笑本

恐らく4コマ業界でも特異な立ち位置の雑誌です。
まず、大きな流れとしてある「萌え」にほとんど流されていません。
そして、4コマ誌ではありますが、メインが「新クレヨンしんちゃん」。4コマではありません。
4コマ誌にコマ割り漫画が掲載されることは珍しくありませんが、看板作品が非4コマと言うのはこの雑誌だけです。
これは前身が「漫画アクションファミリー増刊『クレヨンしんちゃん特集号』」だったためで、そこから改題しての創刊だったんです。
創刊は2000年12月号。
作品のジャンル幅広いですが、体感としてファミリーやオフィスモノが目立ち、掲載作品の画風もあって対象年齢はやや高め。
まあ、これは他の4コマ誌と比較して・・・なのかもしれませんが、そういう感じです。
この雑誌の他に、「コミックハイ！」がありますが、こちらは非4コマ誌のため割愛させて頂きます。
ちなみに、「コミックハイ！」は打って変わって若年層ターゲットの萌え系です。

ウチで扱っている作品がほぼ同時期に重なっていますね。
実は増刊として「まんがタウンオリジナル」という雑誌があったのですが、2006年9月号をもって休刊。
その際に多くの作品がこの「タウン」や「コミックハイ！」「ケータイまんがタウン」に移行しました。
「花やか梅ちゃん」「ほほかベーカリー」「だめよめにっき」はその際にタウンに移行してきた作品。
他に、ウチで扱っている作品としては、「男爵校長」がその際に「コミックハイ！」に移行しました。
なお、今や伝説となった「もえよん」もこの双葉社様発行の雑誌でした。
芳文社様と同様に、連載途中で打ち切られた場合は単行本の最終巻が出ないことがままあるのが気になる点。