頭の話から双葉がキャラ変。というか、キャラが変。
照も変。
というわけで漫画ではおなじみに夢オチからスタート。
最近はもうネタバレしているようなものなので「夢オチ」と冒頭で言ってから話を進めるパターンが増えましたが、ここでもそう。
葉子様以外のメインキャラたちが全く別の性格で登場。一部は見た目までも。
こういう「いつもと違う姿」は長期連載作品では定番ですね。
んで、唯一変わらなかった葉子様もその次のお話では今まで見せたことのないだらしない顔を・・・
花粉症疑惑の葉子様。今度は彼女の普段見せない表情が楽しめちゃうというわけです。
そして、表情といえばP60のラストでしょうか。
今まで見たことのない満面の笑み。
ええ、お金関係です。
嗚呼、もう誰も彼女が元お嬢様だったとは信じない(P104参照)。
個人的に印象に残ったネタはP63左の殺人事件ものでの車あるあるをバッサリ切っているネタ。
最新テクノロジーは定番さえも切り捨てるということに気づかせてくれています。
なるほど、こういう視点もあるのか、と印象に残っています。
この発想はなかったわ。
そして、P85の2本。
ただチョコを食べるというだけで、間を上手く使うだけで、なぜか不思議に笑ってしまう。
双葉の「なんかね・・・」というセリフと表情で笑ってしまいました。
そしてそして、この11巻での最大のトピックスといえば夢のコラボ!「せいなるめぐみ」の刑部聖がついに本作登場!
葉子様と感動(?)の再開を果たすのです!
互いに全く違う理由で迷迭香女学院を去った2人が中学以来の再会。
全く立場が変わってしまった葉子様は・・・?
彼女、本物のプロに成長しております。
ちなみに、迷迭香女学院 中等部出身の3人のそれぞれについてはこの11巻の巻末描き下ろしに書かれていますし、当サイトでも「荒井チェリーワールド」に纏めています。
そう、先生の作品の世界は全て繋がっているのです。だからこそ夢のコラボもあるのです!
父が薗部さんの店で再び働いたり正社員になったり、バレンタインやホワイトデーに頑張ってみたり、そして上記の数々のエピソード。
この11巻では葉子様を中心としたエピソードが多い印象です。