで、あたしのことなんか考えてくれないだけじゃない!!
いいわよ、いいわよ、お姉ちゃんと貴悠義兄さんが出逢えたのって、誰のおかげだと思ってるのよ!? もう、みんな嫌い!!
あたしだって、本当ならまだ新婚の時期なんだから!! なのに、巧君、忙しい忙しいばっかり……。お姉ちゃんまでそういうこと言うんだ!!」
真昼の喫茶店で涙ながらに叫ばれて、優卵の方は頭を抱えた。見れば、周囲は何事かと、優卵と妹の席に視線を寄越している。
「まず、落ち着いて頂戴。お店で叫ばないで。他所様の迷惑になるし、何事かと思われるでしょう。貴女の不満、ドレスや振り袖じゃないんでしょう?
夫婦の揉め事を持ち込まないで。相談したいことが有るなら、先にそう言いなさい。でないと、私には解らないわよ?
誰のおかげで貴悠さんと出逢えたと思ってるのって言ったわね。なら訊くけど、誰のおかげで貴女は私の幼馴染と出逢えてゴールインしたの?」
優卵の諫める台詞に、妹は唇を噛んで俯く。
「式の内容だって、自分達の式は、貴女達二人して決めたはずでしょう? それを、人のことに持ち込まないで」
「なによ、ウエディングドレス、オーダーしようなんて、出来なかったんだもん。誰のおかげでって、言葉のあやじゃない!!
それに、巧君は最初からあたし知ってたもん。あたしは妹なんだから、当たり前じゃない!! お姉ちゃんはあたしの式の打ち合わせで、貴悠義兄さんと出逢ったのに!!」
妹の言い分には、優卵は溜息だ。
「当然でしょう。貴女は高校を出て直ぐに結婚して、式を挙げてるの。挙式代、誰が全部負担したと思ってるの? 費用のことも貴女達は話し合ったはずよ?
貴女が私の妹だから当然に巧君は貴女と出逢ってた? 馬鹿言わないでよ、いつもいつも付いてきた貴女がいたからでしょう。馬鹿言わないで」
優卵の言葉に、妹は即座に噛み付いてくる。
「なによ、なによ!! そりゃ、自分達で費用持つお姉ちゃんからすれば、そうなるわよね!! なによ、嫌味ばっかり!!」
もう、子どもの駄々もいいところなことをごねだした妹に、優卵の方が頭痛を堪えていると、突如と声が割り込んだ。
「……申し訳ないけど、そこまでにしてもらえる?」
「貴悠さん!!」
割り込んだ声に、優卵がキョトンと見上げると、貴悠が何処か怒ったような表情で、妹を見つめている。
「優卵の言葉通りだと思うよ? それに、君は優卵が君の結婚式のときにどれだけ心を砕いて、どれだけの我が儘を嫌な顔一つせず引き受けてたかも忘れてる。
森村の件で何か相談があるなら、優卵も僕も乗れるけど、それは優卵を攻撃していい材料じゃない。悪いけど、優卵は連れてくよ」
強制的に店から連れ出されて、優卵の方は面食らった。貴悠の方は頭痛を堪える仕草で、運転席のハンドルにもたれかかっている。
「ええと? 妹といる場所、よく解りましたね?」
「……森村から電話、『先輩と優卵ちゃんの式の話聞いて、希生が機嫌損ねたみたいだから、優卵ちゃんのとこに乗り込んでると思うんですけど』ってさ」
貴悠の言葉に、優卵は苦笑い。
「うわ…………」
「あいつも大概、いい加減にしろよなぁ。で、優卵は大丈夫?」
貴悠の言葉の意図が解らず首を傾げた優卵は、思い当たって、微笑んだ。
「……『巧君は最初からあたしを知ってるもん』の件、聞いてました?」
「や、聞く気じゃなかったんだけど、あれだけ大声で騒がれてると、店に入った途端に飛び込んできた」
貴悠の言葉に、優卵は微笑む。
「今になって、貴悠さんが気にするとこ、そこ? そうじゃなくて、誰のおかげで出逢えたと……は、ちょっとキツかったけど」
心配の色を含ませた貴悠に、優卵はカラカラと笑う。
「だって、巧君とあの子が結婚して、無茶を思いつかなかったら、貴悠さんとは出逢えてないの、確かだし…………。
だけどね、誰かさん、私に繰り返し伝えてくれたでしょ? 『譲っちゃ駄目なときは譲っちゃ駄目なんだ』って。貴悠さんの過保護が爆発しただけ。
あの子がいくらごねようと、多分、頭痛は抑えきれなかったけど、譲らなかったと思いますよ、私」
優卵の言葉に、貴悠は微笑んで、そう、と肯いた。
「それなら、僕が出て行く必要、無かったかな?」
「うーん、逆効果になったかもしんないから、却って良かったのかも」
「えーと、どういう意味?」
「あの子の性格、ある程度見えてきたでしょ? 貴悠さんが迎えに来たのと貴悠さんが私の立場で発言したの聞いて、どうせ、自分も一人なんか嫌だって……。
巧君の携帯に、泣きべそで泣き付いてる頃合いだと思います。喧嘩してたみたいだし、いい仲直りのきっかけになったんじゃないかしら?」
悪戯っぽく笑った優卵に、貴悠の方は苦笑い。
「まぁ、困った義弟と義妹だね」
「今更ですけどね?」
久しぶりに顔を合わせた途端に噛み付かれて、優卵は苦笑いを浮かべるしかなかったのだけれど、妹には優卵のその表情も気に障る要因だったらしい。益々、機嫌を損ね出した。
「あたし、二十歳前に結婚したから、振り袖だってお姉ちゃんの借りて、結納で一回着ただけなんだよ? 本当なら、あたしだって仕立ててもらえる予定だったのに!!
それに、成人式だって、せめてレンタルしよっかなって思ってたら、お祖母ちゃんとかお母さん、なんて言ったと思う? 『未婚女性の第一礼装を既婚の貴女がしてどうするの』って!!
今回のお姉ちゃんの結婚式だって、本当ならもっと華やかなものとかドレスがよかったのに、花嫁の親族なんだからって、お母さんにお祖母ちゃんまで口揃えてさ、結局地味な着物しか着れない!!」
脹れっ面の妹は、マシンガンの如く言葉を浴びせてくる。
「地味な着物って留め袖のこと? 訪問着くらいなら構わないし、落ち着いた色合い選んでくれるなら、ドレスでも構わないわよ?」
優卵の言葉に、妹は顔をしかめる。
「訪問着のこと言ってんの!! 留め袖なんて、冗談じゃないもん。黒の留め袖なんて、お祖母ちゃんみたいで、絶対にヤダ。それに、ドレスだって華やかなのより、落ち着いた色で選べってうるさいもん」
「黒の留め袖着ろなんて言ってないわよ。母親じゃないんだから、貴女がその格好してどうするのよ。訪問着も嫌だ、ドレスも嫌だ、じゃあ、貴女は何を着たかったのよ?
貴女は今回、私の結婚式に参列する、花嫁の親族の立場よ? それも、既婚のね。まさか、振り袖が着たかったとか言い出さないでよ? 義弟の巧君の面子も私の面子も、貴悠さんにだって迷惑かけるんだから」
優卵の言葉で妹はどんどん機嫌を損ねてゆく。
「なんでよ!! お姉ちゃんの教室の子ども達招待してもいいって言ってくれるくらいには、貴悠義兄さん、お姉ちゃんの言うことなら聞いてくれるじゃない。
お姉ちゃんが一言、『妹の恰好、振り袖でも構わない?』って、訊いてくれたら、それで済む話じゃないのよ!! 大体、お姉ちゃんだけずるいの!! ウエディングドレスからしてオーダーメイドだもん」
妹の言葉に、流石に優卵も頭を抱えるしかない。
「あのね、そんな非常識、私から通せるわけないでしょ? 振り袖も着れないって騒ぐけど、そもそも成人前に結婚を選んだのは貴女でしょう。
お祖母ちゃんやお母さんは、流石に早すぎないかって尋ねたはずよ? こんなに早く結婚決めて後悔しないのかって。式に来るのは私の身内だけじゃないのよ。
貴悠さんの御親族や仕事関係、友人も参列してくださるの。その中で、貴悠さんや義弟に恥かかせるような真似、出来るわけがないでしょう。いい加減、大人になって頂戴」
優卵の言葉に喰い付こうとしてきた妹に、優卵はピシャリと告げる。が、その優卵の言葉も気に入らなかったらしい。妹は不機嫌を顕わにして尚、噛み付いてきた。
「なによ、気に入らないっ!! あたし一人、ちょっとおめかしさせてくれたっていいじゃない!! 友達の結婚式じゃ着れないのにっ!!」
妹の言葉に流石に優卵は眉を潜めた。
「馬鹿言わないで頂戴。友達の結婚式でも、ドレスなら着れるでしょう? 私の式で、貴女が振り袖を着る意味考えたこと有る?
『私は独身です』って格好して、義弟の巧君が親族として参列してる横で、大恥晒してるのよ? 貴悠さんの御親族に顔が向けられないわよ」
優卵の言葉に妹は大声で叫んできた。
「なによ!! お姉ちゃんなんか、幸せボケで頭いっぱいで、あたしのことなんか考えてくれないだけじゃない!!
いいわよ、いいわよ、お姉ちゃんと貴悠義兄さんが出逢えたのって、誰のおかげだと思ってるのよ!? もう、みんな嫌い!!
あたしだって、本当ならまだ新婚の時期なんだから!! なのに、巧君、忙しい忙しいばっかり……。お姉ちゃんまでそういうこと言うんだ!!」
真昼の喫茶店で涙ながらに叫ばれて、優卵の方は頭を抱えた。見れば、周囲は何事かと、優卵と妹の席に視線を寄越している。
「まず、落ち着いて頂戴。お店で叫ばないで。他所様の迷惑になるし、何事かと思われるでしょう。貴女の不満、ドレスや振り袖じゃないんでしょう?
夫婦の揉め事を持ち込まないで。相談したいことが有るなら、先にそう言いなさい。でないと、私には解らないわよ?
誰のおかげで貴悠さんと出逢えたと思ってるのって言ったわね。なら訊くけど、誰のおかげで貴女は私の幼馴染と出逢えてゴールインしたの?」
優卵の諫める台詞に、妹は唇を噛んで俯く。
「式の内容だって、自分達の式は、貴女達二人して決めたはずでしょう? それを、人のことに持ち込まないで」
「なによ、ウエディングドレス、オーダーしようなんて、出来なかったんだもん。誰のおかげでって、言葉のあやじゃない!!
それに、巧君は最初からあたし知ってたもん。あたしは妹なんだから、当たり前じゃない!! お姉ちゃんはあたしの式の打ち合わせで、貴悠義兄さんと出逢ったのに!!」
妹の言い分には、優卵は溜息だ。
「当然でしょう。貴女は高校を出て直ぐに結婚して、式を挙げてるの。挙式代、誰が全部負担したと思ってるの? 費用のことも貴女達は話し合ったはずよ?
貴女が私の妹だから当然に巧君は貴女と出逢ってた? 馬鹿言わないでよ、いつもいつも付いてきた貴女がいたからでしょう。馬鹿言わないで」
優卵の言葉に、妹は即座に噛み付いてくる。
「なによ、なによ!! そりゃ、自分達で費用持つお姉ちゃんからすれば、そうなるわよね!! なによ、嫌味ばっかり!!」
もう、子どもの駄々もいいところなことをごねだした妹に、優卵の方が頭痛を堪えていると、突如と声が割り込んだ。
「……申し訳ないけど、そこまでにしてもらえる?」
「貴悠さん!!」
割り込んだ声に、優卵がキョトンと見上げると、貴悠が何処か怒ったような表情で、妹を見つめている。
「優卵の言葉通りだと思うよ? それに、君は優卵が君の結婚式のときにどれだけ心を砕いて、どれだけの我が儘を嫌な顔一つせず引き受けてたかも忘れてる。
森村の件で何か相談があるなら、優卵も僕も乗れるけど、それは優卵を攻撃していい材料じゃない。悪いけど、優卵は連れてくよ」
強制的に店から連れ出されて、優卵の方は面食らった。貴悠の方は頭痛を堪える仕草で、運転席のハンドルにもたれかかっている。
「ええと? 妹といる場所、よく解りましたね?」
「……森村から電話、『先輩と優卵ちゃんの式の話聞いて、希生が機嫌損ねたみたいだから、優卵ちゃんのとこに乗り込んでると思うんですけど』ってさ」
貴悠の言葉に、優卵は苦笑い。
「うわ…………」
「あいつも大概、いい加減にしろよなぁ。で、優卵は大丈夫?」
貴悠の言葉の意図が解らず首を傾げた優卵は、思い当たって、微笑んだ。
「……『巧君は最初からあたしを知ってるもん』の件、聞いてました?」
「や、聞く気じゃなかったんだけど、あれだけ大声で騒がれてると、店に入った途端に飛び込んできた」
貴悠の言葉に、優卵は微笑む。
「今になって、貴悠さんが気にするとこ、そこ? そうじゃなくて、誰のおかげで出逢えたと……は、ちょっとキツかったけど」
心配の色を含ませた貴悠に、優卵はカラカラと笑う。
「だって、巧君とあの子が結婚して、無茶を思いつかなかったら、貴悠さんとは出逢えてないの、確かだし…………。
だけどね、誰かさん、私に繰り返し伝えてくれたでしょ? 『譲っちゃ駄目なときは譲っちゃ駄目なんだ』って。貴悠さんの過保護が爆発しただけ。
あの子がいくらごねようと、多分、頭痛は抑えきれなかったけど、譲らなかったと思いますよ、私」
優卵の言葉に、貴悠は微笑んで、そう、と肯いた。
「それなら、僕が出て行く必要、無かったかな?」
「うーん、逆効果になったかもしんないから、却って良かったのかも」
「えーと、どういう意味?」
「あの子の性格、ある程度見えてきたでしょ? 貴悠さんが迎えに来たのと貴悠さんが私の立場で発言したの聞いて、どうせ、自分も一人なんか嫌だって……。
巧君の携帯に、泣きべそで泣き付いてる頃合いだと思います。喧嘩してたみたいだし、いい仲直りのきっかけになったんじゃないかしら?」
悪戯っぽく笑った優卵に、貴悠の方は苦笑い。
「まぁ、困った義弟と義妹だね」
「今更ですけどね?」
後書き
作者:未彩 |
投稿日:2016/01/19 13:08 更新日:2016/01/19 13:08 『人魚姫のお伽話』の著作権は、すべて作者 未彩様に属します。 |
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