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作品ID:749
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龍は将の先輩

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


初仕事

前の話 目次 次の話

「・・・・・・」



真は、ひとつの封筒を見ていた。



「・・・・・・将輝」

「はい?」

「・・・・・・仕事だ」



真の投げ渡した封筒を、将輝はキャッチした。



「『足が悪いので、階段にスロープを設置してください』・・・・・・って、エレベーターがあるのに何故?」

「・・・・・・お前は、3月11日にあった『東日本大震災』を忘れたのか?」

「あ・・・・・・」



そういえば・・・・・・東日本大震災。



3月11日に、突然大きな地震が発生。

たくさんの被害をつくりあげた、大震災である。



「それで、エレベーターが止まって困ってる」

「なるほど・・・・・・」

「で、お前に初仕事をさせる」

「・・・・・・え?」

「安心しろ。 空を同人としてつかせる」

「・・・・・・」



空はニコニコしながら、将輝を見ていた。



「頑張ろう! ショウグン君!」

「・・・・・・こちらこそ」



そして、将輝達は階段のほうへ向かった・・・・・・。――



「――んじゃ、始めるよ?」



空は釘とハンマーを手に、スロープ作りにかかった。



「ショウグン君、そっちのほう持ってて」

「はい」



・・・・・・多少の時間がかかり。



「やっとできた?」

「疲れましたね・・・・・・」



スロープが、完成したのであった・・・・・・――

後書き


作者:四神 麒麟
投稿日:2011/06/01 21:23
更新日:2011/06/01 21:23
『龍は将の先輩』の著作権は、すべて作者 四神 麒麟様に属します。

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