人外が多く登場する作品。そんな作品の人外たちを纏めた「妖怪大辞典」。
今回はととねみぎ先生の「0からはじめましょう」。
主に学校の怪談に登場する霊たちがキャラクターとして登場しています。
キャラクター | 妖怪ジャンル | 解説 |
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東屋ことり | 生霊 | 本作メインヒロイン。生霊となってしまい実体が無い。人間や他の動物に憑依することが可能。 |
保科千津子 | 地縛霊 | 学校の屋上に憑いている地縛霊で、通称「ポチ子」。 首輪をしており、それが屋上のフェンスに縛り付けられており、「戒め」の許す範囲でしか動けない。逆に言えば、その範囲ならば自由に動ける(その戒めも相当な長さがある。少なくとも日下部家までは行ける)。 死因は屋上からの転落死だった。 周囲の人を不幸にする能力だが、その能力はタワシメガネ君にのみ発揮されている(狙って発揮しているわけではなく、他の人に通用していないだけ)。 |
トイレの花子さん | トイレの花子さん | 学校の怪談の代名詞、トイレに駐在する女の子の霊。 本作では学校内を自由に行動できる模様で、高校の霊たちのリーダー役をしている。 学校毎に存在しており、中学の花子さんは・・・ごつい(それぞれにナワバリもある)。これは本作の霊たちが「そこでの知名度」が力の源としているためで、高校の霊は力が弱い。 本来は「学校の七不思議」だったが、現存する少数の霊を残してみんな消えてしまっている(別の所で働いている。詳しくは単行本2巻にて)。 |
テケテケ | テケテケ | 電車事故で下半身を失った霊。ルーツは北海道らしい。多くの場合は女性とされているが、本作では可愛らしい男の子で描かれている(本人も怖さよりもキュートさを優先している)。 霊たちの中でもレギュラー格で、常に花子さんと行動を共にしている。 |
ベートーベンの肖像画 | 音楽室の肖像画 | いわゆる目が動くモーツァルトや、目が泳ぐバッハ(ん?何か違う?)の類で、本作では「笑うベートーベン」が登場。そして、出番は1話だけだった。 |
白亜 | 死霊 | ネクロマンサー「黒乃ミコ」の使い魔。霊格が高く、非常に危険な状態だったことりの体に憑依して学校生活を送ることになる。 |