笑本

元々は「近代麻雀ゴールド」の増刊として2003年8月1日号で産声を挙げたちょっと他の4コマ誌とは毛色の違う雑誌です。
独立創刊は2009年1月号と、意外と若い雑誌なのです。
最大の柱はアニメ化もされたももせたまみ先生の「せんせいのお時間」。
タイムレーベルではお馴染ですが、実は竹書房様の雑誌としては珍しくターゲットが明確に男性となっています。
そのため、高校等を舞台とした作品が多く、年齢層はきらら世代より若干上。
ただ、性別も年齢も、特にピンポイントで狙っている感じはなく、やや幅を持たしている印象です。
作品の連載としては中期連載くらいの長さの作品が犇めいていますね。
ちなみに、表紙は基本として「せんせいのお時間」が多かったです。

雑誌としては一般4コマ誌と萌え4コマ誌の中間のような存在。
そのためかメイドや擬人化など萌え要素を含む作品も多数あります。
それと同時に作品の多くが長期連載作であり、入れ替わりがそれほど多くないのが素晴らしい点。
実は早い段階から「せんせいのお時間」がアニメ化。
比較的早い段階で4コマのアニメ化をしていたんですが、その次が「森田さんは無口」と、かなりの期間が開いています。
これもターゲットとする読者層がアニメ世代よりも若干上だからなのかもしれません。