人外が多く登場する作品。そんな作品の人外たちを纏めた「妖怪大辞典」。
今回は森ゆきなつ先生の「タマさん」。
他の作品とは違い、オリジナルの妖怪たちが多数登場しますヨ。
ちなみに、タマさんは「ただの猫」やで。
キャラクター | 解説 |
カビ虫 | 記念すべき妖怪第1号。夏場どこからともなく現れてはモノをカビさせる不思議な生物。如月家に大量発生し、ブルーチーズを残していった。 |
コボックルさん | 童顔に悩む大人のもとにまれに現れ、その人を子供にしてしまう。 |
デカボックルさん | コボックルさんのおとん。コボックルさんの落とし前を付けてくれる。成長する過程でみんなお世話になっていて、成長痛の正体。 |
ユキノコ | 雪と一緒に降ってくる存在で・・・溶ける。雪と成分的にはほぼ同じだが、若干ミネラル分高い。実は登場回数が多く、如月先生のトラウマ。 |
生露丸 | 八丸つぁんとお九ちゃん。タマさんの実家に伝わる秘伝の薬で、一昔前の人情ドラマ風。おじやのレシピを持っている。子だくさん。 |
春眠草 | 妖怪ではないが、人には発見されていないが猫にはメジャアな植物。眠気を誘う効果と、猫が食べると胃にたまった毛玉によく効く効果がある。 |
コロモムシ | 衣替えの終わったタンスにもぐりこんで冬を越す虫。服を細かくかみくだいて自分のミノにする姿はエビフライともねこじゃらしとも形容される。現在は新しい環境で楽しく暮らしている。 |
ウミネコ | 懐かれると「にゃー」をつけてしかしゃべられなくなる。鳥のウミネコもこの猫に懐かれたなれのはて。 |
ヘルメスの石膏像 | 泣く。 |
ヤナラシさん | ご先祖のより集まりで守り神みたいなもの。礼儀作法に厳しい。 |
春鬼 | 思春鬼・発情鬼・倦怠鬼がおり、春になると出没する。節分に豆をまかなかった家はあっという間にとりつかれる。 |
アッフーリカーノ・ノロ・イ・ノニ・ンギョー | いぢめられっ子。 |
カプンコ | 花粉を風にのせて遠くへ飛ばすイキモノ。普段は目に見えないが、とある条件で見えるようになる。花粉症の原因。 |
春の幼生 | つくしみたい。春を呼ぶ存在だが、寄生されると頭が春になる。 |
穴モグラ | 穴があったら入りたくなる話を聞くと穴を掘りまくる習性がある。 |
大和田さん | 人の夢が大好物。 |
ダ鳥 | ダジャレで人々を寒さのどん底に陥れる。一匹おったら三十匹。 |
秋 | 速い。 |
モチもどき | 形も味もおモチそっくりの生きモン。食べると寝正月確定。 |
おむかエンゼルさん | 極限状態におちいった人の前に現れキモチの良いマボロシを見せる。実は両生類。 |
流れ星さん | 願い事を3回言うとその願いを叶えてくれる。光る。 |
ドッペルさん | 妖怪ではなく、日頃抱いている妄想が高い発熱により気化し具現化する現象。 |
ギザ虫 | 10円玉をかじってギザ十にしてしまう。ちなみに、実際のギザ十は当時十円玉が「高額硬貨」だったことを示すために付けられたもの。その後、より高額の硬貨が登場したためギザギザが付けられなくなった。さらにちなみに、昭和33年のギザ十なら10円以上の価値がある(数が少ないため)。 |
「正直に答えんと没収」の泉の女神さん | 額の「泉」が眩しい。極上ささみ。 |
フラッグマ | いわゆる恋のキューピッド。冬眠開けは見境が無い。 |
反抗鬼 | 思春鬼よりもタチが悪い鬼。症状が進むと格好まで変わる。 |