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人物流水


ギリギリのブラックなネタと百合。そして・・・愛すべきキャラクター達!
「落花流水」に登場する個性豊かな彼女達についてはWikipediaの記事等で解説されていますが、ここでは「笑本目線」で考察。
先生の作品の大きな魅力の一つはやはりこのキャラクターの魅力。
独自の視点で切り込みます!
んで・・・メインキャラ4人の紹介順ですが、散々迷いましたが単行本での登場順ということに(描き下ろし部含む)。
水夏と秋穂・春河と真冬ちゃんのセットにする都合もありますし(季節順や年齢順だと崩れちゃう)。
ちなみに、原作・各種小冊子の内容のみからです。ドラマCDや小説の内容は反映させていません。


桜庭女子高校


葉山 秋穂
ある意味作品を象徴する存在です。
高校の合格発表(入学の2か月前)を見に行った日に偶然出会った水夏に憧れて弓道部に入ります(1巻P3〜)。
そのため、連載開始時は高校1年生で、その後に3巻P23にて進級して2年生になりました(クラスは2-C)。
乙女な性格ですが、憧れの水夏に関することには理性が利かなくなることもしばしば。というわけで、水夏命の肉食系百合な方です。
当初は恋心を秘めた・・・という描写が多かったですが、次第にかなり攻めた言動が目立つように。時にマニアックな方向にそれが進む事も・・・
また、水夏関連になると耳としっぽが生えて「ウルフモード」になります(正式な命名は1巻P30)。このモードでは夜目が利きます(1巻P89)
それに加え、鼻血体質でもあり、頻繁に鮮血を迸らせています。
そんな一途で純な想いに水夏の想いや態度も変化して・・・というのが本作のキモ。
落花流水な関係がどうなっていくのかは本編をお読みください♪

根が真面目なのもあり、弓道歴1年目ですが審査会にて見事初段に(2巻P105〜)。
ちなみに、高校生の初段取得は実はハードルが高いんだとか(合格率3割くらい?1級までなら多いそうですが)。
この事からも(水夏に憧れているということもありますが)練習に対して真面目に取り組んでいることが分かります。
さらに、8巻P68以降は部活動とは別に弓道教室にも通うほどの熱心さ(同じ教室に霧香ちゃんと美雲ちゃんも通っています)。

その真面目さが生きているのがもう一つの特技になっている「料理」。
水夏のために料理の腕を磨いており、着実に上達中(3巻P46)。
お菓子も作れるようになっています(5巻P17)。
その事もあり、将来はコックを目指そうかと考えています(4巻P3)。
ただ、紅茶やコーヒーを飲む際は、極端に甘くします(2巻P85・うららっか)。味覚は大丈夫だろうか・・・
弓道にしても料理にしても「その道を究める」ではなく「愛する水夏のため」であるのが何よりも彼女らしいです。

当初は胸が小さいということだったのですが(1巻P93が分かりやすい)、その後成長。ちなみに、母も「入れてる」そうです(1巻P72)。
ちなみに、初期設定としては「水夏>>>>秋穂>春河>>(越えられない壁)>真冬」とのこと(うららっか)。
4巻P50にて「ここ1年で3cmくらい」とのことで、2巻P49時点で78cmですので81cm?

マンション住まいで両親と共に住んでいます。マンションは本当はペット不可ですが、猫の「もか」を飼っています。
関係ないですが、もかの体重はおよそ3kg(2巻P58・秋穂が4kg痩せて、「秋穂 + もか」で痩せる前の秋穂より1kg軽いことから)。
学校の成績は残念で、この学年は勉強に関しては全滅。
度々テストや勉強で苦労するネタが描かれています。
また、パソコンを触ったこともほとんど無し(3巻P19〜)。

私服は爽やかで清楚系を好んで着ています。


帆風 水夏
弓道部の部長にして暴走しがちな弓道部の良心。
弓道の腕も当然優れていますが、しっかりとした人格者のため部員達からも慕われています。
非常にモテ(女子高のため当然女子に)、バレンタインデーには彼女にチョコレートを渡すための長蛇の列ができる程(1巻P26)。
2年生の際は紙袋8袋。その前の年では機動隊が出動し、負傷者3名の大事になっていたそうです。
秋穂意外にも狙っている人は多い筈ですが、このような描写は序盤のみで、その後は比較的落ち着いています。
秋穂が駆逐したか、それとも既に周囲から「公認の中」となっているのか・・・
同学年の友人は3巻から参戦の夕以外は描かれず、弓道部のメンバーと共に行動することがほとんどです。
過去に色々あり、おまけに上記のようにスター扱いされることから同級生たちとは距離を置いているのでしょうか?

弓道の腕は作中No.1で、高校弓道大会では個人戦で優勝、団体(秋穂も参加)でも3位に入賞(1巻P45)。
この大会がブランク明けの大会であったことが後日語られています(5巻P39)。
中学時代も全国3位の凄腕。
自宅はかなり大きく、父は県警の本部長。弓道でも錬士号を持っており、弓道連盟の役員で審査会(段位認定試験)の審査員を務めるほど。
高校入学以前の弓道や家族に関しては色々あり、2巻P59〜 で語られていますのでそちらをどうぞ。
その後の親子関係に関しては相当激甘になっているようですが・・・(9巻P82)。
また、当初は弓道三段と、この時点でハイスペックですが、作中の審査会で四段に(2巻P105〜)。
高校2年生で四段って・・・ねぇ?そりゃ全国トップクラスです。

凛とした雰囲気で、「部長らしく」いようとするのですが、実は可愛いもの好き(初出は1巻P53)で怖いものが苦手(1巻P36)。
特に猫に関しては理性が利かなくなるほどで、結果として「ペット不可のマンション住まいの秋穂が猫(もか)を飼う」という事態に(1巻P70〜)。
これは、自身の家では母が猫アレルギーのため飼えないこともあったんですが。ちなみに、父は水夏同様に猫好きです。
猫カフェにも頻繁に通っています(5巻P72・P81〜)。
メロンパンでも同様に理性が弱まります。
また、重度の花粉症持ちで、発症すると人格が変わります(2巻P17〜・P27・これは仕方がないですよね)。
それに加え、実は寒がりと弱点が少ないわけではないですが、それを補って余りあるほどのスペックと魅力を兼ね備えた方であることは紛れもない事実。

当初は秋穂の一方的な恋心で、それに気付いているのかどうか・・・という描写でした。
少なくとも「憧れられている」くらいは気付いていたんでしょうが、多分「恋心を向けられている」ことには気付いていなかったのかな?
その後、徐々に水夏自身も秋穂を意識する描写が増え、ついに秋穂の事を名前で呼ぶようになります(4巻P61・他のメンバーは名字)。
秋穂のアプローチもストレートなものになっていくにつれ、水夏の方も「自分はどうだろう?」「どう応えるべきだろう?」となっていき、終盤では色々と自覚するようになっていきます。
その結果、色々と残念なことにもなるのですが・・・(8巻P37/9巻P75/76)
秋穂の家にもか(猫)がいるようになってからは頻繁に家に通っています。

勉強の苦手な後輩たちと違い、成績も優秀。
それ以外でも博学で、作中の解説役を担うことも多いです。
ただ、この作品の登場人物は総じて「なんでそんなこと知ってるの?」という方が多いです・・・
んで、弓道の腕前・部長としてのカリスマ性・成績優秀。それに加えて実はクラス委員もやっています(2巻P93)。
ハイスペックというか多忙というか・・・
9巻P79にて車の運転免許も取得しました。

紅茶はストレート、コーヒーはブラック派(2巻P85・うららっか)。
将来は動物に関わる仕事をしたい(3巻P9/4巻P4/9巻P105)とのこと。


草場 春河
先生のサイトのBBSにて、「明言はしてませんが春河は小学校までは大阪にいて中学は関東の学校に入っている設定」とあり、正真正銘の大阪人。
分かりやすい「漫画の大阪人」で、作中のムードメーカー兼トラブルメーカー。
ただ、恋の暴走する秋穂のツッコミ役でもあります。
中学時代から弓道をやっていたため、高校入学時点で弓道歴3年(1巻P10)。
ただし、腕前はとんでもで、的から大きく外すどころか大会では観客に矢が飛びこむ事も(1巻P39)。ただし、「動いている的」なら百発百中。
また、射癖が酷かったとのことですが、矯正して秋穂と共に初段を取得(2巻P105〜)。

大阪人らしく、ボケとツッコミの両方を標準装備。
天然でとんでも行動を引き起こす秋穂と違い、狙ってボケに行くタイプのネタが多いです(うららっか)。
また、真冬ちゃんとのコンビが多く、息の合ったネタを展開することも多いです。
特に初期は某スピードなワゴンさんの「あまーい!」を二人で持ちネタにしていました(初出は1巻P104)。
最後にこのネタ使ったのは4巻P19かな?

アパート住まいで、そのアパートには怪しい方々がお住まいの様子。ちなみに、3DK(1巻P19・2巻P100)。
壁を壊してしまった経験(9巻P64)など、「アパート暮らしネタ」の持ち主でもあります。

成績は残念(恐らく現在の2年生の3人の中でも特に)ですが、スポーツは全般に得意。
スノボ(1巻P16)やスケート(4巻P95〜)も出来る様子。小学4年生のドッジボールでは「何度当てても顔面に行く」という恐ろしい腕前を披露(2巻P5)。
手先の技術の必要なものは苦手ですが、マラソンや短距離等の個人技は得意とのこと(うららっか)。
それ以外にも、「三角割り」「突き破り」といった「特殊なお仕事」の技術もある様子(1巻P31・「ピッキングは出来ない」と発言あり)。
でも、絵心は無いです(2巻カバー裏)。

スポーツ観戦では野球の「タイガーズ」(阪神タイガースのパロディ)のファンで虎党。
ちなみに、先生自身は中日ドラゴンズのファンです。

スタイルは暁の胸を散々ネタにしていますが、自身も標準以下(2巻P49で成長前の秋穂以下であることが語られています。この時点で秋穂は78cm)。
普段着は動きやすいラフな格好が多いです。
水夏同様に重度の花粉症持ちでした(2巻P17〜・P27)。

登校は自宅から最寄り駅まで自転車、電車を降りてからは歩きで学校へ(うららっか)。

将来は警察官に・・・とのことで、高卒で試験を受ける予定だそうです(4巻P5/9巻P106)。


霜月 真冬
1巻P54で初登場した弓道部の顧問。ついでに、科学の先生で、怪しい薬も作っています(1巻P57)。
また、3巻以降は秋穂達のクラスの担任も務めています。
小学生に見えますが、れっきとした大人で、年齢をネタにしたお話が多いです。でも、お尻には蒙古斑があります(1巻P65)。
ただし、体力も子供レベルで、弓道部顧問にして引き分けすらままならない(1巻P60)ため指導もあまり出来ていない様子(1巻P111〜・言っていることが合っていても、実績がないため信用されず・・・)。
ちなみに、最高飛距離は3メートルなんだとか(1巻P90)。
作中で特注の弓を作った際も、驚きの4kg(女子の適正値=10〜15kg)。おまけに引き分けで車椅子生活に・・・
関係ないですが、江戸時代では約30kgだったのだとか。はい、関係ないです。
ただし、健康診断でメタボの兆候アリだそうです(3巻P26)。
見た目と体力が子供で中身とお腹とお肌(3巻P87)は年相応。時々、初老ボディ。
ある意味ハイスペック(?)なお方です。
年齢は25歳(1巻P76)。その後、3巻でみんな進級しているのでプラス1歳が現在の年齢です。
当時、小学2年生(7歳)の霧香ちゃんとほぼ同じ体躯で、「20年近くどこも伸びてない」という発言(1巻P115)から見ても、合致します。
また、2巻P7の柱の傷から9歳頃から成長が止まっていることも確認できます。本人も6巻P37で「私は小学生で成長止まりましたが何か!?」と発言しています。
祖母(霜月 つゆ子)も同様の体型で、1巻時点で85歳。
その祖母と両親の4人暮らし中です。
なお、本人と祖母は老眼、母はコンタクトです(4巻P85/86)。

当初は気管支炎をこじらせ、とある事情で病院に行くことが出来なかったため半年間休職(1巻P58)。

当初は保険の先生として登場する予定だったそうですが、「保健医(養護教諭)が顧問?」ということで化学教師になった経緯があります(うららっか)。
また、本来は水夏とコンビになる筈が、いつの間にか春河の相方になったそうです(うららっか)。

何故かふぐ調理師の免許を持っています(4巻P3)。
関係性が深まったり変化したりするメンバーたちの中で、春河と共にブレることのない人でした。


綾瀬 暁
洋弓部のエースで春河以上のスポーツ万能。
夕の幼馴染で自他共に認めるラブラブカップル。というか、既に夫婦でいいと思う。
実際に頻繁に「熟年夫婦」というポジションで自称「新婚夫婦」の秋穂たちと比較されます。
ただ、「口での」キスはしたことが無いらしいです。ちなみに、ファーストキスは・・・(5巻P105・少女、少女に会う。)。
夕の保護者であり、ある意味本作一番の苦労人。
弓道部に所属することになったのも夕がきっかけ(3巻P36)。
二人の間には深い深い絆があり、それについてはここで語るよりも実際に読んで頂くべきでしょう。
フォワードにゲスト掲載され、単行本3巻P101〜 に収録されています。

成績が悪いのはデフォルト。結果として3年生グループは成績優秀、2年生グループは成績が残念、という構図に。
その分、運動に関しては随一で、夕が日本にいない間は色々な事にチャレンジしていた様子(4巻P94)。
また、時々物凄く真面目な面を出します(5巻P84/P100)

スタイルでは圧倒的に胸が無く(9巻P96より、小学校から変わっていないのだとか)、頻繁に春河にネタにされていますが、その春河も・・・ねぇ?

頭の髪止めは夕から貰ったもので「カワイすぎないアクセサリー」ということだそうです(3巻裏表紙・少女、少女に会う。)。
服装も可愛らしいものは恥ずかしがり、スポーティーな物が多いです。下もパンツルックがほとんど。


五条 夕
3巻P29にて初登場の新たな弓道部員。
非常にぽややんとした性格で、体も弱く、素で脈が無いことも。
そこそこ重度な天然さんで(一方で、妙に鋭い時も)、相方の暁も苦労していはいますが、当然ラブラブな自他共に認める熟年カップル。
暁とは幼馴染ですが、色々あって2年ほどイタリアのシチリアに住んでいました(逆算すると中学卒業の頃から)。
その後、日本に戻ってきたため、3年生から編入(3巻P31)。水夏と同級生です。
暁が所属しているのが本当は洋弓部なのを弓道部と勘違いし、偶然出会った弓道部員達との縁もあり弓道部と洋弓部の両方に所属することになりました。

シチリアに住んでいた原因にもなっているのですが、ご実家は極ロードのご様子。
そのためなのか感覚自体がズレていますが特技もズレていて、服飾の技能を持っているのですが「防弾・防刃加工」も可能なのだとか(4巻P40)。

携帯は持っていないです(3巻P32・P69)。

体力が無いため(4巻P113にて腕立て伏せ2回が限界)、弓を射ても的まで届きません(4巻P22)。
その後は(意図せず)保健室に撃ち込むまでになりました(7巻P82)。
一方で、いつもスタイルをいじられる暁とは正反対で、登場キャラの中で一番スタイルがいいそうです(少女、少女に会う。)。

実は「運が悪い」という設定もあったのですが、無くなりました。また、獣耳っぽい髪形ですが、ラフの時点ではもっと分かりやすい獣耳の案も(少女、少女に会う。)。
どちらも無くなりましたが、後者は後の「インプロ!」のミャー子に「天然無垢」の設定と共に引き継がれました。


保健のセンセ
あの春河すら手玉に取る保健の先生。
「こういう手練手管なら割と得意分野」と言い放つなど、いわゆる「大人のネタ」を担当することが多いです。
秋穂達が2年に進級した直後にちょっと前まで二人暮らしだったと発言したり、振られて荒れたり、以前の彼氏の話が出たりと、年齢相応の経験を積んではいますが、男運は無さそうです。
真冬ちゃんと仲がいいのですが、未だに名前の無いお方。設定はあるそうなのですが・・・(5巻P94・少女、少女に会う。)
最後までお名前は判明しませんでした。
後半は真冬ちゃんと共に「独身女」というポジションでした。


平田先生
本作唯一の名前のあるレギュラー男性キャラ(名前があるだけなら他にもいらっしゃいますが)。
女性陣に混じって唯一の男性ということで、お約束ではありますが不幸引受人。
恐らく作中で一番の常識人。
そう、コメディでは常識人が苦労をしょい込むのはお約束。
実は「ボランティア部」の顧問(4巻P116)。
後半は特に出番が・・・の結果、「そういえばそんな人もいたような・・・」という印象。
最後の登場は6巻P16か?


結城
洋弓部の部長。
桜庭女子高校はクラブ間の仲が悪いそうですが(4巻P57で明言)、弓道部と洋弓部の関係は比較的良好です。
というか、洋弓部の部員は結城・暁・夕の3人しかおらず、夕の転入前はたった2人きりのクラブでした(9巻P96)。

元気でさばさばした性格。
桜庭高のキャラで唯一のSな方で、そういう描写もあります(6巻P95)。
暁が洋弓部を辞めることの出来ないように「ネタ」も掴んでいます(4巻P89)。

ストライクゾーンは下は中一から上は50歳くらいまでOKなんだとか(6巻P93)。
スタイル的には無縁が中学の頃から成長していない御様子(9巻P96)。

実は家は弓道具店で、本人も少しかじった事がありますが作法が面倒ですぐ辞めたそうです(4巻P89・6巻P33〜)。




日工大付属


ジェーン・マグワイア
日工大付属の弓道部部長で、アメリカ人(1巻P43・5巻P34)。
ただし、10歳から日本に住んでいるため日本語はペラペラ・納豆もくさやも大好き(5巻P35)。
弓道も日本に来た頃から始めました(6巻P73)。
実は1巻の時点で登場していて、その後に再登場し、準レギュラーとなりました。
ただし、1巻の時点で秋穂達が1年生で水夏は2年生。ジェーンは3年生でした(1巻P43)。
恐らく、この時点では再登場予定はなく、その後に唯一時空を飛び越えたのでしょう、うん。
さらに、実は2巻P105〜 の審査会にも参加。三段に合格しています。
そのため、作中で唯一水夏と勝負が出来るレベルのお方。
ご本人はその水夏に憧れ(百合的ではなく)を抱いてい、目標にしています。

雅とは親友ですが、いつもいぢめられています。

実は作中唯一のカナヅチキャラ(6巻P113・アメリカ育ちで、そもそも夏場に授業が無いため)。
その一方でバイクの免許を持っています(9巻P86)

初期の没キャラにスリランカ人の「ティラニー」というキャラがいたのですが(うららっか)、助っ人外国人枠には彼女が選ばれたようです。


桜井 雅
茶道部の部長でジェーンの相方。
恐らく作中最強のドSの方。
ジェーンを愛情たっぷりにいぢめています。もちろん、彼女の愛情表現です。愛のあるいぢめです。
ただ、攻められる方には慣れていないご様子(7巻P69)。
ジェーンと茶道部以外の人には人当たりのいい優等生で通っているそうです(6巻P73/7巻P101)。


吉川 千尋
典型的元気っ娘で集中力の無い子。
ジェーンに憧れて弓道部に入部したものの、弓道自体には飽きてしまっています(でも、「弓道部」は気に入っています)。
年齢は秋穂達と同じく2年生。
お調子者でいい加減で、元気はあるけれども、勉強だけでなく運動も実は下の上程度(6巻P91・P116)。


大野 冴香
千尋の保護者で彼女に対して友情以上の感情を抱いている女の子です。
ただ、当の千尋は全く気が付いていませんが。
この空回りっぷりは桜庭女子のメンバーではなかった百合カップル、略して百合ップルですね。
日工大の皆様は「桜庭高だけでは描けなかったカップルを描く」という立ち位置のような気がします。
いわゆるツンデレなところがあり、千尋の天真爛漫さなところに惹かれています。
その千尋に巻き込まれる形で弓道部に。
クラス委員長さんです(6巻P91)。


武藤 玲
作中唯一の朴念仁キャラ(先生曰く「玲も朴念仁というより「傍観者」のポジションですかね。」とのこと)。
でも、実は常識人で成績優秀。
良くも悪くもマイペースなお方で、千尋と冴香の凸凹な友情をニヤニヤと見守るのが日々の楽しみ(6巻P109)。


その他


松来 霧香
水夏が偶然出会った迷子。
初登場時は7歳で小学2年生でした(1巻P79)。
ちょっとダメな母(松来 霞)に色々と苦労し、父は単身赴任中ということで冷めたところのある女の子ですが、何と言ってもこの子と言えば秋穂2号とでも言うかの如くの百合っ子であるということ。
小学生にして秋穂とタメを張れる子で、水夏に憧れています。
見た目は真冬ちゃんとほぼ同じで、違いはお腹回り?
初登場以降に髪形を水夏に合わせたため、見た目の違いも生まれました(9巻P41にて胸にも差が生まれつつあることが発覚)。
非常に冷めた性格ではありますが(あの家庭環境では仕方がないか・・・)、水夏の事となると暴走しがちなのは秋穂と同じ。
そのため、秋穂同様に「ウルフモード」が発動します(初出は2巻P42)。
まだまだ百合に対する耐性は秋穂達ほどではない様子(5巻P53)。
ただ、どんどん進化しています・・・(6巻P86)

その一方で8巻P65以降は美雲ちゃんという相方と共に出演するようになり、「想われる側」としての立ち位置を得ます。
現実をある程度理解もしており(9巻P46)、子供らしさと背伸びが最大の特徴。

実は当初は名も無い迷子の筈だったという過去を持っています(うららっか)。


はーさん・ノンち
秋穂の中学の頃の同級生。眼鏡を着用がはーさんで、モスグリーンの髪がノンち。
中学の頃に「試し」でキスをする仲で(2巻P4)、MAX「2008年10月号」にて、

はーさん「私達は進展も何も0%だよぉ」
ノンち「まあ0%とというか」
ノンち「1周して0%?」

ノンち「漫画の知識を鵜呑みにして実践するのはどうかと思うけどね」
はーさん「だからあの時はゴメンってばー」

等との過激発言あり。タイトルも「ひととおり」「試行錯誤」でした。
ちなみに、単行本収録時(4巻P66・P67)にはタイトルもセリフも別の内容に差し替えられていました。流石に過激すぎましたか・・・

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