笑本

今は亡き雑誌です。
ですが、実は多くの良作がここから巣立っていったのです。
そういう意味では「どうして休刊になったのかな？」というのが正直なところです。
良作たちは掲載誌を変え、今もなお好評連載中の作品が多いです。
元々はまんがホームの増刊として1993年に創刊。
その後1994年8月号で独立創刊。
2011年1・2月合併号にてリニューアルに向けて全ての作品が連載終了か他誌への移籍。
2011年3月号にて全面リニューアルし、全作品が新連載。タイトルも「まんがタイムLovely」に。
2011年7月号をもって休刊。

師走冬子先生の初期の作品である「女クラのおきて」が連載。
あの湖西晶の数少ない「非エロ作品」の「お湯屋へようこそ」もここで連載されていました。
ただし、「お湯屋へようこそ」はきららレーベルとしての単行本の刊行でした。
師走冬子先生は「女クラのおきて」の後はすぐに「うさぎのーと」を連載。
どちらも長期連載作です。
2011年1・2・月合併号でリニューアルのため多くの作品が終了 or 移籍。
「うさぎのーと」「少女カフェ」「放課後のピアニスト」がホームやスペシャルに移籍しました。
「サクラ町さいず」は並行連載だったのが連載誌が1冊になりました。
「ポンチョ。」はリニューアルと関係なくスペシャルへ移籍していました。
つまり、ここにある作品全てが「リニューアルによる連載終了」の憂き目に遭っていないんです。
おお・・・強い。